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奥羽の山里農村いちば
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奥羽の里、岩手県西和賀町内で耕す暮らしを営んでいます。日々の山村のスケッチや、農産物の販売も行っております。

奥羽の山里からの農村通信
▼新規就農のレポートです

奥羽の里へIターン移住し、住居を構え、井戸を掘って農業を開始した1996年〜2000年頃の日常を綴ったページです。

            
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職人による栗の木の片袖机が完成
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    机1

    上の子たちも4月から小4と小2。大変長く待たせてしまっていたのですが、秋に町内の木工職人である竹澤直樹さんに依頼していた学習机2台がこのほど完成し、20日のお彼岸の日に搬入されてきました。私も軽トラックで出かけまして、竹澤さんのワゴン車と2台で搬送し、わが家の居間に無事収まることができました。穏やかな天候の日で、助かりました。

    質素な形でがっしりした、小型の机。長年の夢が一つ実現し、安堵感でいっぱいです。


    机3

    裕福な暮らしとは全然かけ離れたわが家でありますが、机だけは一生、どこに引っ越しても一緒に生活を共にする伴侶であってほしい。安価な既製品ではなく、ここ奥羽の木々に囲まれた暮らしにマッチした机がどうしても欲しくて、本サイトでも一部作品を紹介している竹澤さんに頼んだのでした。椅子とセットで、素材も堅い栗の木で作ってもらいました。釘は1本も使ってありません。机上の物が向こうに落ちないように取り外しできる枠を付けてもらいました。

    最近の学習机は机本体と引き出しの部分が離れた作りになっています。それはそれで改良がなされた結果と思いますが、ここ東北の山村に住んでいて、いろんな場所で昔ながらの木製の片袖机に日常的に接することが多かったものですから、どうしても合体している片袖机が欲しかったのでした。いまバイト通勤している盛岡の実験室にもあるし、その前の町の除雪車庫にもありました。


    机2

    作者とともに、搬入直後の記念撮影です。特に納期などはきちんと決めず、マイペースで冬の期間、工房でこつこつと作業していただきました。シンプルだけど細かく配慮が染み渡っていて、本当にもったいないくらいに味わい深い机と椅子です。

    写真に写るように、ここは1階の狭い居間です。わが家は住宅も1階の半分以上はコンクリの作業場が占める農業のための住宅で、部屋は実に狭いです(2階はそれなりにありますが)。右隣にある冷蔵庫から左の壁までの寸法を3で割ると1台分のサイズは91cm。奥行きは51cmのコンパクトなサイズでお願いしました。3番目の娘の机も3年後の入学に合わせ、同等の寸法で作ってもらう予定です(その時は左のテレビは追いやられます)。引き出しのサイズも含め、大体はこちらでサイズを指定してお願いしました。その際には、ヤフオクに出品されているレトロ系の片袖机に記してあった各寸法を参考にしました。最終的には竹澤さんに一任としましたが、引き出しにA4書類が入る寸法をお願いしました。

    椅子には、座る部分にうっすらとお尻に添った曲線を丁寧に描いてもらっています。下のランドセル置きは家内のアイデアです。

    いずれ子どもたちも引っ越して旅立つ日が来るでしょうが、大人になってもパソコンデスクとして使えるサイズでしょう。高さは75cmで、引き出しの収納スペースも十分確保されています。


    机製作1

    ここからは製作者が撮影した、素材の机になっていくプロセスです。経年のひずみを極力抑えるために、乾燥には気を使っていただいたようです。


    机製作2

    薪ストーブでしっかり乾燥しているところです。このストーブの似合う工房には、作品も陳列されていますので、ご覧になっていただきたいですね。


    机製作3

    これは机の天板になる部分ですね。奥行き51cmと言いましたが、2枚の板をジョイントというパーツを埋め込んで張り合わせてあります。よほど目を凝らして見ても、張り合わせに気づくことは難しいです。唯一、側面に刻まれた年輪の形の違いでわかります。天板の面に違和感がないように接合していただいたという配慮と思います。


    机製作4

    2枚の板が合体して天板になった瞬間ですね。こういう道具もあるわけで。。板の右に継ぎ目が見て取れます。この後はずっとわからなく仕上がっています。


    机製作5

    引き出し部分の原型です。釘を使わない工法です。引き出しの容量は大きい方と思いました。引き出しだけはいくらあっても大き過ぎということはないでしょうね。


    机製作6

    作業台にはさまざまの工具も。稲刈りの頃に注文をして、ゆっくりと作ってもらいました。この冬は雪も多く、この古い建物の除雪はかなり大変だったようです。西和賀の冬は半端ではなく、ここを乗り切って生きるために真剣勝負で仕事もし、住宅を守っていかなくてはいけませんね。木工は季節関係なしにできる仕事で農家としては羨ましい面もありますが、大変な苦労のある道と思います。

    前回の記事にも書いたように、豪雪という負の側面を抱える西和賀ですが、その中でなにくそと各々が磨いた技が多面的に発展し、農家の加工とかも含め、逆転の発想で「西和賀ならでは」の冬の特産になっていくことを願っております。農産物だけでなく木工やカンジキも当園のサイトでは紹介していますが、奥羽の産物としては一緒だし、木に囲まれた暮らしを農家も多いに満喫したいものです。また都会の人もそんな暮らしに憧れを抱いているはずと思います。せっかく大きな深い森に囲まれた岩手ですので、もっと木の産業も発展していけばと願ってやみません。


    机の依頼書

    最後に、これが私の書いたつたない原画です。この図面から立派な机を作っていただきました。
    posted by: 渡辺哲哉(園主) | 日々の暮らし | 17:08 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
    素朴で素敵な机ですね!! 一生の持ち物になることでしょう。釘を使わない工法、実は我家は内壁はすべて木です。宮大工さんにお願いしたので釘はほとんど使っていません。
    シンプルの中に良さが感じられる生活って本物の豊かさなんだと思います。
    こちらは雪解けが進み、田畑も春らしい景色になりました。
    | ノリッチ | 2013/03/26 3:54 PM |
    おはようございます。念願の片袖机です。嬉しいです。山の恵に囲まれた生活は良いですね。また大人になってもずっと使ってもらいたく、頑張ってお願いしました。

    こちら大変な雪掘り(ハウス等)、そして薪の準備からスタートです。りんどうの支柱もまだほとんど隠れたままです。。。頑張りましょう。
    | 渡辺 | 2013/03/27 6:46 AM |









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