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奥羽の山里農村いちば
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奥羽の里、岩手県西和賀町内で耕す暮らしを営んでいます。日々の山村のスケッチや、農産物の販売も行っております。

奥羽の山里からの農村通信
▼新規就農のレポートです

奥羽の里へIターン移住し、住居を構え、井戸を掘って農業を開始した1996年〜2000年頃の日常を綴ったページです。

            
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黒にんにくとたらの芽と、末娘の片袖机
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    黒にんにく釜の中

    3月に入り、少し温かくなってきて、シーズンが近づいているという感覚になってきています。冬の仕事勤務も終盤に入り、合間には水稲や他の品目の種子などを注文したりしております。が、まだ雪解けには1か月ありますし、冬場の作業時期であるに違いありません。

    農園の仕事としまして、現在、黒にんにくのまとまった数のご注文(バラ出荷)を大変多くいただいていて、大変ありがたいことに製造が追いつかない状態になっています。保温ジャーで製造していますが、3升のジャー1個では1度に200個で2週間要しますし、新たにジャーを増やし、もう150個を追加で仕込み始めました。

    ご注文は関東方面からですが、日々の常食用として取り入れていただき、イタリアンに使用いただいたり、そのまま食べて、体調にも好ましい変化が感じられたとの感想をいただいて、大変うれしく思っている次第です。黒にんにくはブームともいえますし、だからこそいろんな製品が出回ってもおります。農薬や化学肥料を使わずに、灯油乾燥もしないで自然に近い環境で育てた青果を、何も足さずににんにくの力だけで保温発酵させたにんにくです。唯一小さいことが難点ですが、それも生体としてのにんにくの細胞に負担を強いずじっくりとこじんまりと育てたことで、良質の栄養分が詰まってくれていたら。。などと想像しています。有機というのは安心・安全ということではありますが、慣行栽培とは違った健康上のプラスアルファを秘めているのではないだろうか。そう願いながら、これからも栽培・製作両面で励んでまいりたいと思うところです。


    黒にんにくジャー増設

    製造が追いつかず、急遽2個のジャーを借りてきて、3台で作っていて、左が元からの私ので200個、中が100個、右が50個くらいでしたか、入るサイズです。

    実を言いますと、200個のジャーで追いつかないと思った時、器具装置をいろいろ検索しつつ、「温蔵庫」なる装置が良いのではと思い至りました。弁当を保温保湿するという機械ですが、黒にんにくの製造の適温が65〜75度ということで、確かにジャーに入れた水温計は65度を示しておりました。この温度に適合する値段の安価なものもいろいろターゲットに入れて、まずは試みとして温蔵庫より安価な「タオルウォーマー」を見つけ、安価で入手することができました。

    しかし結論から言うと、タオルウォーマーではなぜかうまくできませんでした。温度もぴったりで、保湿もある。乾燥機の系統ではダメで、保湿性が大事だろう。確実に製造できるであろう保温ジャーを買い足すのでは、温蔵庫へのステップのための実証研究になりません。そんな思いで敢えてタオルウォーマーを入手したのですが、失敗。。。かえって温蔵庫への不安が増した結果となってしまいました。黒にんにくと言えばなぜ「お米用の保温ジャー」なのだろう。。。

    引き続き、理想の製造装置の研鑽を行っていきたいと思います。遠赤外線なども魅力を感じます。



    たらケーブル増設

    さて、今年もたらの芽のシーズンになりました。現在初回の伏せ込み分が収穫を迎えています。早めの時期から出荷して欲しいという要望もあったのですが、こちらも結果的に、初期の伏せ込み分はうまくいかず、2月になってから開始した方が追い越す形で進んでいる形となりました。

    たらの芽も休眠があり、よく栽培されている「新駒」という品種は休眠がほとんどないそうですが、この山形原産の「あすは」は休眠がしっかりあり、1月中は寒い上に休眠のこともあって、発芽に時間がかかりすぎ、その経過でカビや腐れなどが生じてしまいます。原因としてケーブルの温度不足を強く感じていましたので、対策として、急遽園芸ケーブルをもう1セット増設し、2系統のケーブル施設へと改良しました(3月初めまでは30m1セットのケーブルを上と下両方のベッドにまたがって架線していました)。

    これまで施設内の温度計はよほどポカポカの4月とかでなければ、常にサーモの設置温より低く、今回倍増したことで、サーモの設定温と施設内の温度がピタリ一致するようになりました。サーモや温度計そのものを疑ったりもしていた自分にとっては、このピッタリ合っているじゃないか、ということに感銘を受けました。。試行錯誤の取り組みとはそうしたもので、一人で始めるということはこういう学びをくりかえし覚えていくということだろうとも思います。

    オレンジ色のサーモの上に設置した装置が「マルチタップ」になります。園芸ケーブルを水槽の上段・下段に30m1セットずつ別個に巡らせて、それぞれをタップに接続して、サーモにつないでいます。最初と最後は上段だけになりますし、そういう時は下段のプラグを抜いておけば、上の水槽のみを温めることができます。


    たらの芽出荷直前

    ケーブルの密度が上がり、大幅に環境改善がなされ、出荷を迎えました。1月のしょっぱなからこうしていれば、と悔やみます。失った2週間と、悪くして廃棄処分とした駒木は取り戻せませんが、対策の一つはクリアできました。

