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奥羽の里、岩手県西和賀町内で耕す暮らしを営んでいます。日々の山村のスケッチや、農産物の販売も行っております。

奥羽の山里からの農村通信
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奥羽の里へIターン移住し、住居を構え、井戸を掘って農業を開始した1996年〜2000年頃の日常を綴ったページです。

            
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山形県へ農業研修旅行(認定農業者サミット)
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    サミット全体会

     

    秋も深まり、収穫後の片づけ作業に追われています。積雪までもうあまり時間が残されていません。

     

    そんな心穏やかならぬ時期になっているのですが、11月に入ると何かと行事が目白押しになってきて、毎年全国で行われている認定農業者サミットが今年は山形県で行われるということで、参加してきました。一昨年には岐阜まで出かけてきました。去年は高知だったようですが不参加です。もちろん毎年参加することではないし、今後はしばらくないと思います。今年は近場で良かったというところですね。

     

    初日に午後から全体会が行われ、写真の会場に全員が収容するのですが、中身的には儀礼的なもの半分です。メインの内容は開催県によって自由に決められることと思いますが、今年のメインはパネルディスカッションでした(その前にいろんな受賞者の表彰があり、これはどの県も同じです)。2回目の参加ということでつい以前の時と比較してしまいますが、内容的には前々回開催の岐阜の会の方が良かったです。視聴覚技術を駆使してステージの踊りと音響、それにプロジェクションマッピングが加わって、岐阜の四季の農村の光景の推移を多彩な手法で表現し、実に素晴らしいものでした。

     

    今年行われたパネルディスカッションも、等身大の農家でしかも個性ある取り組みの方が話すことですし、勉強にはなりました。ただ、内容的には想像がつくこともありますし、こうした会場で突っ込んだ深い議論にはなかなか至りませんで、やっぱり岐阜の時が良かったかなという感じです。こうしたビッグなイベントを開催するというのはいずれ周到な企画や準備が求められ大変なことですね。

     

     

     

    サミット試食コーナー

     

    こちらも2度目ということで恒例のようです。特産品の試食コーナーです。時間的には初日の午前中でこちらが皮切りになります。屋内と屋外に分かれ、こちらは屋外のコーナーです。山形牛ステーキに行列ができています。割と早い時間帯からいたので、まだそれほど混雑はしていません。他に、芋の子汁、鶏肉の何か(照り焼きだったか)、そして餃子のコーナーと、結構充実していました。朝はホテルのバイキングでしたし、今日は食事関連は満点です。

     

     

     

    サミット弁当

     

    昼は昼で特製弁当が出ます。山形の料理がふんだんに盛り付けられています。

     

    ちなみに、携帯をようやく買いました。シャッター音が大きかったり、連写になってしまいびっくりと、まだまだ使い慣れませんが、写真はとても綺麗ですね。iPhone8です。

     

     

     

    サミット懇親会

     

    全体会が終わってコース別に県内各地に散らばります。夜になって懇親会会場です。県内に何か所かに分散して(8か所くらい?)、懇親・宿泊します。全国の農業者と接する機会になりますね。私は鶴岡市方面のコースを選び、鶴岡市にいます。西和賀からは農家3人+役場農林課職員1名の4人参加。役場の公用車で前日暗くなってから5時頃に出発し、山形市内で1泊しました。4人ともコースはバラバラで、このホテルへ向かったのは私1人です。

     

    仲間で同じコースに希望という例もありますが、基本は普段の同郷メンバーはシャッフルされて、テーブルも宿の部屋も別々にしてできるだけ遠方の初対面の交流を促そうというのが会の趣向ですね。

     

    法螺貝を持った武者の登場で始まり、太鼓の演奏があって、懇談という感じです。

     

     

     

    亀の尾資料館

     

    2日目です。私のコースではまず「亀ノ尾」という古いお米についての資料館を訪問しました。昔「夏子の酒」という有機稲作を扱った漫画がありましたが、ここで栽培された酒米が亀ノ尾という山形県庄内地方で育成されたお米だったのですね。庄内というのをちょっと地理的に誤解していましたが、鶴岡の辺りだったのですね。県内北西部になり雪もそれなりにありそうですが、平野だし暖かい地域です。

     

     

     

    亀の尾1

     

    亀ノ尾は長棹種でいまでも山形県内で敢えて〆縄作り用に栽培されているという話でしたが、実は岩手県内でも何軒かの自然栽培の農家さんが主食用米として生産なさっています。現代の餅系主流の米とは違った味覚も喜ばれるし、栽培上も多肥は不適で、無肥料栽培向けといえます。陸羽132号を栽培したことがありますが、当地では寒すぎた感じで、かつ病気に弱いのが欠点でした。ひとめぼれに変えましたが、ずっとよく出来ます。亀の尾、沢内ではどうでしょう?? 気になる品種ですね。

