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奥羽の里、岩手県西和賀町内で耕す暮らしを営んでいます。日々の山村のスケッチや、農産物の販売も行っております。

奥羽の山里からの農村通信
▼新規就農のレポートです

奥羽の里へIターン移住し、住居を構え、井戸を掘って農業を開始した1996年〜2000年頃の日常を綴ったページです。

            
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稲作スタートしました
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    ハウス除雪2017

     

    4月も後半に入り、農作業シーズンもたけなわと言いたいところですが、まだ消雪は完全でなく、肌寒い日が多い奥羽の山間地沢内です。全国的に夏日とか言われるほど陽気が進んだ日でも、なんだか午後に入って寒い風が吹いてきたり、夕方はしっかり着込んでの作業、数年に一度ある「寒い4月」になっています。雪解けも遅れておりますが、何より気温が欲しいのは、稲の種まきをしており、ハウス内で出芽を待つ微妙な時期であるからです。

     

    4月になって最初の仕事は、当地では水稲育苗ハウスの除雪です。雪の中にポツンと地面を現してハウスを作っても、地温そのものは低く、雪を渡る風は自然の冷風機であるわけで。。とはいいながら、しっかりと時間をかけて良い苗を作るためには早い時期の種まきが必要です。

     

     

    土入れ2017

     

    「花巻酵素」製の培土を今年も買いに行き、まず晩生で、田植えも早く行いたいひとめぼれの方から播種しました。土入れはナラシ板の角度が重要です。

     

     

    種まき2017

     

    播種(覆土も)は、「みくに式」で、1枚ずつ。一気に押し切らないといけないのですが、途中引っかかるよう乱れると、ムラが出ます。手播きで1枚1枚修正しながらの作業になります。

     

    前にも書きましたが、実際にいただくお米の注文はひとめぼれよりもいわてっこの方が多く、今年はいわてっこ7:ひとめぼれ3の割合で準備しています。小規模ハセ掛け自然乾燥で、規模も50アールを切る面積ですが、課題も多く、今年はハーベスタ(脱穀機)のリニューアルが目標になっています。脱穀の率を上げ、かつ余計な稲わらが袋に入って籾摺り機に詰まりを起こさせないこと、が希望ですね。。

     

    田植え後しばらくは雑草対策に一番重要な時期ですが、水位を絶対に下げないためには、水を止めず冷水になってでも深水を保つことを最優先しようと思っています。また米ぬか投入の時期も代かきの直前が良いという説もあり、耕起前の元肥と6月下旬の2度に分けて入れていた米ぬかは、今年は代かき時1回のみの投入の方式でやってみようかと思っています。

     

    さて3月までは平日の勤務から帰宅後のたらの芽出荷で極めて多忙な日々でしたが、いまは家にいるし、たらの芽出荷も終わるところで、少し余裕が出ています。雪もまだあるうちにやるべき作業を行っています。

     

    冬の期間農機具を作業小屋に仕舞っていますが、これからの時期作業場を使用するために、農機具を入れておく場所が別途必要になります。去年まで使用していた19ミリ補強なしの簡易ハウスはあまりにも見た目が悪くなっていて、昨秋に解体しました。それでずっと前に導入し、稲の育苗の他にほうれん草やひまわりを栽培し、いまはビニールを掛けず、山ぶどうやあけび、さるなしを這わせている50坪4間間口パイプハウスの半分を、再びビニールを掛けて農機具収納場にしようと思い、諸々の修繕作業を行っています。

     

    出入り口を最初の設置時とは反対側に変更する必要があったため、縦横の格子状に組んでいたパイプを抜き取り、ドアレールを付け替えてドアを設置しましたが、一見簡単そうな作業に何日か要してしまいました。錆びて固着したユニバーサル金具のネジはこじ開けるに容易ではなく、山ぶどうを這わせていたため、雪が乗ってパイプを押し下げてしまった箇所の回復や、5本植えた山ぶどうのうちの2本の絡んだヤマブドウの除去(ビニールを掛けるため)も困難な道のりでした。邪魔となった2本の山ぶどうは、掘り上げることは無理で、結局地際で切断し、失ってしまいました。ゼロから新しく建てる方が、直すという行為よりも楽かもしれませんね。

     

    完成すれば、いままでよりも2倍以上の面積になり、1箇所に全て仕舞い切ることができ、期待しています。

     

    ブルーベリーや他の庭木の雪囲いも昨日外しました。ブルーベリーは枝が折れている箇所も結構あり、それは残念でしたが、いずれ剪定も必要で、とりあえずさっと行ってみました。改めて資料を読み返し、何度かしっかりと剪定を行いたいと思います。

     

    昨日は一足早く、八木と八幡平を植えたにんにく畑が消雪しましたので、秋の強風で剥がれたまま冬越ししたマルチを直してやりつつ、カキガラ石灰と豚糞堆肥を少々追肥してやりました。あとは、にんにくの通路部分に豆科の緑肥を蒔いてみたいと思っています。緑肥播種後1か月でにんにくの収穫となりますが、次に小麦を蒔くまでの間の盛夏時に草生状態にしておくことを目標にしてみようと思います。秋にはにんにくとなるいまの小麦畑も同様に通路部分に播種してみます。夏の間、雑草を何度もトラクターですき込み作業をすることは健全ではないように思っています。緑肥も最後はすき込みになりますが、途中草刈りを挟み、巨大化にはしないようにしたいと思います。

    posted by: 渡辺哲哉(園主) | 野良仕事 | 07:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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