    なお、初期の出荷用として休眠期が短いと言われる「新駒」も導入すればいいのでは、とも考えましたが、たらの木栽培に致命的なダメージを与える「立ち枯れ疫病」に対し、当園の「あすは」は強い性質を持つことと、キレイな緑色になるということで、品種を増やすことは当面見送りました。市場に大量出荷しているわけではなく、規模をいたずらに増やしても販路面で売り切れないことから、生鮮品ですし、抑え気味に小さく続けることが身の丈にあっていると感じております。

    なお、早い段階の出芽を促す方法として、一般にジベレリンが使用されていますが、当園ではたらの木の段階から水槽での芽吹き工程まで農薬不使用で行っております。また豚糞だけの肥料の使用で少肥設計の中において大きいたらの芽を生産する方法として、春の芽かきをしっかり行って、立ち本数を少なくし、そのことで太い穂木を確保するというやり方を行っています。カビに対しても農薬は使用しないので、まずは温度を所定温度をしっかりキープして、短期間で生育させるという方式で乗り切っていきたいと考えています。

    通勤の傍らの黒にんにく&たらの芽作業は結構きつく、平日も帰宅後は残業1時間という日々が続いておりますが、何とかこの冬作業を定着させて、1年間通しての農作業の構築を目指していきたいと思っています。4月になったらなったで、今年は雪解けは早いでしょうから、本業の農作業外仕事も加わりつつのたらの芽作業となり、忙しさに変わりはないかもしれませんが。。薪割り作業もありますしね。



    想子デスク工房で

    さて、4月から小学校に上がる末娘の机が完成したと木工職人の竹澤さんより連絡があり、9日水曜日は年次を取って勤務を休みまして、末娘とともに町内鷲ノ巣の工房に引き取りに行ってまいりました。上の2人と全く同じ仕様書で作成された栗の木の片袖机と椅子のセットです。写真は運び出し前の職人のアトリエにて。



    3つ並んだ机たち

    そして自宅に搬送し、設置しました。3年前に買った上の2人のと全く同じですが、色は新しいですね。サイズとしては小さめで、横91奥行51で高さが76cm。栗の木なので重量は軽めです。が、丈夫です。3年前にも記事に書きましたが、大人になってもずっと一生一緒に共に引越しを続けてパソコンデスクとして使い続けて欲しいと願い、小型軽量に作ってもらいました。部屋のスペースにもぴったりに収まっています(91cmはこのスペースに合わせたのですが)。

    高さは結構ありまして、6歳のいまは足が着きません。大人になるのを前提に作ってもらっています。椅子の裏側に2016.Springとの刻印がありました。

    机を拠り所に成長していって欲しいものです。


     
    posted by: 渡辺哲哉(園主) | 季節の話題 | 12:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    冬の風物詩、恒例雪あかり行事
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      雪あかり2016_1

      2月6日土曜日の夜は、西和賀町恒例の雪あかりが催され、町内全域で力作の像が披露され、今年も子どもたちと出かけてきました。全域ですので全部見尽くすことはできませんでしたが、県道1号沿いの南方面で主な箇所を車で巡って来ました。

      太田地区のこの孔雀像は個人的には一番すばらしく思えた作品です。


      雪あかり2016_2

      湯元温泉付近の会場では屋台が並んで、ちょうど三味線の演奏が行われていました。スポットライトは隣接する民家の2階の部屋から投光されていて、手づくり感がありましたね。銀河鉄道も見事でした。


      雪あかり2016_3

      最もメインの会場になるのが「ほっとゆだ」駅付近のスペースです。産直施設の湯夢プラザもそばにあって、大勢の客でにぎわっていました。うちのにんにく製品も売れてくれればいいのですが。。



      雪あかり2016_4

      こちらは新町地区の公民館前。県道沿いでここもにぎわっていました。この県道1号ですが、実に込んでいまして、渋滞と言っていいくらい。ありえばいほどで、びっくりです。盛岡から観光バスが出る話は聞いていましたが、大型観光バスも1台や2台ではなく、この数年でしょうか、急激に来客が増えているようです。

      それに伴って、地区住民の雪像作りに対する意気込みもかなりアップしていて、各地域、実に力が入った作品を見せてくれています。当園の地元である長瀬野地区も良いものを作っており、子どもらも参加してきましたが、いかんせん、県道から八年橋を渡って地区内に入ってくる車は少なく、見物客は地元民のみという感はありました。和賀川東側の集落はどこもそうで来客が少ないのは残念ですが、弁天地区などもいいものを作っていましたね。


      雪あかり2016_5

      町立のさわうち病院も県道沿いで、集客していました。職員スタッフが多い事業所は有利です。

      そもそも雪あかり自体、西和賀が発祥のようですが、移住してきた20年前当時は大した仕掛けや工夫もありませんでした。自分は製作に参加していないので人事のように言いますが、現在はセロファンで色付けをしたり、雪像のスケール感といい本当に大した力量です。盛岡等でもやるようになっていて、昨日も帰宅時に岩手公園付近のものを見てきました。雪像自体はすばらしいものがありますが、雪も少なく貧相な感は拭えません。何と言っても西和賀は巨大なスケールで行われ、長瀬野地区のように雪あかりの中にそり滑り台が設置されるなど、都市部では無理な話です。除雪車がローダーで押し上げた上にロータリー車が投雪して山を作るのですから、巨大なものが出来るわけですね。実際、像は作らないまでもわが家のすぐそばのブルが盛り上げた山で、スキーのジャンプができる話をご紹介したこともあります(今年は雪が少なくて無理ですが)。