     

     

     

    亀の尾2

     

    穂がオサガメの尾に似ているらしいです。

     

     

    亀の尾3

     

    学芸員さんから話を聞きます。阿部亀治という篤農家が、水口(みなぐち)近くの冷たい水の場所で豊かに実っている稲を見つけ、その籾を元に育成したそうです。ここは庄内よりもずっと寒いので、このようなおそらくは寒さに強い稲は魅力的です。

     

    ふつう米の品種育成というのは試験場など公的機関によるものというイメージがありますが、ここ庄内地方では民間育種家が多く取り組んできたという独特の経緯を持つ地域らしいです。

     

    亀ノ尾、いいですね。。

     

     

     

    花きセンター1

     

    さて、次に花き育苗センターを訪れました。庄内地方は花き栽培も盛んで、ストックが有名らしいです。育苗センターでプラグ苗を生産し、農家に配布しているとのことです。写真は播種機ですが、正面奥の方で土を入れたプラグトレイがここで播種されるようです。

     

    青い金枠に先端が白く丸いプラスチック上の突起がプラグ穴の数だけ付いており、種が巻かれる場所にまずくぼみをつけるのだそうです。

     

     

     

    花きセンター2

     

    次に種が蒔かれます。非常に小さい種ですが(黄色い帯状に写っているのが種の集合)が回転するローラーの突起部分に付着して、プラグのくぼんだ部分に整然と着地していきます。

     

     

     

    花きセンター3

     

    播種されたプラグトレイはこの冷蔵室で少し冷蔵されてから、育苗に入るのだそうです。

     

    普及員さんがバスに乗り込んで案内をしてくれましたが、花きの方もおられ、立ち話でりんどうのこともうかがいました。山形には「ハイネス」という県育成のシリーズがあるそうですが、ここ庄内地方は暖かいため作付けはなく、全県的に奥羽山脈寄りの中山間地域に散らばっており、ここだという特定の産地はないそうでした。時々農業新聞の市況で山形のりんどうは良い値段になっていますよと伝えました。東北の日本海側はりんどうに好適な気候と言えるかもしれません。雪もほどほどに早く解けてくれる方が、春に早くからじっくり作業にかかれて良いんですが、西和賀はちょっと多すぎですね。支柱も痛められますし。山形は適地でしょう。小国のような豪雪地になるとまた違いますが(2月に訪れました)。

     

     

     

    クラッセ1

     

    3番目に訪れたのは「クラッセ」という名の米倉庫を改造した工房・店舗・レストランの合体した施設です。余目駅のすぐそばにあります。

     

     

     

    クラッセ2

     

    担当責任者から話を聞きます。菓子・惣菜など農産加工の工房が3室くらいあり、他に業者のテナント利用の部屋もありました。この施設で営業許可を取っていて、個人向けとして組合員というか利用者ですが、年間500円の会費で利用できるそうです。ほぼ実費のみの負担なんですね。予約で結構いっぱいに埋まっていて、なかなか予約が取れないみたいでした。専業主婦の趣味的利用から、本格的な農産加工まで、さまざまだそうです。われわれだと、農産加工=冬というイメージになりますが、こちらでは年間を通して埋まっているようです。

     

    販売の方はこちらの組織が責任者となり、商品のクレームも受ければ、セールスに出張することもある、そういうお話でした。左の窓の向こうが工房になります。

     

     

     

    クラッセ3

     

    ガラス越しに工房を覗きました。新しい施設のようですね。細かく立ち入りませんが、高額な機械も入っていそうです。

     

    このあと店舗でお土産を買い、レストランで昼食(豚の焼肉)を食べました。全体の運営は町で(庄内町)、町職員が管理しているようでしたが、こうした施設があるというのは、われわれから見ても羨ましいですね。自前でこのような設備というのは個人レベルの小規模ものでも投資はかなりだし、覚悟もいります。気軽にまずはやってみようという体験ができますね。やってみること、は大事ですね。

     

     

     

    クラッセ4

     

    すぐそばには余目駅。駅から見てもそんなに大きな町ではなさそうですが、いま見た施設は立派です。施設の立ち上げに関しては議会の否決もあったりしたそうで、簡単ではなかったようです。費用対効果の勝算は難しかったかもしれませんが、しかし現在はうまく軌道に乗っている感じでしたね。おそらくは直接の店舗訪問者への販売というよりは、積極的に全国的に仕掛けているんだと思います。

