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奥羽の里、岩手県西和賀町内で耕す暮らしを営んでいます。日々の山村のスケッチや、農産物の販売も行っております。

奥羽の山里からの農村通信
▼新規就農のレポートです

奥羽の里へIターン移住し、住居を構え、井戸を掘って農業を開始した1996年〜2000年頃の日常を綴ったページです。

            
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鈴木シェフによる西和賀料理の懇談会
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    鈴木シェフ

     

    岩手食文化研究会で、6月頃から企画を温めていた、西和賀の料理人鈴木智之氏の手による食事研修会を10月15日日曜日、沢内太田地区にある「遠巣谷の森文化交流センター」で開催しました。

     

    この研究会では、今年の6月に、「次世代に残したい岩手の食材30選」続編(前編は既刊済み)を発行し、私も編集に携わっておりましたが、編集会議等で西和賀の食材の話題が出るたびに、湯川温泉の高級旅館「山人」で料理長をされていた鈴木智之シェフの話題になりまして、実際、熊肉についての記事の執筆に当たっては、この鈴木氏にジビエを含めた熊肉についての取材を行ったりもしました。私たちの中では、鈴木氏は伝統食の枠組みとはまた異なった、まさに現在の西和賀の食の中心的なプレゼンターであるという認識が生まれておりました。

     

    鈴木氏は既に「山人」は退職され、現在はパン工房「コルヴァ」を主宰し地元の数点の店舗でのパンの販売をメインにされつつ、こうした食事会の求めにも応じてくださるという活動をなさっています。

     

    工房はあっても、店舗や食べるスペースをお持ちではないので、今回は、この鈴木さんにとっても、私にとっても馴染みのあるここ「遠巣谷塾」を定期的に開催している小田島弘枝さんのお宅を会場にお借りしたのでした。私が鈴木氏に会って、今回の食事会のお願いを申し出たのも、ここでのセミナーの時で、その時のセミナーは「三閉伊百姓一揆」がテーマでして、鈴木さんは「百姓一揆を表現した」というパンを参加者に配布してくれたのでした。農民の魂の湧き上がる噴火のようなイメージだったでしょうか。。

     

     

    一揆のパン

     

    写真がありましたので、お付けします。

     

    小田島さんは長く東京でスタイリストの仕事をされた方ですが、沢内出身のご主人とともにこの地に住まわれ、震災後、主に私たち西和賀住民を対象にした広く歴史、芸術、文学、健康といったテーマについて、第一級の講師を招聘してセミナーを定期的に開催していらしゃいます。

     

    こういう素晴らしい場所で、鈴木シェフの料理を堪能し、西和賀の食についてや、ご自身のこれからの展望などを語ってもらったひと時でした。12月よりレストランを立ち上げたいとのことで、愛好する開高健氏の料理を辿りつつ、かつ縄文イメージをベースにした食の場を提供される計画と聞いています。期待も高まりますね。

     

     

     

    料理概観

     

    料理の概要はこんな感じです。ちなみにテーブルとか調度品などは、既に亡くなられた小田島さんのご主人の手によるものです。ご主人もまた東京で、サントリーのCM作家として、まさしく開高健氏が出演するウィスキーのCMを数々手がけてこられた方です。絵画の技もすばらしく、陶芸や木の作り物などもご自分でなさる方でした。絵本童話も出版されています。

     

    そういうロケーションで、料理も映えますね。まさにここが西和賀の文化的発信の拠点になっていくのではないかと私は思っております。

     

     

     

    当園産小麦のパン

     

    本職はパン屋さんなので、今回、当園の南部小麦とライ麦を使ってパンを焼いてもらいました。自分の小麦で作ったパンを食べるのは初めてのことでした。

     

     

     

    クマ

     

    こちらは熊肉になります。全然固くないし、臭みもありません。

     

     

    ウサギ

     

    こちらは、鈴木氏自身が一番うまくいったという湯田牛乳ヨーグルトを使ったメニューで、ウサギの肉が入っておりました。

     

     

     

    お通し黒にんにくソース

     

    これは、お通しという感じの皿で、これもまた芸術的です。お皿の右上に盛られた黒いものは、当園の黒にんにくをベースにしたシェフ特製のソースです。実に美味しくて、何にでも付けて食べたくなりました。こういう美味しい独創的なものを、どんどん商品化してほしいです。シェフご自身の特製ソースを何通りかお持ちですので、それにより他とは違うオリジナルの料理になっているんでしょう。

     

     

     

    南部地鶏

     

    さて、この食事会の前に、研修先として、南部地鶏を飼育している農場を訪れました。秋田の比内地鶏よりは有名ではないかもしれませんが、岩手の鶏として、知名度もそこそこにはありますし、農場を経営する高橋雅一さんに忙しい中、説明をしていただきました。最近、専用の解体工場も整備されて、これから本格的に売り出すというところです。このお肉も食事会のメニューに入っておりました。

     

     

     

    若畑創作館

     

    最後に、せっかく盛岡から足を運んでもらったので、参加した会員さんには、帰宅時に篭制作工房「若畑創作館」を見学してもらいました。前は当園のホームページでも篭の注文を受けておりましたが、近年はあけび蔓などの素材を取りに行ける人がいなくて、在庫があまりないという状況が続いており、当園でもHPでの受注をやめました。ただ細々とは続けているので、ゼロというわけではありません。

     

    お年寄りの活動になるのですが、夏場には畑仕事をして、冬に篭を編みますので、秋である現在が一番在庫が乏しい時期になります。一冬越えて春先になれば、もっと陳列も増えていることでしょう。それなりに素材の蔓も集まってきているんでしょうかね。

     

    こうして、沢内を舞台にした研修会は無事終わり、段取りをした私の肩の荷も降りました。

     

    次回は稲刈りの話題になります。今日の台風も含め、10月は天気がとても悪く、まだひとめぼれの1枚が残っています。先にりんどうの片づけ作業に着手しており、廃園にする場所のネットや支柱を取り除いたり、来年も残すりんどうの花茎部分をもぎ取って、ネットを一つに重ねて上げて、取り外しする準備を行っています。りんどうの収穫は、明日最後の1箱を出荷して、今年は終了です。昨夜は最後の出荷用の結束をして、すぐそのままフラワーバインダーの清掃に着手し、機械の内部や下に落ちたりんどうの葉の屑などをきれいに集めて掃除しました。ちょっと早めに夜なべをやめて、選挙特番を見て、という感じです。だんだん夜なべも早めに終わるようにはなってきました。

    posted by: 渡辺哲哉(園主) | 日々の暮らし | 13:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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