      雪あかり2016_6

      西和賀のアイドル、カタクリンコちゃんの明かりは、県道沿いの個人の家の作です。さりげない工夫がいいですね。岩手県内盛岡・北上近郊の方は、ぜひご来訪くださることを強くお勧めしたいです。

      同じこの日、首都圏より「移住体験ツアー」の一行の方々の来訪があり、一応先輩の移住者として話をするという場がありました。限られた時間的で詳しく懇談するというほどではありませんでしたが、田舎暮らし希望の方がやはり多く、しかも男女比では女性に多い、という傾向が強く感じられました。もっとも移住という難事業を実行される方は一握りかと思いますが、人生一度切りですし、後悔のない選択をなされますように願っています。新たな世界を知ることなく一生後悔の念を持ち続けるよりは、経験の層をより増やした人生を送る方を私なら選択します。

      圧倒的な雪あかりを間近に見て、いろんな思いが参加者の胸に去来したことでしょう。仕事の選択の限られた山村部では、やはり農業あるいは工芸等の物づくりの事業者になることが第一選択と思いますし、それが真骨頂ともいえます。自分のオリジナル製品が生産できて順調な販売が続けば、それ以上の喜びはありませんが、それで生計を立てるというのはなかなかです。産地の産物で出荷した物はすべて受け入れてくれる市場出荷を取り入れることは必須と思いますが、それに農業に限らずですが自分なりのオリジナル商品をぜひ開発し、軌道に乗せて欲しいものです。自分に言い聞かせていることです。

      現在、土壌分析の勤務の傍ら、にんにくとたらの芽に手をかけています。これらはまたご報告します。

       
      posted by: 渡辺哲哉(園主) | 季節の話題 | 08:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      春爛漫の沢内です
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        一本桜2015

        1か月延長になった土壌分析の勤務に通いつつ、休日のハウス準備と稲の種まき、平日帰宅してからのたらの芽の夜なべ作業、りんどうの作業等々、兼業農家として大変な4月が終わりました。

        4月いっぱいと見込んでいた残雪は5-6日早く解け、4月29日の祝日には真夏並みの晴天の中、ふだんより1週間早く山桜が満開を迎えておりました。この桜の満開時は、これから延々と続く<りんどうの芽かき作業>のスタートの目印になっています。まだ施肥とか、雪で折れたり曲がったりした支柱直し、ネット掛けなどを進めつつ、にんにくの剥がれたマルチを芽を入れてやりながら直す作業、ジャガイモを植える準備など、すべての作業に一気にゴーサインが出たことより、やるべき作業が一つ一つ憶えていられないくらい、眼前にどうぞと並べられている春の沢内です。


        イモ灰まぶし

        なかなか野菜類に手が回らないのですが、ジャガイモとにんじんだけはと思い、まずはジャガイモを2〜3アール分用意し、昨日だいたい植え終わりました。午前授業で帰ってきた子どもたちが、ストーブから出た灰を切り口にまぶしているところです。


        苗2015

        おかげさまでこの高い気温の中、稲も順調に育っています。右側が4/11に蒔いたひとめぼれ、左側が4/16に蒔いたいわてっこです。今年はちょうど半々の面積で作付けします。ひとめはここは寒くて本来適地ではないため、早めに蒔いて、田植えも早めに進めることでできるだけカバーしたいと思います。その分除雪してのハウスの準備には苦労がありました。週末農業だったたtめ、雨の中でのビニール張りになり。。3週間前と現在では、ものすごい落差です。

        この間に町議会の選挙もありました。前回落選した地元の候補がとれ、ずっと当選を続けた同じく地元の候補が失敗し、新人がトップ当選し、と、ドラマが繰り広げられました(いつも実績ある人よりも新人の方が必ずと言っていいほど高得点で当選する傾向があります)。小さな町の12名の定員に13名の候補が立った選挙ですが、身近なイベントだけに熱が入ります。政策も訴えますが、はっきりしない人もいます。何をもってその人に一票を投ずるのか、票の結果に至るからくりは私にはよくわかりません。政策以前に決まってしまっている気もします。政党色ですでに決まっているケースもあります。政策をもってしかじかの党を支持します、ではなくて、政策以前にまず政党の支持がありき、という感じもします。

        いずれ、ふだん選挙でもないとなかなか一緒に集うこともない人たちと話して旧交を温め、団結を強める。4年に一度の機会なのです。まつりごととはよく言ったもので。


        カタクリ2015
         
        この好天が続いているうちに、春の一番の難所であるりんどうの新植の畑作りをやってしまおうと思い、堆肥の到着を待っています。去年まで田にしていたところを一気にこなれた畑になるまでトラクターで耕して、畝立て機で畝作りをし、マルチを張るという作業ですから、時間もかかるし、りんどう苗配布直前の5月中下旬は雨が多いのです。畑を掘るのとはわけが違うのです。かえって例年5月の連休頃の方が天気がよく、田も乾いたりするのですが、今年はそれが特に顕著です。まあ後で良いかと先に田んぼの耕起などをやっていると、のちに雨続きに遭遇して、あの時やっておけばよかった、と後悔してしまいそうな、そんな予感がするこのごろの天気です。

