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奥羽の里、岩手県西和賀町内で耕す暮らしを営んでいます。日々の山村のスケッチや、農産物の販売も行っております。

奥羽の山里からの農村通信
▼新規就農のレポートです

奥羽の里へIターン移住し、住居を構え、井戸を掘って農業を開始した1996年〜2000年頃の日常を綴ったページです。

            
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稲の作業が終わりました
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    稲扱き2015

    稲刈りの時期に雨が多かった今年は、好天続きだった8月上旬までの前半戦と打って変わって、9月以降イレギュラーな作業の形が続きました。まだ稲刈りが全部終わっていないのに脱穀も始めるということも起こりまして、これまでなかったことでした。既に去年の在庫も底をついていましたので、現在はやや高水分の段階(16.8%)で一部脱穀し、新米のみずみずしさをより強調した状態のお米をお届けしております。

    なくなり次第、追って16%、最後の夏場は15%をと出荷を分けて行っていこうと思っておりますが、品種も2つありますし、間違えないように袋に記して管理していかなくてはいけませんね。

    稲扱きは午後の限られた時間で行いますので、例年、3回に分けて稲扱きをやっております。今年は27日火曜日に最終分を扱き終えまして、稲作の外作業が終了となりました。あとは残ったハセを片づける仕事が残っておりますが、またいつか子供たちに手伝ってもらいながら(?)搬送収納したいと思います。

    写真は第1回目の脱穀で、勤めが休みだった家内に合わせ、保育所をズル休みした娘も見学しているという感じです。小さい時から稲の作業をそれとなく体で覚えさせておきたいと思っています。いわてっこ、ひとめぼれともに、11月いっぱいまでの出荷はこの最初の17%弱の水分米をお送りできると思いますので、お試しいただければ幸いです。


    稲扱きハウス

    こちらは数年前より始めた出荷の最終ステージ用に15%までの乾燥の実現を目指す策です。水稲育苗やにんにく・小麦の乾燥に使用する小ハウスに金属ハセ三脚セットを設置してここまで運んできて掛けています。欲張って中のスペースもハセを作って3列にすると、中の列の乾きが悪く、失敗します。この金属ハセセットは便利なので使用する人も多いですが、風に弱く、通常は田に設置しますため、今年など10月の爆弾低気圧の際にひっくり返された人もありました。当園のやり方ですと、そういう時はハウスを全閉しますので、ハウス自体が破壊されない限りは中のハセも大丈夫です。

    稲扱きというのは微妙なタイミングがあります。雨が降ると水分は戻るし、扱く時の湿度が決め手のようです。素晴らしい秋晴れに脱穀すると、脱穀作業での籾がハーベスタから袋へとぶつかり合って搬送される工程の中でも乾燥が進んでくれ、水分は一層下がります。昔の人は11月になってグンと気温が下がると良く干せるもんだ、など言います。が、私の実感では長く掛けた方が良いとは限らず、3週間以内に取り込む方が良いと思っています。

    にんにくなどもそうですが、作物の乾燥作業というのは難しいものです。特に昨今のように強い高温の晴天と土砂降りの嵐が交錯する気象傾向では、なおさらと思います。にんにくの乾燥時には高温傾向でやきもきしました。

    そういう意味でも、外に稲が掛かっている間は落ち着かないものです。27日に全部籾が屋内に搬入されたことは、一つの大きな区切りがついたということで、安堵している次第です。ここは日本海側の気候で、晩秋からは同じ岩手の内陸地方と正反対の気候型になり、雨天が続きます。稲扱きはそんな中で稲刈り以上に最大限の神経を使わされる作業工程と言えます。しかも古いハーベスタでして、今年も走行系の足回りで手痛い修理を頼みながらの作業でした。ベルトも2本交換したし、稲作はとにかく機械経費にお金がかかるのです。。



    ハセ全景

    全部の稲刈りが終わった直後のハセの全景です(全部は写っていませんが)。今回、水口や山の日陰部分でどうしても青みが取れなかった稲の束はまとめて掛けて、自家消費用に回すことにしました。こういうことをいい加減にして掛けてしまいがちで、青米が混ざると見た目の商品性を下げますね。精米する場合はわからなくなるので良いのですが、玄米食の方が多いのでこうした点も気になります。稲刈りの日が違った区切り、品種による違いの区切りと、わかるようにスペースを作って掛けています。それを間違えないように脱穀していきますが、今年は品種と扱く順番を迷うことが多いくらい煩瑣な稲刈りと稲扱きになりました。