     

    さくらんぼのタルト、と、ラフランスのキャラメル、地元産の醤油を買って帰りました。私はだいたい旅先で醤油を買ったりします。

     

     

     

    クラッセ5

     

    昼食後、これで研修項目は終了しました。オレンジジャケットのスタッフさん(多分多くは普及員)、ありがとうございました。ここから3時間近くかけて、最初に役場の車で乗り入れた全体会場へ戻り、国道13号で沢内へ帰ってきました。そういえば参加した3人の農家はいずれも沢内で、湯田の農家はいませんでしたね。役場職員は湯田の人でしたが。

     

    バスガイドさんがいましたが、確か岐阜の時はいませんでした。全体会場(だいたい県庁所在地近く)から各コースの拠点(懇親会場)までの長距離移動中も、岐阜では普及員さんがずっとガイドをしてくださり、さまざまな地元の農業事情を話してくれ、良かったなと思い出しました。今回のガイドさんもまた一生懸命で観光的なことまで話してくれましたが、岐阜の普及員さんの時はバスガイド的な観光の話はありませんでしたね。

     

     

     

    白鳥

     

    なんと白鳥が田んぼにいます。何か所もでした。岩手では川や湖にのような水の上でしか見たことありませんでした。車窓からです。バスでは栃木のトマト農家さんと同席で、フレンドリーに話をしてくれる方でした。

     

     

     

    旧山形県庁1

     

    さて、今回のサミット旅行では、前日出発の計画としていました。日暮れも早い時期だし、当日早朝に出て渋滞等でイライラするよりも、前泊でゆっくりしても農作業の進みに変わりはないし、サミット自体では町内参加者はみんなバラバラになるので、前夜に懇親する機会があってもいいねということで、山形市内に泊まりました。

     

    翌日、10時のサミット開始時までの間、旧山形県庁の庁舎を訪ねました。大正時代の作りで、西洋風に中庭を取り囲む四辺形の建築でした。

     

     

     

    旧山形県庁2

     

    昔の洋風の部屋です。「るろうに剣心」のロケで使われた部屋だそうでした。

     

     

     

    りんどう廃園

     

    さて、家の仕事です。廃園にするりんどうのネットを外し、支柱を抜き、自然状態に戻っています。マルチですが、秋は多忙なので、春のまだ地面が湿っているうちに除去しておりました。天候を見て、廃園の耕耘の実行です。

     

    結構背丈もあり林立しているのですが、綺麗にすき込まれていくものです。1畝ずつバックで戻りながら最低速でゆっくり耕します。

     

    トラクターですが、古い22馬力を使っていましたが、エンジンの冷却系統のパイプに穴が空いて(いわゆるガスケット抜け)、エアクリーナーからの空気の取り込み口の方の破損なのでしょう。エアが冷却水内に入ってリザーバータンクまで逆流し、圧力でリザーバーのキャップを外しポタポタ水を撒き散らしながらの耕耘作業という状態でした。30分もすれば冷却水も減って水温(あるいは水量か)の警告灯がつき、しばらく休ませて、ラジエーターキャップ から水を足して満杯にし、また30分作業するという感じでした。この秋のことで、にんにくや小麦の耕耘には難儀しました。。

     

    ちょうど農機屋さんに良い中古があり、値段も手頃だったので、買い替えとなりまして、今回この25馬力の四駆のトラクターの初仕事となりました。隅っこの方のぬかるみ箇所もぐいぐい進んだし、これだけの草丈をよくすき込んでくれました。

     

    いまは次年度に残す他のりんどうの片づけも終盤で、もうちょっとでOKです。とりあえずの粗片づけは終わりネットも外しましたので、雪が降っても大丈夫です。

     

    りんどう以外には、あとはハセの片づけと、たらの木の伐採です。伐採は昨日少し手を着けてみました。りんどうや稲作が終わると、たらの芽のシーズンの始まりです。まずは穂木を作業場内に収納し、年を越して休眠が冷めてからのふかし栽培となります。雪がない地方では、その都度必要な分だけ伐採して芽出しをすることができますが、豪雪地なのでそうはいきませんね。。

     

    これらの作業が終わったら、少したらの芽栽培室の外壁や天井屋根部の修繕をして、長野(茅野市)へ寒天作りの出張に2か月出かける予定です。

     

    タイヤ交換もやらなくては、でした。

     

     

     

     

     

     

    posted by: 渡辺哲哉(園主) | 農業について | 07:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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