        カタクリも例年より早めに進んでいるようで、いまがまさに満開ですね(小4息子の撮影)。


        花束2015

        ピンボケしましたが、30日で終わった冬仕事。花束をもらって勤務先の合庁を後にしました。今回、肴町の方を全然訪れていなかったので、最後にこちら方面をブラブラ歩いて、一電車ずらして乗って帰宅しました。これから人口密度が1/10,000くらい少ないところでの暮らしに戻ります。
         
        posted by: 渡辺哲哉(園主) | 季節の話題 | 07:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        少し春の気配が
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          この冬最大1

          2月10日の週の連続吹雪の日々から一転して、珍しく晴れ間の見えるこの1週間でした。夕方の帰宅時など、真冬の厚いジャケットでは前を開けて歩きたくなるほどで。とはいえ、沢内へ戻ってみると、まだまだりんどうの支柱の見えない田畑の積雪は2m近くあるような今日22日です。

          週末には吹いていようがどうしようが、山ぶどうハウスのパイプを雪害から救出する作業に追われていました。写真は先週末で、やっと今週末は雪関係とは別の作業ができて助かっている次第です。1月下旬に伏せ込んだタラノメが出荷期を迎え、もうじき水槽施設から出荷用に取り去っていくスペースに次の駒木を伏せ込むため、次の駒木を切断しておく作業に取り掛かっておりまして、出荷が始まれば、もう切断している余裕はありませんので、いまのうちに切った駒木を用意しておいて、雪の壁に横穴を掘って埋めておこうと思っています。これにより寒さに引き続き当てるとともに、切り口の乾燥防止になると想像しております。

          ハウスの雪掘りの方は、14日に取り敢えずパイプのアーチ部分の始まるところまでは掘っておいたので(ビニペット金具の設置してある辺りの30cmくらい上まで)、今週末は見に行っていませんが、多分この1週間の暖気でビニペットの辺りまで減っているはずです。


          この冬最大2

          小学生はいまはクロカンの真っ最中で、週末となると上の2人はスポ少の練習か大会で、末娘が一人残ることが多くなっています。パイプハウスの雪掘りの現場まではかなり難儀する雪の山を越えていかなくてはいけませんが、雪掘り中、フッと気がつくとそばにやって来ていて、パイプで遊んでいます。が、しばらくして姿が見えなくなっていると、遊び終えて部屋に戻っているわけではありますが、もしや間違ってその辺に埋もれてはいまいかと少々焦りもします。吹雪の音と作業の音で、声も聞こえにくいものです。どうしたかなと苦労して山越えし部屋に戻って娘を確認し、ホッとする。そんな繰り返しの週末になっていました。

          2枚目の写真は左に作業場、右が住宅で、その間を吹き抜ける風が2.5mの崖を形成している様子になります。にんにくの出荷の際に住宅側からこの崖を降りて作業場の中のプレハブ冷蔵庫へ取りに来るため、スコップで掘って崖をなだらかな階段を作っているのですが、一度雪が降ると(「降る」と「吹く」は大体同じ意味です)、1日で元の崖が出来上がってしまいます。この2月14日の崖が今年の最大値になるであろうと思います。いつもですとこれからの2月25日〜3月3日くらいに最大ピークが来るのですが、今年は12月になった途端に大雪が続いたので、前倒し傾向になっているように思います。とはいえ、量もあるし消雪は例年通り4月末になることでしょうか。


          盛岡の吹雪

          盛岡でも一度吹雪がありました。13日の金曜日でした。沢内はまあ普通の吹雪(小)という感じでしたが、同様に秋田の大曲からやってくるバイト通勤に使う田沢湖線も普通に到着しました。が、盛岡市内は結構荒れていて、大通りもこんな感じで吹き抜けています。まあ午前中で治まったし、いくら多く降っていたように見えても、積もらないんですよね。盛岡は。

          タラノメも5本くらいは食べ頃になり採りまして、今夜は初物をてんぷらにしてみようと思います。50gのパックである程度の数が出るのは今度の土日になるでしょうか。土日だけの作業というのは大変ではあります。今週は水曜日に確定申告相談の予定日で休みを取り農協へ行きますので、この日に収穫をし始めようと思います。それまでに大きくなったものは食べるのみですね。少し温度設定を低くしておきましょうか。

          休日には夕方など少しハイデガーなどの本を開いたりしてみましたが、この束の間の休息ももう次はないかもしれません。20代半ばまで取り組んできたドイツ哲学系も全体像の概略は理解をなるべく維持しておきたいし、ドイツ語自体にも接しておきたいものです。とはいえ冬の仕事と農業と、家のこと除雪等で手一杯という現実は変わりそうにありません。