    今年のお米も、どうぞ宜しくお願いいたします。



    ブランブラン

    さて、出荷やら植え付け(にんにく)やらで忙しい時期を過ごしましたが、学校も休みがあるわけで、どこにもいまはまだお出かけしてやれません。休日は自由に遊んでいます。写真は山ぶどうのパイプハウス内ですが、山ぶどう自体も採取する暇もなく、近所の人に採って行ってもらいました。かわりに剪定をしてもらうことになり、アーチパイプの上部に伸びた蔓はバッサリ切り落とそうと思っています。雪がくっついてパイプを曲げてしまうからです。。

    こんな風に自主的に遊んでくれる時間というのは、親が見ても微笑ましい光景なんですが、実際はそう長時間ではありません。昔の子に比べて、少子化のせいもあるのでしょう。現在は学校行事なども含め、大人が用意した仕組みの中で動いている気が強くします。「ドラえもん」などを見て感じられるような、自主的に子どもたちだけで遊んでいる風景というのは、親世代の我々の抱く幻想、昭和の頃の話かもしれませんね。特に子どもの少ない農村部ですし、各家々も離れています。ある程度大人がお膳立てをしてあげないと。。といったところでしょうか。

    特にこれから積雪期を迎えると、どうしても家にこもりがちになってしまい、その点ではクロカンなどのスポ少活動はありがたい存在であります。



    マルチ剥ぎ

    晩秋になりりんどうの出荷も終わり、にんにくの植え付けの終了しました。あとは片づけです。廃園にするりんどうのマルチを剥がす難事業に着手しており、もうすぐ終わるところです。ついにこれをやらなければいけない順番が来たという感じです。この前の日曜日に廃棄マルチの回収があり、それに合わせ約22アールの潰すりんどうのマルチを頑張って剥がしました。

    マルチ剥がしとは写真のような感じです。にんにくとは異なり5年以上も据え置きになっていて劣化し、かつ雑草と絡み合っているマルチを剥がしていく作業は一番嫌な仕事ですね。。土に埋もれている部分を破り残さないように移植ベラで慎重に掘り掘りし、外側をまず外し、次いで、畝の中側を引っ張って引き剥がします。通常、ネットと支柱を取り外してりんどうの枯れ茎を刈り取ってから行うことが多いのですが、そうすると茎を刈らなくてはいけないし、マルチ剥がしが最終の工程になってしまうため、その間に雪が積もる心配もあります。いつも農協のマルチ回収の日程は11月の初めなので、回収日に間に合わないということにもなり、多少やりづらいですが、当園ではまず何と言っても嫌なこのマルチ剥がしから先に行うことにしています。

    最後にネットと支柱を取り外すと、最後にふんわりと立ったりんどうの茎と雑草を、そのまま1畝ずつトラクターで耕起して整地します。

    この時期(10月下旬以降)になると、冬型とか、寒気とか、気圧の谷とかが頻繁に続いて、寒い雨やみぞれの中での片づけ作業になります。息子も娘も少しやりました。稲扱きやりんどうの出荷作業も挟まりましたが、1週間くらいは要した廃園作業でした。



    マルチ燃やし

    剥ぐ作業がマルチ回収日に間に合わなかったものもありまして、そうしたマルチは焼却しました。古い木や薪、その辺に落ちていた枝を燃やし火を大きくして、灯油の力も借りまして、何とかマルチを処分することができました。

    昨日はネットも外し、支柱の抜き取りと搬送をいま進めています。今日にも全部抜き取って運び出し、トラクターの耕耘で整地までできると思います。

    ふだん情報として取り上げられることの少ない、りんどうの廃園作業について少し詳しく取り上げてみました。

    この後は、通常に来年も残すりんどうの刈り取り、片づけが手付かずの状態で待ち受けております。もうしばらく雪には待っていただきたいです。いつも11月10日頃に最初の積雪があるので、今年だけでも遅く来てほしいと願わずにはいられないというところです。冬の土壌分析のアルバイトのために盛岡へ出る用もありますし、最後の最後までドタバタが続くことでしょう。。のんびりした晴耕雨読といったイメージの農村生活はまだまだずっと先の話でしょう。。

     
    posted by: 渡辺哲哉(園主) | 野良仕事 | 08:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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