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奥羽の里、岩手県西和賀町内で耕す暮らしを営んでいます。日々の山村のスケッチや、農産物の販売も行っております。

奥羽の山里からの農村通信
▼新規就農のレポートです

奥羽の里へIターン移住し、住居を構え、井戸を掘って農業を開始した1996年〜2000年頃の日常を綴ったページです。

            
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盛岡市都南の"ベジタリアン・カフェ"探訪
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    ルーニー

     

    たらの芽の作業に追われ(切ったり、水に漬けたり、水槽に並べたり)、コンパネ4枚2坪の小規模ながら、まずは水槽全体を駒木で埋め尽くすまでが最初の目標で、通勤の帰宅後と週末とですが、日々頑張っております。駒木を置き終わった後は、収穫して空いたスペースに次の駒を置いていくという流れになります。もう少し経って出荷が始まると、伏せ込みと出荷の両方で忙しくなりますが、いまはまだ伏せ込みのみのこの時期。家族サービスというか教育的価値もあると思うのですが、1月29日日曜日、盛岡市都南にある「ベジタリアン・カフェ・ルーニー」へおいしい飲み物とデザートをいただきに行ってまいりました。

     

    店主の照井さんご夫妻は沢内の、しかも当園の近所のご出身ということで(奥様は沢内出身ではありませんが)、お付き合いもあったのですが、ご自宅を改装し、「ローフード」のジャンルでのドリンク、スムージー、サラダ、ナッツ類を提供する「カフェ」と言っていいと思いますが1年前に開店されました。そこで出されるメニューは、まさにここだけのオリジナルで、さまざまな食材を、時に乾燥した粉末までも取り入れながら、ミキサー等で組み合わせて「創作」されております。同じものは他ではありえない、まさにオンリーワンのメニューをいただけるカフェです。

     

    「ローフード」は「スローフード」と間違えてしまいがちですが、加温を控えた低温の調理法をモットーとする生の「raw」のようで、また農薬や化学肥料を不使用の食材をベースにし、もちろん添加物等も使っておられないことでしょう(聞くまでもないでしょうか)。健康や栄養面の安心を第一に独自の食に対するスタイルを追究されており、敬意を持って陰ながら応援させていただきたく思っております。奥様は「ローフード協会」認定による資格も持たれており、平日は「ミュクレ」という名称で、同じスペースでスクール(レッスン)を開催され、土日は「ルーニー(Looney)」という一般客にオープンにされたお店としてのカフェを展開されているのです。完全なお休みの日は土日以外の祭日のみだとか。

     

     

    子ども(ルーニー)

     

    場所は盛岡市津志田南で、マックスバリュの近くなんですが、大きい道路から一つ中に入った住宅地にありまして、私はナビの導きによっても、間違えて2回もぐるっとやり直して走行し、ようやく辿り着くことができました。かなり近づけば、道に面した看板も出ていますので、わかると思います。

     

     

    スムージー

     

    イチゴ、バナナ、アサイーなどさまざまな食材がブレンドされた飲み物3種を子どもたち2人といただき、一番ポピュラーといわれるデザート盛りつけを1皿を注文しました。左から「ベビーピンク」「スムージー」「スーパーフードスムージー・パープルルクマ」です。これは聖なる果実「ルクマ」が入っているそうです。

     

     

    フルーツ

     

    「アサイーボール」です。メニューについてもさっと眺めてピンと来るようなものは並んでおらず、まだ、私には完全にご夫妻のポリシーや食材の選び方について理解が及びませんが、末永く、時々ですが訪れてみたいカフェですね。お近くの方、あるいは遠方でも盛岡へ出られた際には、ぜひ立ち寄ってみていただきたいスペースです。土日限定です。有機・自然栽培系の農家の方も訪れているスポットのようですし、こうしたカフェから岩手の食や農の活発な議論がわき起こって発信されていく場所になると良いですね。文化人じゃないですが。。

     

     

    さて、この日は、先立って、コンサートに出かけてきました。盛岡駅前のマリオスにある市民ホールで開催されたブルックナーの交響曲第4番で、小5と小1の2人を連れて行って来ました。盛岡市でもブルックナーを演奏されるような時代になったんですね。全国の傾向でしょうが、チャイコフスキーやドヴォルザーク、ラフマニノフ、シベリウスといった作曲家の曲は、どの地方都市でも市民権を得て演奏されております。が、ブルックナーとマーラーだけはほぼ東京や大阪でしか行われない傾向がありました。演奏が難しいのかもしれませんが、しかし、彼らの死後100年以上が経って、ようやく、「古典」になりつつあるのでしょうか。

     