          内山節氏の著作などもめくったりしていますが、目の前の仕事や用事に忙殺される現代社会の我々は、物事を浅薄な合理性で判断する基準で甘んじてしまい、その奥にあるであろう、論理的言葉で明確にし得ないが受け入れ直感しているような了解のレベル(彼は「諒解」の語を使っていますが)を重んじることができなくなっている傾向にあるという。表層的な理屈でない思索の仕方や物事の深い共感による受け入れということができなくなっている時代かもしれません。

          確かに、「精神論を持ちだすな」みたいに言われる風潮をよく感じますが、良かれと思って内実の利を目指そうとすることも、結局合理性というレベルを基準にする哲学的態度を取っているということになるのかもしれません。その奥にある深い意味を洞察しようとする知性というものの意義を意識していたいと思います。

          農産物でもそうですが、ソロバン勘定だけでは良いものはできないと、何となくですが思っています。この「何となく」は言葉で合理化できる経営性・商品性というものの一つ内側に、確かに存在する「諒解事項」と言ってよいものかと思います。商品として優れた機能を持ったものを出荷し、適正な値段とコスト管理で経営も優秀。理想の姿に思えますが、何かプラスαが欲しい。その何かが、共感とか諒解に基づいた生産者と消費者を結びつけるものか、とも思います。
          posted by: 渡辺哲哉(園主) | 季節の話題 | 18:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          雪下ろしと雪除けの日々
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            雪下ろし1

            今年もまた、多雪の歳になっていますが、月火2日間で50cmを軽く超える積雪があり、翌日の2月11日は休日で助かりました。タラノメもまだ出荷にはなりませんし、米の出荷準備などをしながら、まずは雪かきに追われた祝日でした。当園のタラノメ施設は住宅に拡張して単管と半透明波板(ポリカ)で設置した空間内にあります。写真でパイプが透けて見えますが、ハウスよりは暗く、そのため気温の変動が少なくて、まれに晴れの日があったとしても全くかまわずにトンネル支柱のビニールを全閉にしたままで出かけることができます。

            子どもたちが上がっている屋根部分は波トタンの下にコンパネが敷かれてあり、耐雪強度を保っています。暗くなるかと思われますが、どうせ冬は雪が載っているので同じことだし、タラノメにとって日照はそんなになくても問題ありません。いずれあまり雪が多く乗るとやはり潰されないか不安になりますので、上に上がり雪下ろしをしました。この作業は子どもたちも率先して手伝ってくれますね。


            雪下ろし2

            次いで、住宅の東側の屋根からの落雪をどかす作業のため、屋根からの落雪地点へと向かいます。除雪して積雪ゼロの玄関前より2mオーバーの山を上って現地へ向かっています。


            雪下ろし3

            雪は西風に乗って吹いてくるので、屋根の東側の量が多くなりますが、落ちた雪がこのように屋根とつながってしまうと次の雪が落ちれなくなってしまうので、除けてやる必要があります。小5の娘が作業しているように見えますが、撮影のためのダミーのようなものです。


            雪下ろし5

            奥の作業場へはいったん崖を降りて、また登ります。にんにく冷蔵庫はここにあり、注文がくるとリュックににんにくを入れ背負って山越えし住宅に戻っています。そうしないと雪が付いてしまいますし。。ここは雪が屋根から落ちないでいますので、いつ落ちるか、危険です。屋根にとどまっているところの下には子どもも大人も行かせられません。この日は気温も高めで、手前の方は滑り落ちています。こうなると危なくて落ちた雪の除去作業もできなくなるため、屋根にたまる前に落雪をどかし、落ちる場所を作っておく必要があります。県道など走っていると、屋根からつながった状態の小屋を見かけます。高齢化もあって、なかなか手が回らなくなっているのと推測されますね。



            かまくら遊び

            雪の壁に簡単なかまくらを作って遊べるのも雪国ならではでしょうか。中にベッドのスペースを作ったり、新たに壁を作ったり、スコップ一つで自由に設計できます。材料は無尽蔵です。こういうところにろうそくを入れてやれば雪あかりにもなりますね。


            雪あかり2015_2

            2月7日の夜に西和賀町の雪あかり祭りが行われました。昔はシンプルなものでしたが、この数年でかなり進化したように思います。セロファンなどを用いて色を出すような手法も近年よく見られるようになりました。


            雪あかり2015_1

             盛岡市でもサンビル前の公園内で現在同様のイベントをやっていますが、元祖は西和賀町です。町全域で行いますので、くまなく見るにはかなり時間もかかることでしょうか。いかんせん、この真冬の時期に夜の時間に他の市町村からこちらへ来るというのは抵抗もあることでしょうから、なかなか外部から人を呼ぶお祭りには至っていないかもしれませんが。。。いずれこの後月曜火曜の上に述べた風雪により、もうただの雪塊になっていまいました。。。
             
            posted by: 渡辺哲哉(園主) | 季節の話題 | 12:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            冬本番に突入です
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              大ブキ

