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奥羽の里、岩手県西和賀町内で耕す暮らしを営んでいます。日々の山村のスケッチや、農産物の販売も行っております。

奥羽の山里からの農村通信
▼新規就農のレポートです

奥羽の里へIターン移住し、住居を構え、井戸を掘って農業を開始した1996年〜2000年頃の日常を綴ったページです。

            
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りんどうお盆出荷が続いています
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    りんどう2012盆

    8月に入るとともに、りんどうお盆用品種が咲いて来て、最盛期を迎えています。例年より2〜3日の遅れでしょうか。現在もまだゴッソリ採れ、お盆休みも何もありません。日中だけの話でなく、深夜残業になっておりますので、一般家庭のお盆のごちそう(焼き肉とか?)とも無縁で、作業場内で8時頃にサッサとかきこんで、そのまま10時過ぎ(昨日は12時)まで選別に追われています。明日は出荷がないので、今夜は残業はしませんが、1日出荷が空くとその分りんどうで水槽がいっぱいになり、次の出荷日朝の箱詰め作業も大変になります。

    毎日小出しにそこそこ出していければ、気分も楽だしそれに越したことはないのですが、いかんせん、りんどうという品目は盆や彼岸需要期というごく短期間に集中する形態になっていて、ハウス等で周年出荷を続けていくような品目とはまさに正反対。面積も増やせないし、また農閑期という問題も存在するわけですね。いまだけを考えれば悪い仕事ではないでしょうが、やがて冬が来て、キリギリスと同じ状況が必ず来る。周年ハウス栽培をアリさん型とするならば。。

    お盆ともなれば、子どもたちをみながらの作業です。まあ上の2人はもうほったらかしの年齢ですが。昨日も近所の子たちとさっさと地区の盆踊りに出かけてしまいました。

    あちこちでりんどうの産地ができているようでもありますが、りんどうというのは実に大家族向けです。家のじいさんばあさんなり、会社勤めの息子夫婦とかの帰宅後の手伝い、はたまた親戚縁者を総動員して8月と9月の需要期1週間に集中して大量出荷を行うスタイルが何と言っても主流。まさに私たち核家族移住民にとっては不利だらけですね。育児もこの需要時にはブレーキではあるに違いないですしね。

    私たちなりの工夫と言えば、品種の種類を増やし、富士山型の出荷でなく、なだらかな丘陵型にしていくことでしょうか。

    お盆出荷用の1品種を全面積植えれば、ピーク時に採り切れません。この同じ面積に3品種栽培することで、微妙に各品種のピークがずれて、全体的にいつも途切れず、また無理にならず、という状態になるようです。1品種だとピークでない時は逆に手があいてしまう。そういう時は家族だけでこなし、ピーク時に親戚等を動員する。まあ値段の補償されている需要期間中に大量に出して、後は草刈りとかしている。そういうスタイルの方が所得としては増大するでしょうが、わが家では目指すところの形ではないですね。現実的に。

    値段は、総じて悪くはないようです。他の大産地ではこことは逆に出荷が前倒しになり、需要期前に出荷のピークが来たとかいう声も聞こえました。であれば、いま現在は品薄のはずであり、需要は薄いかもしれませんが、値崩れはないような気もするし。

    息子の産まれた7年前の8月18日(米の日)は大量に出荷し、それが全量大暴落の憂き目にあったのでした。その年の大産地の動向まで覚えていませんが、お盆品種が遅れてお盆後に出荷の山が来ると、このような目に遭います。逆に前進化(前倒し)したのなら、今年は暴落はないでしょうかね。

    花というのは結局こうした相場というものに一喜一憂するバクチみたいなものですよね。でも当園のような品種の数を増やしてなだらかな山を形成し続けるパターンにすれば、その年々の市況がどうとか、ではなくて、トータルに出荷した箱数で所得が決まってくるものです。それでも平均単価が低ければ、当然手取りは少ないですが、ならしてみれば、だいたい同じような傾向と思います。震災による花離れ等の傾向もないように思いました。花どころではない、というような時局にはわれわれの仕事は成り立たないことですが、幸い、お盆の文化も後押ししてくれて、りんどうの存在価値はまだあるようです。

    さあ、午後も選別したり収穫したりで頑張りたいと思います。子どもたちは明日から2学期のスタートです。


    posted by: 渡辺哲哉(園主) | 野良仕事 | 13:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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