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奥羽の里、岩手県西和賀町内で耕す暮らしを営んでいます。日々の山村のスケッチや、農産物の販売も行っております。

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奥羽の里へIターン移住し、住居を構え、井戸を掘って農業を開始した1996年〜2000年頃の日常を綴ったページです。

            
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寒天作業が終了します
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    70日間に及んだ茅野市での暮らしが終わろうとしています。1階の右の方がテングサを洗って水槽に漬ける仕事場、左奥は釜の建屋になり煙が出ていますね。2階は居住区で、今期は4畳半にほぼ1人で寝起きしました。


    11月26日から結局1日の休みもありませんでしたね。去年は釜に不具合があり全体のラインがストップし、1日だけ休日があって霧ヶ峰方面へドライブに出かけたんですが。今年も釜の故障はありましたが、夜中のうちに解決して何とか途切れずに続きました。


    平成も終わろうとしていますが、こんな昭和な工場が続いているんですね。あと3日ですが、朝はとても冷えていて、歩くところはツルツルです。ここにきて怪我をしないようにしたいものですし、また岩手への帰りの運転も、疲労も溜まっていることだし注意したいですね 。





    こういう風景は風物詩と言えるし、テレビや新聞の取材がひっきりなしに来ました。最近ではドローンで工房周囲を庭も含めて上空から映した放送があり(長野の6チャンネル)、とても美しく見応えある光景でした。


    小学3年生も社会科の実習でやってきました。家が近所らしく、後にまた一人で来て、この前はありがとうございました、と丁寧な3年生でした。同じ年頃の虐待で亡くなったニュースには憂鬱にさせられました。子どもを育てることが大人の最大の務めと思います。


    取材はしょっちゅう来るのだけれど、ただ、いかんせん県内発信媒体のみで、全国放送にはならないんですよね。長野県人には茅野の寒天は十分知れ渡っていると思うんですが。。全国放送するに値する光景と思うんですけどね。東北ではあまり寒天のことが日常話題に上ることはありません。昔はお盆とかに草を煮てトコロテンを作ったそうですが。


    さて、家にいざ戻ると、早速たらの芽作業に着手します。着実に技術向上を図って高品質の生産を目指します。こちらでも取り組んでみたいという人もあり、たらの芽の話題に花が咲くのは楽しいものです。


    季節労働だからこそ、他に季節的な本業を持つユニークな人が集まってきます。どうみてもサラリーマン的じゃないし、夢のある事業を思い描き、冬期の蓄えを得て、各地にまた戻っていきます。


    私が最初の離脱者になります。豪雪地ですので、他の人たちよりいち早く農閑期が訪れ、11月最終週からスタートしました。そして冬の後半のたらの芽の生産へと繋いでいきます。


    青森から多く来ていますが、だいたい3月の頭で帰省するみたいです。


    家では長女も高校受験で正念場を迎えます。お金もかかってきますよね。。


    時々思い出すセリフがあります。正確な記憶じゃないですが、昔の海援隊の歌。私もテツヤなので、小学生の当時はよくからかわれたものでした。


    働いて、働きぬけ、休もうとか、遊ぼうなんて絶対思うな、その時は死ね。というような言葉でしたね。厳しい表現ですが本当にその通りですね。特に農業で生きていこうとするなら、休むとか遊ぶとか、考えてはダメでしょう。その気構えは、寒天作業につながります。みんな当たり前のように多い人で100日間無休で働いています。。家族の笑顔のためです。


    では、次回は岩手から雪国の写真とともにご報告いたします。2月9日は西和賀の雪あかりです。



    posted by: 渡辺哲哉(園主) | 日々の暮らし | 18:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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