              一度降り始めると最低でも3日、長ければ1週間降り続ける冬本番の時期になっています。この冬は暖冬予報を大きく覆して、12月のうちからひどい豪雪になっていて、とどまることを知らない様相です。土壌分析のための採取も3月まで無理でしょう。。。今日のような吹雪ですと、いくらでも吹き積もり、午前中50cm除雪したと思えば、午後にはまた50cm溜まっているという感じで、上から降ってくる量の何倍もの除雪量となっています。町の除雪車も何日連続で早朝出動になっていることでしょうか。昨日の盛岡など、春のような陽気だったというのに、愚痴を言っても始まりませんが、やはり雪牢の里に違いないでしょう。ここは他の何処とも違った風土の地なのです。春から秋までは素晴らしい自然を見せてくれるのですから、冬の5か月は我慢しなくてはいけません。

              気になるのは、やはりこの5年くらいの雪の量がその前よりも確実に増えていることで、消雪の時期も遅くなっています。温暖化により低気圧の発生が増えていることと思いますし、現在の新潟あたりの最大積雪地帯が北に移動して、この辺りが次の新潟的豪雪地に当たってくるとも言えましょうか。

              日中も相変わらず氷点下の世界でして、こういう環境ではなかなか農作業をするという感じにはなれませんね。盛岡等へ冬仕事で出勤しつつ、研修や交流の場を重ねたり、米・にんにくの在庫品の出荷作業とタラノメの小規模出荷。日も短いし、夏のように体も動きませんしね。現状ではこれで十分とも思います。決算や申告もあります。だいたい、どういうことができそうか、18年過ごしてその枠組み的なものは見えてきたような気がします。他の地域にないこの風土を生かした営みの中で地道に生産物を生み出していくこと以外の何物でもありません。

              雪を投げ上げているるところも2mを超え、その向こうへと投げ飛ばすのに苦労し始めています。少し硬くなった雪片はヘラの弾力でブンと投げ飛ばせますが、新雪は自分の顔に飛んでこないように。。少し沈んで落ち着いてくれればいいのですが。

              岩手食文化研究会で、「岩手に残したい食材30選」の続編を刊行するということになり、まだ企画段階ですが編集に関わっています。食材項目の選定自身からして簡単ではないのですが、全体構成のイメージ作りに意見を出し合っている段階です。食材名の見出しのもとに地域や食べ方、文化などを羅列していくという単純な編集では良いものはできない気がします。記載事項の決まりをあまり限定的に決め付けず、コラム記事、関連事項を食をベースにしたライフスタイルの側面へと膨らませたいものですね。貯蔵のこととか、固定種の種採りのこととか、横断的な項目のページ立ても欲しいところですし、インタビュー記事や座談会などの設定もありかもしれません。編集活動が自分の研鑽にも繋がることですから、「仕事」とは考えないわけで、実りある研修活動となればと思っています。これまで重ねてきた例会の活動自体が豊富な情報のソースとなってくれる面もありましょう。

              当面まずタラノメの施設を仕上げなくてはいけませんが、目の前の雪かきに追われまだ完成していません。吹雪でもやればできるはずですが、寒いとなかなか体も動いてくれず、目の前にはやらなければいけないことばかり、という毎日です。にんにくの冷蔵庫は奥の作業場にあり、出荷時にはそこまで2m以上の柔らかい雪山を「漕いで」到達し、戻ってくるという苦労を強いられています。タラノメ資材もこの奥の作業場から住宅の作業スペースの方へ持ってこなければならず、面倒です。明日の天候回復を願っています。

               
              posted by: 渡辺哲哉(園主) | 季節の話題 | 17:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              冬期間の始まり
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                県民会館

                12月1日よりまた冬の仕事が始まり、盛岡市内丸の窓から見える県民会館と、右手に流れる中津川の光景を8か月ぶりに目にして、何だかホッとした気持ちになります。家にいると、次々にあれやりこれやり、と際限がありませんし、ここに通って家の仕事と別の次元での作業をするというのは気分も違います。もっとも営農という気苦労から逃れることはできないわけですが、当面車で通勤したり、市街地を歩いたり、実験の業務に携わっている最中はそれも脇に置いていられるわけで、まさに気分転換。それも必要な期間です。県の仕事なので異動が多く、新しく知り合う人もあり、時には繁華街で飲み会になることもあり、また夏場とは違った有意義な時間を過ごせたらと思いつつ、冬時間が開始したところでした。


                総合分析計

                農業に関わる業務で、農家より集められた田畑の土壌の成分分析を行う実験室での仕事になります。試薬を扱うため白衣を着ての仕事です。この分析装置が要になるため、初日に早速試運転を行い、しばらくきれいな水を吸わせながら燃焼させて、バーナーの位置調整なども行って、本番の作業に備えました。トラブルなく、やや余裕を持って3月末の期間までを無事過ごせたらと思います。


                悪魔折り紙

                さて余談ですが、小3の息子は折り紙が好きで、本を買って挑戦したりしています。「本格折り紙上級編」というテキストを去年だか買いまして、思い思いに折っておりました。そしてその最後のページにある最後の難関が、この「悪魔」です。144の工程になり、技術も要するためこれまで挫折しておりました。小学生のうちにできれば良いねなどと話しておりましたが、このほどついに完成させ、その記念に撮影したものです。かなり大きな紙を準備して折り上げました。

                小学生は、こういう好きな対象にだけはとことん打ち込めるようですね。

                折る方も大したものかもしれませんが、1枚の紙からこういう設計を発案する人の頭の構造はどうなっているのだろうかと思ったりします。

                奥羽・沢内は雪が止まらず、12月1日の時点で0だった積雪はいま60cmになっています。今日も珍しくしんしんと降り続いています。外作業はできそうになく、事務仕事主体の1日になりそうです。