    ブルックナーといえば、交響曲第3番の初演の時、楽章が進むにつれ観客がだんだんと退席していなくなっていき、最後に残ったのは若きマーラーとその友人たちだけで、彼らから熱烈な喝采が発せられた。と有名な逸話が残っています。ラベルの「ボレロ」も初演時に老婦人の発した「クレイジーすぎる!」との評に、それこそ最高の賛辞だと作曲者は答えたそうですが(正確な記憶じゃなくすみません)、時代を先取りする大物はこういう話がいくらでもありますね。いずれ確かにブルックナーは総じて難解な曲とも言えるかもしれないです。

     

    このブルックナーの交響曲を小学生に聞かせるにあたり、前もって次の3点をレクチャーしてみました(特に5年生の息子に対してですが)。

     

    (1)ブルックナーは「ブルックナー始まり」で始まる。ベートーヴェンとかのようにいきなり主題が出てくるのではなく、弦楽器全体が小さな音量で震える音を出して、その背景の上におもむろにホルンで主題が現れてくる。「ブルックナー始まり」は「原始時代の霧」とも呼ばれていて、太古の時代のたち込めたもやの中から巨大な恐竜がゆっくりと姿を現してくるのだ。夜寝る前にステレオで聞くときは「原始霧」は小さい音で聞こえないので、生の機会にしっかり聴くように。このようにまずは教え込みました。

     

    (2)ブルックナーは2連符と3連符が交互にくり返される。タータ・タタタ、と、タタタ・タータがこれでもかと執拗に出てくるのがブルックナーだ。このリズムに慣れ親しもう。

     

    (3)「クレッシェンド」は音がだんだん強く大きくなっていく指定だが、これが非常に長く長く続く。このためクレッシェンドの到達点はものすごいパワーになってわれわれに迫り来るので、この音の強大なパンチに魂が飛ばされないように気をつけろ。が3点目。

     

     

    一番好きな演奏はクーベリック/バイエルン放響のレコード時代の録音のものです。

     

    ということで、プログラム前半のシューベルト(「未完成」)では少し居眠りしてしまった2人でしたが、後半のブルックナー4番では1時間の曲を最後まで聴いておりました。盛岡市民文化ホールは新しいホールで、残響の具合もよく、演奏もまたとてもよかったです(いわて県民オーケストラ)。弦楽器の配列は古典スタイルで、第1と第2のバイオリンが両サイドを占める形です。音のブレンド感が良いですよね。また開始時のトレモロもですが、弦奏者は常に左手もビブラートをかけ、右手は激しく上下しなくてはなりませんが、その懸命な姿にも感銘を覚えます。ハース版だったので4楽章のシンバルは入りませんでしたが、本当に久々のブルックナーを体感する一日となりました。

     

    ブルックナーとしては、次はぜひ8番を聞きたいですし、子どもたちにもその圧巻の音圧をがっしりと受け止めてほしいと思います。第8は東京に出たての頃、上野の文化会館で朝比奈隆/大阪フィルの東京定期の公演を聴いたのが最初で最後です(聴いておいて良かった演奏会でした)。

     

    岩手で第8の機会を待つのも良いですが、農閑期に限りますが東京へ聴きに行くこともありですね。ディズニー関係はまず訪問地として終了しましたので、次回、来年の冬になりましょうか、この前行けなかったお台場の観覧車とかも訪れながら、コンサートとか、ミュージカルなども経験させてやりたいなどと思っている次第です。まずはこの1年の農シーズンに全力を注いだ後のご褒美に、ということになりますが。。

     

     

    しょうがスライス

     

    このほど、初のチャレンジとなったしょうがを全部スライスし、乾燥機にかけました。乾燥前の状態がこちらです。まだまだどうなるか今後のことはわかりませんが、にんにくと併せ、しょうがも作っていきたいと思っています。残念ながらしょうがは寒冷地では不向きで、そんなに量は穫れませんので、小規模でやりたいと思います。旬の時期(10月後半)だけ新鮮なしょうがを出荷し、その後すぐに、フレッシュな状態のうちにスライス乾燥をしたいと思います。今回はいろいろ出遅れて遅くなってしまいました。岩手では常温でも冬越しすることができない品目のようで、出荷はスライスをメインとしたいと思います。

     

    写真は大しょうがですが、小しょうがの金時も良い風味を持っています。昨年は「土佐」「お多福」「近江」の3種の大しょうがと金時でしたが、この春には、大しょうが1品種と金時しょうがの2種に絞って作付けしたいと考えています。

     

     

     

    posted by: 渡辺哲哉(園主) | 日々の暮らし | 13:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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