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奥羽の山里農村いちば
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奥羽の里、岩手県西和賀町内で耕す暮らしを営んでいます。日々の山村のスケッチや、農産物の販売も行っております。

奥羽の山里からの農村通信
▼新規就農のレポートです

奥羽の里へIターン移住し、住居を構え、井戸を掘って農業を開始した1996年〜2000年頃の日常を綴ったページです。

            
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雪牢の里とはこういうことか
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    曲がったハウス

    今日は午後から地元で会議のため、アルバイトの年次を取り、午前中ハウスの雪掘りに精を出しました。3週連続の週末の暴風雪で、ハウスの雪を掘る余裕もないままに、結局やっと昨日着手することが出来ました。

    とはいえ午後から始まる講演会に行く予定があり、ちょっと手を付けただけで、今日、何とか本腰で最低限の雪掘りをすませたところです。ハウスの深いところはまだまだ2m以上の雪に覆われていて、パイプを何本か曲げてしまいました。。。平日にバイトに行っているので出来なかった、という言い訳は自然には通用しませんね。写真は今日18日の山ぶどうとアケビの棚にしているパイプです。

    ここ沢内には「天牢雪獄」という言葉があり、犯罪者を沢内に連れて置いておけば、繋いでおかなくとも雪のため逃げられないだろう、というような意味だったと思いますが、現在では道路の除雪により市街地への往来は自由に可能です。が、そうして街へ出かけている間に施設が破損してしまうので、結局ここから離れられないだろう、ということなんですね。街で稼いでいる間に雪で破損して、修繕費を払うのは何ともばからしい話であります。

    まあ今回の破損は経営上重要な箇所ではないけれど、抜いたり挿し直したりで2日くらいの労力は必要で、雪が解けてからの仕事が一つ増えました。また窓に付ける雪囲い板・金具の破損防止のための除雪も必要だし、水稲ハウスの雪掘りはまず施設の救出にめどが立った次の話であります。

    昨日は久々に天気のよい休日で、雪を掘りたいのは山々でしたが、野口勲氏の講演会が紫波町であり、それに行く計画でしたので、子ども3人連れで出かけ、昼を食べさせ、会場のすぐ下のフロアにあった図書室に置いて、一人で講演を聴いてきました。

    野口さんは固定種・在来品種の種屋さんとして有名な方です。当園でも岩手近郊の在来種のにんにく等にこだわりたいと思っているし、F1品種には違和感を感じる者の一人です。野口さんの熱意ある語り口は会場の人たちに強いインプレッションを与えたことと思います。質疑を入れて3時間はあっという間に過ぎた感じでした(その間子どもたちは何十冊も読書ができました)。

    正直、ここまで盛会になるとは思っていませんでしたが、遺伝子組み換えも恐ろしい未来でありますし、意識の高い消費者が岩手でも多いんだなと感じました。田村和大さんという自然栽培を志向する若い新規就農者の方が主催された会ですが、消費者を大きく巻き込んでの開催に素晴らしい実行力と発想力を感じました。一層のご活躍を期待したいですね。自然栽培農家はとても増えていますし、勢いとしては「有機農業」以上のように思います。リンゴの木村さんの影響が大きくある気もいたしますが、この野口さんの功績も大きいでしょう。

    TPPの雲行きも怪しくなっています。強い農業、攻めの農業などと言っておりますが、中山間地の農家にそんなに資本力はありません。政府とてわかっていることで、建設業等からの企業の農業参入を進めるねらいでしょうか。資本と人員を抱えた企業が規模の大きい計画で多額の補助金を得て新規ビジネスを展開していけば、家族経営農家の生きる道はどうなるでしょうね。現実にそういうことはかなり日常化しているのです。

    小さく始め、風土や食文化とマッチした農業の形態、そういう部分をきめ細かく消費者と共感し合い、関係を築きつつ、農家の質素な生活が成り立てば、それで足りるのですが。。。そういうビジョンに在来の固定種は必須の手段であろうし、決して大規模さんは手を出さない分野でありましょう。量(出荷の箱数)で勝負するならば、揃いの良いF1種には敵いませんから。


    posted by: 渡辺哲哉(園主) | 季節の話題 | 12:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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