                 
                posted by: 渡辺哲哉(園主) | 季節の話題 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                秋景色
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                  秋景色

                  相変わらず降ったり晴れたりが続き、めまぐるしい秋らしい気候の奥羽地方です。快晴の日はすばらしいの一語に尽きますね。1週間前の写真ですが、いまは紅葉がかなりまた進んでいます。一番下の黒マルチはにんにく植え付け中の畑、すぐ上は芽を出した小麦の緑です。中ほど左のブルーは彼岸出荷したりんどう「蒼い風」の残り花、右側のハセの下に見える木の緑はタラノキになります。稲を筆頭として秋の日差しを吸収しつつ作物が進んでいってるよというのが何となく気持ちとして分かります。


                  脱穀1回目

                  そんな好天が数日続いた、明日から崩れますという日に、まず第1回目の脱穀を行いました。3連休中の日曜日で小3の息子が手伝ってくれました。稲扱き作業は一人では能率が上がらないものです。ハセの上に上がって、直接ハーベスタの投入口トレイへ投げ落としてくれる稲を私はどんどんと機械に入れていく作業になり、大人が一人付いてくれるのと全く遜色ないスピードで進みました。5反分のうち1/3くらいはやれたでしょうか。水分も15%台後半まで下がっておりまして、好条件で取り込むことができたと思います。


                  ハウス稲乾燥中

                  こちらは18坪の小型乾燥ハウスに設置した雨よけハセで、約1反分分の稲がいまも入っております。当園の田で1反分分ですから、普通の農家さんですと5アール分といった感じでしょうか。4俵240kg分を、外の通常のハセではどうしても実現できない15.0%の水準まで乾燥させて、来年の初夏以降の出荷用に備えたいのです。こちらは全量「いわてっこ」で、ひとめぼれは面積も小さいですし外のハセのみになり、おそらく先に品切れになるかと思います。

                  外のハセで残り1回、そしてハウス脱穀で1回の計2回、あと脱穀が残っています。11月初旬までに終わらせなくてはいけません。特に外のハセは長く掛ければ良いというもので決してなく、11月に入り雨が止まらなくなって痛い目に遭った記憶がありまして、その時はもうお日様も望めず水分も下がってくれる気配もなくて、やむなく強行脱穀して作業場の2階に一冬広げて乾燥したのでした。籾の階段上げ下ろしが辛かったです。日本海側気候の一番辛いところです。


                  にんにく種球

                  稲刈りと並んで、稲刈り以上に時間がかかっているのが、にんにくの植え付けです。今年はホワイト六片4アール・八木+八幡平4アールで8アールの計画で植え付けています。一気に拡大して小さい種まである在庫残らず植えた昨年秋は、結局小さい出来しか今年の夏もたらしてくれませんでしたが、拡大2回目の今年はやや面積を絞ったものの、十分なサイズの種ばかりを植え付けることができまして、来年は今年よりは間違いなく良い出来になってくれるものと信じております。植え付け開始から既に10日が経っており、台風雨もあったり、りんどう出荷との兼ね合いですので一日まるまるは作業できませんが、まずあと今日まもなく1時間程度で完了するところです。

                  また、肥料面でも今年は鶏糞と豚糞を前年より多く施しており、積雪による生育休止期間が長く、また積算温度も低い当地のような山間地でのにんにく栽培においては無肥料に近い栽培ということは現実的には困難であることを、特にこの1作で強く感じている次第です。有機質だけとはいえ、やはりLやM品を提供していかないわけにはいかないですから。

                  肥料分をそれなりに多用して、次年度はそれを小麦を植えることによって吸わせて輪作として、という作型になるのだろうと考えています。

                  外仕事もあと1か月です。この間どうか積雪に邪魔されないことを願うばかりです。

                   
                  posted by: 渡辺哲哉(園主) | 季節の話題 | 08:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  沢内の夏・りんどうお盆出荷
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                    アリーナ刈り取り

                    撮りためた写真がなぜかPC取り込み前に消えてしまい、記事投稿が遅れておりました。北上市内のイタリア料理店訪問や、なめとこ山近くでの川遊びの光景などの写真で、ちょっと残念です。原因は不明ですが、子どもたちのせい?

                    期間が空いてしまいましたが、日本で一番最後ではないかとも思われた小麦(アリーナ)の刈り取りを慌ただしく終わらせ、現在はお盆需要期のりんどう出荷に追われています。今年も始まりました。にんにく収穫と面倒なマルチの除去作業も何とか終了させ、草取りや草刈りなどの作業も全部脇に置いて、昨日からりんどう一本の生活になっています。にんにくのご注文も多くいただいていますが、いまはまだもう少し乾燥が必要で、またりんどうの出荷作業が待ったなしですので、少しお時間をいただいています。

