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奥羽の里、岩手県西和賀町内で耕す暮らしを営んでいます。日々の山村のスケッチや、農産物の販売も行っております。

奥羽の山里からの農村通信
▼新規就農のレポートです

奥羽の里へIターン移住し、住居を構え、井戸を掘って農業を開始した1996年〜2000年頃の日常を綴ったページです。

            
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田植えを終え勉強会に
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    小麦出穂2014

    田植えが終わり、エンジン除草機を使って除草作業の開始です。同時にりんどうの芽かきや草取りにも激しく追われ、農道等の草刈りも出遅れており、いつものことながら後手後手の展開になっています。1人でやるにはりんどうの面積が多すぎるのです。わかっているのですが、定植したものは続けなければならないし、数年先のことを考えて常に新植も続けなければならず。。今年もまず10アール分新植を完了しました。

    先日、田から下の畑への漏水を防ぐため排水掘りをしていて、胸ポケットから水のたまった溝にデジカメが落下。一瞬のことですぐ拾いましたが、結局ダメにしてしまいました。こういう時は絶対に電源を入れてはいけないと後で知りましたが、その時はとっさに「生きているかな」と電源ボタンを押してしまい、それが元で基盤がやられたのか、電源の入りが絶望的に悪くなりました。

    勉強になりましたね。家電製品一般にいえることのようです。ついオンにしてみたい欲求をこらえて、数日間バッテリーを外した状態で乾燥させることだそうです。

    携帯を持たない身でカメラは必需品ですが、コンパクトな耐水性のない黒いカメラなど、よくよくわが家には不釣り合いな物でした。どこに置いたか見えなくなることもしょっちゅうで。。。やむなく新しいのをネットで注文しましたが、今度は耐水耐衝撃性の、目立つ黄色いカメラにしました。付属の小さいストラップではなくカメラを首から下げるタイプの紐も必需品と思います。よくよく、農家ですからほとんどが野外の水・土・衝撃の環境下での使用になります。

    さて今年の田植えですが、去年よりやや減らす予定で育苗しておりましたが、冷夏の予報で不安になり、急遽1枚分(6アールくらい)増やしました。10アール17枚という限りなく薄植え設定でギリギリ苗を賄いまして、今年も昨年と同じ50アールの作付けで管理しています。豊作になればなったで在庫管理に苦慮しなければなりませんが、不作の時のことを考えて。。。本当は苗の失敗のことを考えて多めに苗作りするものですが、専用の有機培土が高価ですので、ほぼギリギリ(反当20枚の計算)で作り、「失敗しない!」の決意でやっております。

    写真は、カメラの調子の良い時(運良く電源の入った時)を捉えて撮影した小麦の写真です。いつもより1週間遅れでやっと穂が出始めました。6月7日の撮影で、いまはもう少し出揃っています。平年は6月1日が出穂になりますが、雪解けの遅れよりも5月下旬のまさに穂が出ますよという時期に雨がなかったことが災いしたようです。

    同じ時期、水をほしがる時期のニンニクに、何度か通路潅水(水口からの注水)を行いましたが、さすがに小麦畑には水を入れられませんでした。分水栓も設置していない畑です。

    そんなあれこれとドタバタの日々ですが、昨日は「食文化研究会」主催の在来種・伝統野菜をめぐる講演会とシンポジウムが盛岡で行われまして、まずチャグチャグ馬っこを家族で見てから、懇親会まで残って帰宅しました。

    山形大学の江頭宏昌先生がメインの論者でして、在来種・伝統野菜に光を当て、農業の可能性を拓く取り組みについて、農家・レストラン、周辺の人たちを巻き込んだ幅広いムーブメントを紹介されました。『よみがえりのレシピ』の渡辺監督も同席され、兵庫より在来種の取り組みを主催する山根成人さん、葛巻の森のそばやの高家さん(食文化研究会)を交え、とても内容の濃い会となりました。参加者もかなりの数でした。

    山形の取り組みの多彩さもさることながら、個人的に特に興味深く感じたのは、従来の西洋の学問の流れである「書斎的」アプローチと「実験的アプローチ」、「人文学と実験科学」の二項に対して、「フィールド・野外」科学という第3のアプローチを言っておられていた点で、観想(テオリア)でも、実証科学(エクスペリメンタルというのでしょうか)でもない、野良(アグリカルチャー)というスタンスを、私などはつい優位に強調して考えてしまいます。「農」に立脚した「学」というテーマは実に多彩で面白いジャンルになり得ましょう。「賢治と有機農業」もまた相通じるものを感じます。。

    久々に盛岡の夜の懇親を楽しんでまいりました。

    今日は再び、腰にラジオ、手は草取り、を続けます。

     
    posted by: 渡辺哲哉(園主) | 農業について | 07:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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