                    バタバタした気持ちで、忙しないです。夏は落ち着いた思索など難しいものですね。


                    一関文化センター

                    さて、りんどう集中出荷が始まる直前の7月30日ですが、ラジオでもCMが流れていた東京バレエ団の公演「眠れる森の美女」を観に、一関文化センターへ足を伸ばしてきました。早めに到着し、案内付きで館内をいろいろ探検してきました。照明の部屋に入り、ステージへとスポットライトを当てる体験をしている写真です。普段立ち入ることのない区域の案内でして、楽屋脇の通路など、バレエの衣装の箱などがずらり並び、開いたドアの向こうでは衣装に手を入れている人たち。開演前の臨場感が伝わってきます。

                    バレエ音楽はテープを流してのものでしたが、セットも美しく、子どもたちもよく知るお話だったので、飽きずに楽しめたようでした。後半のマレフィセントと王子の対決シーンがあっさりしすぎていたのは、ちょっと残念でした。竜に変身するシーンなどどうするのかと思っていましたが、竜は出てこず。。。

                    私も初めてバレエを生で観ましたし、滅多に体験できないので、良い機会でありました。道も国道4号へいきなり出ず、北上の手前から「胆沢農道」を通って前沢までほとんど信号なしの快適なルートを利用し、何と2時間で到着しました。また会場の隣には新しく出来た図書館が併設してあり、こちらにも入ってきました。図書館は何時間でも楽しめる場所です。


                    冷蔵庫

                    さて、当園ではにんにくに力を入れておりますが、これまで面積も少なく、実際11月頃には売り切れとなっていたのですが、これをもっと先まで販売し、さらには冬場の黒にんにく等の加工まで視野に入れるとなると、冷蔵庫の導入が不可欠でして、今回、念願の農業用冷蔵庫を購入することになりました。電気代はかかりますが、乾燥終了後、-2度で保冷することが長期保存には必須ということです。これで規模を増やして在庫をしっかり持ち12月以降まで品質を保って出荷できるようになります。

                    今年のにんにくは思ったより小さく、肥料が少ないせいもありますが、昨年秋に作付け規模を拡大するためにかなり小さい鱗片も種に使用したことがあったと思っています。この秋もやはりそれなりに小さい種球も植えざるを得ないと思いますが、鶏糞あるいは豚糞の施用量を多くして、S品にもならない玉は作らないようにしたいですね。

                    1坪の冷蔵庫はかなりでかいです。いくら規模拡大しても入り切らないということはなさそうです。種用は元々入れませんし。

                    まずはこの1週間、りんどう需要期を乗り切ることを考えたいと思います。

                     
                    posted by: 渡辺哲哉(園主) | 季節の話題 | 07:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    冬真っ盛り、です
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                      タラノメ出荷状態

                      関東に大雪の低気圧が来ている時は、こちらは全く降らなかったりするのが常ですが、昨日に関してはこちらも吹雪状態で、稀なことですが、東からの吹雪でした。北上線も止まったようです。よほど強い低気圧だったのでしょう。渋滞もあり大変だったことでしょう。もっとも盛岡でも大なり小なり雪の日は渋滞になるので東京に限らないことですが。

                      そんな冬まっただ中ですが、タラノメが出荷できる状態になり、昨日、本格的に出荷をスタートしました。沢内の「ドライブインおよね」と、ほっとゆだ駅前の「湯夢プラザ」(西和賀産業公社)の2か所です。「およね」では主に料理として業務用に使ってもらいます。これから4月中旬まで少量ずつですが出荷していきますので、よろしければネットの方からも宜しくお願いいたします(こちらになります)。赤みの入らない緑色のタラノメです。日照のない豪雪地帯になりますが、それでも色づいてくれて、ホッとしています。


                      志賀来スキー場

                      この前の火曜日は祝日でしたが、翌日「西和賀むらづくりフォーラム」という農産品加工に関する恒例のイベントが開かれるということで、加工ではないけれども、この時期の特産品ということで、会場の銀河ホールに見本としてタラノメを展示出品してきました。

                      そのときに子どもたちを初めて近くのスキー場に連れて行ってやりました。志賀来スキー場です。スキー場は沢内ではこの1つで、あと湯田に1つ湯ノ沢というところにあって、町内は計2か所です。町外から客が来ることは滅多にないでしょう。この日も小学生が7人くらいで、うち3人はうちの子でした(末娘はそり遊びです)。

                      ちょうどこの日まで小岩井で雪まつりが行われており、去年までは連れて行ってやったものですが、そり滑りにしてもここ志賀来の方が傾斜も距離もあり、しかも空いている。今年の小岩井はそりコースが拡張し100mになったと言ってましたが、こちらは歩けばいくらでも上がれるし、かえって登りすぎると高すぎて怖いくらいです。

                      バックには独特な形の志賀来山が。このあまりにも形が人工っぽい山については、古代人の造作物で中がウロになっているという伝説を聞いたことがあります。


                      ジャンプ台

                      ジャンプ台もあります。現在使われているか不明です。使われてないんでしょうね。


                      リフト?

                      こちらがリフトの代わりです。小学生半日で200円支払いました。私もスキーは一応持っていますが、冬でもなかなかスキーをしようという余裕はありませんね。。。結構急斜面もあるコースで、楽しめると思います。沢内へ来られた際はスキーをし、そしてタラノメを買って行っていただければ幸いです。
                       
                      posted by: 渡辺哲哉(園主) | 季節の話題 | 09:21 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |