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奥羽の山里農村いちば
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奥羽の里、岩手県西和賀町内で耕す暮らしを営んでいます。日々の山村のスケッチや、農産物の販売も行っております。

奥羽の山里からの農村通信
▼新規就農のレポートです

奥羽の里へIターン移住し、住居を構え、井戸を掘って農業を開始した1996年〜2000年頃の日常を綴ったページです。

            
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楽しかったにんにく植えの体験会
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    にんにく植えの会

     

    秋の繁忙期真っ只中です。当園では彼岸向けりんどうの出荷が大きな作業内容ですが、現在はまず需要期の出荷は終了し、りんどうとしては極晩品種に移行しております。が、これも結構忙しくて、時に出荷するにんにくの皮むき作業も加わりながら、相変わらずの夜なべ作業の続く日々となっています。りんどうの出荷が途切れることはないですが、そうした開花がつながっていく作付けにより、高い時も安い時もある中で、トータルではならした販売額になることが狙いでやっております。もともと一人の作業なので、ピンポイントの時期を絞って大量に出荷をすることはできませんし、そこで外してしまっては、目も当てられません。。

     

    さて、この彼岸りんどう出荷といつも重なってくるのが、ホワイト六片の植え付け作業です。生もので需要期のあるりんどうがどうしても優先されて、ホワイト六片の植え付けは後回しとなり。。そのうち当地ではすぐに冬が来て、雪解けを迎える春は遅く、結果、小さいにんにくの収穫になってしまいがち。

     

    そうした困った連鎖をどうしても克服したいと思っていたところ、地元の産業公社職員の瀬川君が中心になって、植え付け体験会を呼びかけてくれまして、9月16日、10名を超える人たちが集まってくれました。

     

    いままで、こんな秋の早い時期に植え付けたことなどもちろんありませんでした。多肥で大玉を狙うのではなく、栽培期間を長くとることで大玉を得る。これは自然でかつ賢明な選択と思います。早い時期に植えたことで、実際収穫時にどう反映されるのか、それを試してみたくて、この16日という早い段階の日を選びました。ホワイト六片の休眠が醒めてすぐという最も植え付け一番乗りの時期になろうかと思います。

     

    集まってくれたのは、県職員、「食べる通信」の編集さんや県内の協力隊の方、東京から来ていただいた学生さんやお勤めの方、湯川温泉「鳳鳴館」の主人、といった主に若い人たちで、先に触れた瀬川氏のつながりで集まってくれた方々です。

     

    ちなみに、写真右上には、ドローンが写っております。

     

     

    ドローン

     

    これが飛び立ったばかりのドローンでした。上から植え付け風景を撮影しています。

     

    https://www.facebook.com/events/316604922144367/?

     

    ↑こちらで、「すべての投稿を見る」のボタンを押すと、その動画が見られます(「食べる通信」山下さん撮影)。その他のこの会についての記事もご覧いただけたら幸いです。

     

     

     

    カケラ割り作業

     

    植えるに先立って、まずカケラ割り作業があります。ここが結構大変なのですが、私はりんどうの作業をやらざるを得ず、完全なお任せで、大変申し訳ありません。

     

    にんにく植え付けはホワイト六片のすべてと、八木の2/3くらいを完了することができました。あとは八幡平が残っていますが、これはまだ休眠中なので、もう少し先になります。全量の半分を超えるホワイト六片が植え終わったのは大きな成果でした。

     

    また、もっと大きな成果だったのは、集ってくれた若い方々との交流でした。当日の夜は、湯川温泉鳳鳴館で打ち上げ懇親会を行いましたが、いろんな職種の熱い方々でして、遅くまで盛り上がり、本当に良い体験をすることができました。

     

    にんにくを植えていただいてありがたかった、ということはもちろんなのですが、単に「援農」目的でお願いしたということではなくて、共に土を触りながら、耕すことの意味や現代に生きる我々の存在理由みたいなことを感じ合い、語り合える「場」であることが大事だったと思っています。

     

    「グリーンツーリズム」とは何か、を考える時、お金をいただいて、楽しんでもらえるおもてなしをする、というようなアプローチでは長続きしないし、農家にとっての作業上のメリットは必要です。同時に、その作業を通じて何かを得て帰ってほしいし、野良の暮らしの息づかいみたいなことを感じ取ってほしいと思います。今回は、そういうことが共有できた、とても貴重な一日だったと思います。いつもこうはいかないかもしれませんが、良い巡り合わせだったのでしょう。農家の側としては、そろばん勘定で面倒な作業をやってもらおうなんて考えず、参加者の人たちから何かを学ぼうという姿勢が大事なのではないでしょうか。ふだんポツンと圃場で過ごしているのですから、こういう機会は知見を広げるチャンスですね。

     

    もっとも、グリーンツーリズムの時だけ、別の顔をするというのではなく、普段の「農」に向き合う姿勢も同じでいたいものです。結局ビジネス性やお金の収支部分が、生きるための手段としてでなく、目的になってしまうような農「業」を考える時、最終的には行き詰まってしまうのではないか、というのが私の考えです。特に有機農業のジャンルは、「野良とは何か」みたいなことと深く合体しているのではないかと思います。

     

    いわゆる「業者」が有機分野に参入するというような時に、ある種の不信感を感じてしまうのは私の偏見かもしれませんが、ビジネス意識が先立っているでしょう。できた商品性だけで見れば、誰が作っても農産物は農産物ですが、何を見据えて耕しているのか、に、こだわりを持ちたいと思うところです。「有機でやりたいから、有機でやる」というのがストレートで好きですね。

     

     

     

    小麦フルイ

     

    さて、今年は本当に天候不順だった夏でして、ビニールハウス内に掛けていた小麦の乾燥も進まず、雨に当たってもいないのに、困ったものでした。やはり日照は大事なのですね。そして8月末の晴れの日に1か月の乾燥期間を経て脱穀し、9月になってやっとゴミ取り選別をして出荷準備が整いました。

     

    これまで小型の籾摺り機(米で使っているのとは違うもの)で選別していたのですが、どうも玄麦に傷を付けてしまいそうで、今年は以前のやり方に戻してみました。もともと量も少ないし、結果は綺麗に仕上がったと思います。

     

    最初にフルイに通します。この工程をカットしていきなり唐箕に投入しても、結局何回もやり直さなければならなくなります。

     

     

     

    小麦唐箕選

     

    次に、唐箕です。久しぶりに使いましたが、残ったゴミがきれいに飛ばせ、良い玄麦が確保できました。

     

    ところで、当園ではにんにくと小麦を毎年交互に輪作しております。農薬を使わない当園の農法では、産地で行っているいわゆる土壌消毒のようなことはもちろん一切しませんので、土壌病害は最も恐れる点です。これを回避するために、今年の秋から来年の夏まで、小麦を一作休み、水張り水田にすることにしました。何年かに1回、必要な対応と思います。

     

    簡単に代かきして水は張りましたが、来春に稲の作付けはできません。作付けすると、秋のにんにく植えに間に合わないからです。7月中に水を落として土を乾燥させ、9月ににんにくを植える予定です。

     

    そのようなわけで、小麦はこの秋は、種子を維持するためにアリーナのみ小面積播いて、南部小麦は播けませんでした。来年の小麦の販売はできなくなりましたが、再来年には、また復活させますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

     

    また、にんにくの種子としての販売も、本年で終了しようと思っています。万一、病害を受けたにんにくを販売して、買ってくださった農家の畑にまで影響を及ぼしてしまっては、申し訳ないことです。外観では病害はわかりませんので。。また、彼岸りんどうで夜中まで出荷が続く9月の時期に、植え付けに合わせ日時指定され出荷準備をするというのも、作業上辛いことでした。こうした種苗用にんにくはにんにく専業の方に任せることにして、当園としては、家庭消費向けの小さくても風味を好んでいただける食用利用の方に出荷していきたいと思っております。

     

     

    やまなし収穫

     

    さて、春に花を咲かせたやまなし(ハンベエナシ)が、実をならせました。全部の木ではありませんが、とりあえず、手の届くところまで頑張って収穫しました。

     

    手前の木は熊にやられ、その体重で木は傾いて、枝も折られております。既に田も熊被害に遭っております。

     

    落ちた実が完熟していて良いのかと思っていましたが、木に付いたまま採り遅れてシワシワになっているのもあったので、もいで採ろうと思った次第です。ただ、ラジオで梨農家が言っていたのですが、梨は素人では採り頃の判断が難しい。だからお客さんがもぐ観光農園のようなのはやらないんだ、と。今回適当に手を伸ばして採ったので、早いものも、過ぎたものも混じっているかと思います。この辺は見定める目を養っていかなければと思います。

     

     

     

    ハンベエナシの木の実

     

    うちの木(ハンベエナシ)は大きめです。時期は9月初めなので、早生になるでしょうか。

     

     

    ハンベエナシ

     

    まだこんな量です。確かに青いものも混じっていますね。現在はにんにくと同じ-1度で貯蔵しています。これで、どう製品化していこうかと、少しワクワクして考えを巡らせています。

     

     

     

    ポポー

     

    春に播いたポポーの種子が夏を過ぎてやっと出芽し、現在も育苗中です。このまま秋に定植しても、去年そうであったように確実に枯死してしまうので、発泡スチロール箱に入れて室内で冬を越させ、来年の秋に地植えしてやりたいと思います。こういう木の実系は大好きです。サルナシ、カシス、ラズベリー、ブラックベリー、ハスカップ、グミ、スグリなどなど、ブルーベリー以外にもいろんなものを植えて楽しんでいるところです。

     

    稲刈りのためのハセ組み作業中で、午後も引き続き進めながら、りんどうの収穫も続けたいと思います。

     

    posted by: 渡辺哲哉(園主) | 野良仕事 | 13:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    冷害の夏か。。
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      ブルーベリー作業

       

      当園では一大繁忙期であるお盆用りんどうの出荷も終わり、ふだんの管理作業に戻りつつ、にんにく植え付けのための準備にも取りかかっています。

       

      今年は予想外にブルーベリーが実を付けてくれました。剪定を怠っていたことで樹勢が弱くなっているということに気づいて、栽培書も読み手をかけてやり、3年かかって復活した感じです。いただいたご注文分の出荷は終えて、残ったものをお盆のお客を見込んで地元の産直に出してみようということで、子どもたちに採取からパック詰めまで全てやらせてみました。売り上げは3人で均等に分けるようにということで、夏休みの1日、頑張って取り組んでおります。

       

      が。。結果的にはブルーベリーはあまり売れず、2/3を撤収してジップロックの冷凍室へ。。ふだん閑散の産直所もお盆だけにりんどうはしっかり売れたようなんですが、ブルーベリーは植木としてみなさん庭に植えているのかもしれませんね。

       

      冷凍したブルーベリーが7kgくらいありますので、ジャム等にお使いになられたいは宜しくお活用ください。

       

       

       

      小麦乾燥中

       

      突然やってきた8月の低温で、お盆休み頃に予定していた小麦の脱穀が進んでおりません。。水分も15-16%となっていて、かなり時間はかけて干しているのですが、目標の12%台には届かず、今後の高温晴天を期待しています。今日あたりでオホーツク高気圧は去っていくとの予報なのですが、どうでしょう。本気の晴天がくれば、一気に乾燥は進んでくれるのですが。。

       

      出穂した稲の穂もなかなか頭を垂れてくれず、大事な時期の低温傾向に、東北では悩ましさを感じています。

       

      今月中には脱穀・選別して出荷に漕ぎ着けたく、いましばらくご猶予を宜しくお願いします。

       

      ライ麦も今年は販売しますが、作付けはもう終わりにしようかと思っています。最後のライ麦になると思いますので、よければご利用ください。

       

       

       

      にんにく米ぬか作業

       

      さて、天気は悪くても、次のにんにく植え付けの準備は進めなければならず、取りためていた米ぬかをしっかりと散布して、耕耘しました。これまでなかなか大きいサイズのものが採れなかった経験から、低温多雪のこの地域でそれなりのサイズのにんにくを確保するためには、とにかく早い時期の植え付けが大事であると確信し、この秋には早い植え付けを実行すべく、計画を立てています。

       

      休眠の浅いホワイト六片が何よりも早く植え付けが必要で、当地では9月中旬が適期であると判断しました。具体的には3連休になる土曜日の9月16日になりますが、彼岸向けりんどうの最盛期であります。それで、初秋の奥羽の気候を感じてもらいながら、にんにくの植え付けの会を募って、希望者に作業を共にしていただくことを企画しています。

       

      野良の暮らし方について語り合いながら、地元産の食材を取り入れた特製のお昼(弁当等)をお出しして、秋の一日を過ごしていただけたらと思っております。関心がおありの方は、どうぞご一報ください。参加費は若干いただくことにしようと計画者で話し合っていますが、にんにくでのお礼等を考えています。

       

       

       

      クロタラリア

       

      そのにんにく圃場ですが、ふだんなら、7月の収穫後にすぐに雑草すき込みの耕耘をしているところ、今年はそれを待機しておりました。理由は、初の試みでしたが、小麦を植え生育中だった6月半ばに緑肥であるクロタラリアのタネを蒔いてみたことによります。クロタラリアは土壌センチュウを抑制したり、マメ科であることから土中に窒素を蓄えてくれる機能があるということで、指定の播種適期6月に、小麦の畝間に蒔いて、小麦収穫後(そしてにんにくの圃場になるわけですが)も引き続きある程度生育を遂げるのを待ってみたのです。

       

      結果は、大した背丈にはならず、緑肥として十分な効力は発揮してくれなさそうです。クロレタリアは暖地向けのものなのでしょうか。気温が上がってから播種するとのことで、それを8月にはもうすき込みするというのは、作型として無理があったようでした。

       

      土作り・センチュウ対策を考えると、7月の小麦収穫後すぐに粗起こしして水を張り代かきをして、お盆まで1か月弱掛け流し湛水し、お盆に落水して土の乾燥を進め、9月最初に耕耘して畝を作る、という計画が、ぎりぎりの行程ですが効果がありそうに思っています(水はけが良い圃場なので可能なことです)。

       

       

       

      粘菌展

       

      さて、お盆の終了とともに小学校は2学期ですが、2学期が始まって最初の土曜日に、お盆りんどうも終わったことで遅ればせながら夏休みを取りました。山形県立博物館で「粘菌」の特別展示を行っていたので、出かけてきました。

       

      子ども向けの漫画伝記で「南方熊楠」を読ませていたので、粘菌の存在はわかっていました。展示室での撮影は禁止でしたが、熱心に見学してきました。

       

       

       

      ケサランパサラン

       

      こちらは、常設展示にあった「ケサランパサラン」です。展示は貴重なものですね。

       

       

       

      粘菌か

       

      家に帰り、翌日に粘菌探しをしているようでした。木の葉に付着したこの物体、粘菌なのではないでしょうか。粘菌についての本もすぐ1冊取り寄せて、わが家ではちょっとした粘菌ブームになっています。

       

      この鬱蒼とした奥羽の森には、きっといろんな粘菌が潜んでいるに違いありません。博物館の学芸員さんも、そうおっしゃっていました。

       

       

       

      ジャバ

       

      山形に来たということで、昼にラーメンを食べた後、教えてもらった情報で、午後からプール「ジャバ」に行って来ました。この屋外の75mの滑り台は気に入ったようで、何度も並んで遊んでいました。

       

      室内にも結構大きめの螺旋のスライダーがあり、この2箇所を何回も何回も、でした。

       

      山形は遠く、一般国道になりますし、時間はかかって疲れました。行きの車中では甲子園の盛岡大附属と愛媛との中継を聞き(12-7で勝利)、帰路では結構な雷雨にも遭遇しました。プールにいた数時間は夏らしい天候で晴れて、プール日和でした。

       

       

       

      神社

       

      余談ですが、娘(小2)の自由研究で、近所の神社を巡るレポートを作っていました。撮った写真のプリントは私の係で、画質を調整し、L判にサイズを合わせて加工する作業は時間も要しました。

       

      この辺では家ごとに神社を持っていたりしますので、裏山とかに結構こういうのがあるのです。年に1度はちゃんと神官さんを呼んで例大祭も行うのです。移住後最初の頃ですがそれに参加したこともありました。

       

      夏らしい天候を期待しつつ、草刈りや、草取り等に励みます。

       

       

      posted by: 渡辺哲哉(園主) | 季節の話題 | 07:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      夏の収穫シーズン、と貴重な休日も
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        姫神山

         

        8月に入り、お盆向け切り花りんどうの出荷が最盛期を迎えています(お盆商戦がスタートしたところ)。去年は極端に早咲きとなり、価格も暴落。。やっと今年のお盆は順調に需要に見合った出荷となりそうです。最大の出荷ピークが8月8日頃にくればピッタリというところでしょうが、どうなるでしょうか。

         

        その出荷を前に、にんにくや小麦の収穫直前で、もうこの日しかないということで、子どもたちもまだ夏休みに入る前になりますが、7月8日に、姫神山ハイキング(登山)に出かけてきました。

         

        この日は猛烈な暑さでしたが、さすがに山頂は幾分涼しさもあって、心地よい風に吹かれます。もっとも登りは山の形からしてとても急な斜面で、追い討ちをかけるようにアブの攻撃に遭いながらの、結構重労働な歩きでありました。山頂で、カセットボンベのバーナーで持参した水を沸かしてカップラーメンを食べました。

         

        ちなみに、この頃は最大級の猛暑が到来していて、6月前半の強い連続の寒気で停滞していたお米にはいくらか取り戻しになったことでしょう。逆に涼しさを求めるりんどうにとっては、高温は開花の抑制に働いてしまい、開花の遅れが心配されました。7月の下旬になってようやく梅雨空が戻ってきて、大雨も降ったりしましたが、それで開花期は挽回し、どうやら無事お盆に合った出荷が叶いそう、という感じです。

         

        子どもたちはこれまでほとんど登山はしたことがなく、今年は是非と思っていたので、まずは達成できたよかったです。ただ後で検索等してみると、姫神山は急な上り下りとなるために、レベルとして難易度がやや高いとのことで、小2の娘としてはよく登り切ったというところでしょうか。

         

         

         

        溶岩流

         

        姫神山登山は4時間程度で全行程を終えられるので、帰りに有名な「焼走り溶岩流」に寄り道してきました。これは本当に荒涼とした世界です。草が生えていないということは、何メートルもこの溶岩が敷き詰められているということでしょう。

         

        コースは延々と続いており、帰路のことを考えずに奥に進む子どもたちでしたが、ちょうど展望台の所で車道に接していて、帰りは車道を歩いて入り口に戻ってきました。小1時間も溶岩流を歩いた気がします。歩く歩道は溶岩もこなれていましたが、それでも歩きにくい路面です。登山の後だし、車道を歩いてこれて助かりました。子どもたちは疲れも忘れ、普段あまりないレジャーな時間に気分も高揚していて、ハイになっているようでした。

         

        帰りに盛岡市内で、昔懐かしい銭湯に入ってきました。

         

         

         

        ブルーベリーネット

         

        さて、あとはもうひたすら仕事漬けの日々で、夏の収穫期を迎えました。カラスに散々やられていたブルーベリー畑には、今年は防鳥ネットを張り巡らせました。つなぎ目のところを探せば入って来れる気もしますが、多分足の爪が網に引っかかって大変なことになるだろうと、賢いカラスならば想像し、近寄らないことでしょう。

         

         

         

        ホワイト2107

         

        にんにくは、まずはホワイト六片から。今年はやや小ぶりに思います。6月前半の寒気が原因でしょう。沢内は秋も短いし、春も遅いため、休眠の浅いホワイト六片については、とにかく早く植え付けすることが大玉を作る最大の要因と思います。休眠の深い八木や八幡平は10月になってからで十分ともいえますが、普段翌春になって初めて目が出るこの2品種について9月下旬に少量試験的に植え付けしてみたところ、八木については秋のうちに目が出ることが確認できました。

         

        休眠の浅い順に、ホワイト六片を9月中旬までに、そして八木を下旬に、八幡平を10月上旬に植える、という体制を築きたいところです。いかんせん、中旬は彼岸向けりんどうの出荷、下旬は稲刈りが大きな作業としてあるために、労力の確保が最大の課題なんですが。。

         

         

         

        八幡平収穫

         

        八幡平を掘っています。町外から少しお手伝いに来ていただきました。

         

         

         

        にんにく体験

         

        こちら、にんにくの皮むき作業をしてもらっています。県内の2家族さんが来園されて、作業を体験してもらいました。あいにくの雨で、もし降っていなかったら、にんにく掘りそのものを体験していただいたのですが。。このあと、バーベキューで昼食を楽しみました。

         

         

         

        刈り取ったライ麦

         

        にんにくの次は、小麦です。こちらは刈り取った直後のライ麦ですね。ライ麦は続けるべきか、需要の多い南部小麦の方を増やして品種の数としては減らしていくか、思案しています。ライ麦を植えている畑は大変な石カラ畑で、やせてもいて、通常の小麦は背丈も伸びず、バインダーで刈り取れないという。。ライ麦しかできないような畑なので、どうしたら良いでしょうか。

         

         

         

        アリーナ2017

         

        こちら、最後の刈り取りはスイスから来た極晩長棹品種のアリーナです。小6の息子はバインダー作業を稲刈り時にマスターしてくれたため、今回はアリーナの刈り取りを頼みました。私は奥の畑で八木にんにくを掘り取り中です。収穫適期でもあり、とにかくりんどうが始まる前に駆け込みで作業を進めます。

         

         

        志和稲荷巨木杉

         

        にんにくと小麦の収穫が終わった先月28日に、毎年恒例の志和稲荷神社に行って来ました。移住して来た最初の頃に、近所のおばあさんたちを乗せて行く目的で自分も参拝するという感じだったのですが、高齢でおばあさんたちが行かなくなってしまった後も、習慣という感じで毎年参拝しております。境内には巨木の杉があり、この辺りの散策も楽しいです(写真)。

         

        その後、盛岡駅前のマリオスでバイキングを食べ(年に1度の恒例)、その後プールに行きました(「ゆぴあす」という、ゴミを焼却する時の熱で沸かすお風呂とかを運営する施設です)。

         

         

         

        ゴジラ像

         

        プールの帰りに街中で見かけたゴジラ像です。交通量が多いところで、撮影に苦労しました。

         

        神社とプールで束の間の休息を取ったあとは、もうひたすらりんどう採りの日々となります。。

         

         

        posted by: 渡辺哲哉(園主) | 野良仕事 | 13:09 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
        田植え後の除草シーズンです
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          チェーン除草

           

          バタバタと田植えも終わり、田んぼ関係ではとにかく除草のシーズンで、田植え後5日目くらいから久々にチェーン除草を行っております。除草機にワイヤーロープを付けて畦畔から引っ張ります。うちの田はどれも小さくて、最大でも12アール。写真の田は7アールです。

           

          向こう側は農道があるので、ホースを90度回転して向きを変えるローラーを通して、軽トラで左方向にバックして引きます。こちらは山側なので車で引っ張れず、人力で引っ張ります。除草機は2mもので、5年くらい前に作成したものですが、田の中を漕いで引くのがやはり辛く、しばらくやっていませんでした。去年、中島紀一先生の講演を聞いて再び新鮮な気持ちとなり、チェーンを引こうと思い至りましたが、田に入らずにロープで引く「ものぐさ式」で対処しました。。塩ビ管に蓋を付けたフロートを装着しているので、子どもでも引っ張れなくはありません。

           

          3週間程度経ち、草も生えてきておりますので、先週はエンジン除草機をかけましたが、その際もエンジン除草機にチェーン器具を引っ張らせてダブル除草機で行ってみました。エンジン除草機・私・チェーン除草機の順番で、もちろん田の中を歩きます。ターンの時のチェーンの扱いがちょっと面倒でしたが、やった甲斐はあったと思います。田の中から出てカメラを取りに行くのが面倒で写真はありませんが、エンジン除草機はチェーン器具を引っ張れました。1週間経ちますが、ただのエンジン除草に比べれば草の量は少なく、チェーンを何度か引いた効果は十分認められたと思っています。

           

           

           

          にんにく緑肥覆土

           

          明日から7月ということで、にんにくの収穫期が近付いておりますが、今年は6月の特に前半が寒い雨続きの天候で、稲、にんにく共に遅れています。八木が特に小さい感じで、心配です。こうして見ると、八木と八幡平の色の違いは歴然としています。八木を植えている辺りは粘土が強くて、悪い影響もあるかもしれません。

           

           

           

          種生姜

           

          平均気温が15度になったら、生姜を植えるというのがルールのようです。5月下旬に高温の晴天が続き、植え付けをしました。今年は「近江生姜」一本に絞って種を購入し、2か月ほど低温に当てないように部屋で貯蔵し、植え付けをしました。

           

           

           

          生姜植え付け

           

          種は10kgほど準備しましたが、割って配布してみると、面積としては大したことはありません。問題は、その植え付け直後から6月前半に平均15度を悪寒い日が続きまして、1か月が完全に経過した現在も、まだ芽は出ておりません。前回のブログで触れた「ポポー」も出芽はまだ、です。心配になりますね。

           

           

           

          牛沼のヘラ

           

          余談ですが、連休時に初めて訪れた横手公園「牛沼」に、その後息子とリベンジ釣行し、2度目のトライでヘラブナを釣り上げることができました。初回の時に聞いた情報「マッハ」という名の餌に、これはバラケ系のためグルテンの入った一般的な餌を混ぜて使用しました。

           

          なお、最近のニュースで、この池を含む横手公園内でクマが歩いていたとの報道がありましたが、確か横手公園はしばらく立ち入り禁止と言っていたような。。早めに出かけておいて良かったかもしれません。

           

          なお、西和賀町内にも、国道107号線沿いに「廻戸池」というヘラブナがいる池があります。錦秋湖花火大会があった上記「牛沼」の1週間後に、花火大会開始前に訪れて1時間ばかり釣ってみましたが、ヘラはいるようで、小さいのが1匹釣れました。

           

          横手の牛沼ではブラックバスがいることで、ヘラブナは繁殖できず稚魚が食べられてしまうため、成魚をどこかから持ってきて放流しているとか。廻戸池では小さい別種の小魚も釣れたため、ブラックバスはいないと思います。何年か前、池を落水してブラックバスを退治したという話も聞いており、ここは安心して魚の自然繁殖が期待できる池となっています。横手公園が立ち入り禁止となれば、秋田方面からも廻戸池に釣り客が結構来るかもしれませんね。

           

           

           

          八幡平トウ

           

          さて、遅まきながら、八幡平にんにくのトウ摘みの時期が来ました。去年より1週間遅いです。低温の影響ですね。もっとも去年は極端に雪解けが早い年で、それもあってか、りんどうの開花もお盆・彼岸共に大幅に乱れて価格も荒れた年でした。

           

          現在、りんどうの芽かきをまだ進めていて、やっと極晩品種(最後から2番目の品種)まで進みましたが、去年価格低迷によりりんどう採花を控えたということも理由になりましょうか、株の温存効果でりんどうの生育はとても良好で、早生品種によくある葉先枯れ現象も少ないです。背丈もよく取れているようで、このまま風雨等でダメにされることなく、病害虫にもダメージを受けず、しっかりと稼いで欲しいところです。

           

          りんどうの作業は、葉が乾く日中に行って、露で濡れている早朝は、八幡平のトウ摘みを行っています。この品種はまさに100%トウ立ちするので、とにかく毎日見回っています。これをそのままにすると、栄養がトウに取られにんにくが情けないくらい小さくなってしまうのです。

           

          もっとも、これは除去作業として必要であるのですが、他方、風味の良い「にんにくの芽」としては楽しい収穫作業でもあります。油炒めで美味しく食べていますが、この時期にお米等でご注文をいただいた方には、同梱して差し上げています。地域の料理家の方にも差し上げて、新作メニュー作りにも活用していただいております。可能性のある品目にもなりそうです。

           

          北国の品種として流通のほとんど全てを席巻する「ホワイト六片」は、このトウが立たない、立ちにくい品種です。ですから、にんにくの芽も当然流通は少ないのです。中国産が多少出回っているようですが、冷蔵庫で長持ちすることも輸入できることの理由でしょうね。八幡平にんにくの魅力はこのにんにくの芽でもあるのです。しばらくはこれをおかずに頑張ります。

           

          欲しい方には、どうぞ差し上げます。

           

           

           

          八幡平トウ(にんにくの芽)

           

          ちょっと歩いただけで、すぐカゴがいっぱいになってしまいます。今朝採ったのであらかたになりましたが、見落としのないようにチェックしたいものです。

           

           

          初夏の色あい訂正

           

          夏の色が層になって、見えています。アリーナの穂と南部小麦の穂の色は全然違います。よその雪が少ない地域では、もうこんがり小麦色の景観になっていることでしょう。好天が今日までということで、もしかしたらコンバインで一生懸命収穫している最中かもしれませんね。うちは、バインダー刈りのハセ掛けになります。少規模ですので。

           

          こちらではあと3週間後の刈り取り予定です。にんにくは2週間後というところでしょうか。

           

           

           

          posted by: 渡辺哲哉(園主) | 野良仕事 | 13:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          田植え間近です
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            ヤマナシ2

             

            雲ひとつない素晴らしい好天に恵まれています。年間でこんな日は10日もありません。やまなし(イワテヤマナシ)の花がきれいに咲き誇っています。町内あちこちに見られますが、普段はそれと気づかれることもなく見向きもされませんが、この開花期のみはその見事さに人々の目線が向かうという感じでしょうか。

             

            いままで、こんなに咲いていないので、今年の秋はようやく実が多くなることでしょう。

             

             

            鳥海山

             

            連休中は結構天気が良くて、スポ少(中学は部活)で忙しい上2人の子と違って何もない小2の娘を連れて、秋田の大森山動物園へ行って来ました。上の子たちは保育所の頃(1歳から入園)から平日も結構あちこち出かけたりしていましたが、その子らが学校に上がり、スポ少や行事で土日も忙しくなってくると、親(母親ですが)はその送迎にかかりきりとなり、末娘はポツンと家に取り残されるパターンが増えて来ました。経営規模も上の2人が幼少の頃に比べると忙しさが倍増しており、そんな娘にかまってやれない日々。。でありますが、この日は、出かけて来ました。

             

            秋田といえば、やはり私には鳥海山ですね。菜の花畑をバックに娘が撮ってくれました。13号線は通らず、少し西の県道を適当に進んで秋田市を目指しました(ナビも使いながらですが)。

             

             

             

            カピバラ

             

            大森山動物園を選んだのは、盛岡だともうあまりにも多く出かけているし、仙台の八木山はちょっと遠いしで、いままで行ったことのない大森山にしてみました。

             

            カピバラは温泉タイムというのがあったようですが(緑の容器がお風呂でしょう)、時間が合わず、見れませんでした。動物園へ行くときは、各イベントの時間を把握して、それに合わせて全体の歩き方を構想しなくてはいけませんね。初めての来訪ではなかなかそこまで完璧には歩けませんね。ディズニーランドの時もそうでしたが。。

             

             

            白フクロウ

             

            冬に訪れた横浜ズーラシアでも人気だった白フクロウ。笑っているような表情にみんなシャッターを切っていました。

             

            昼にはホカ弁を途中で買おうと思っていましたが、ついに店が見つけられず、園内で高い軽食を買うことになりましたが、これもたまにはご愛嬌です。ただ入園時の混雑は大変なもので、敷地内に入ってからの渋滞+入り口から遠いところへの駐車となり、1時間は余計に費やしました。最高に天気の良い連休真っ只中の日ですから、仕方ありませんね。仙台だったら、もっと凄かったかもですね。

             

            来年は登山(低山)ハイキングなども検討してみます。あるいは、釣りとか。

             

             

             

            牛沼

             

            さて、帰宅時に、目を付けていた横手公園牛沼へ初めて出かけ、日暮れ寸前の30分ほど、初めて竿を出して偵察として来ました。すぐ暗くなってほとんど何もできませんでしたが。。

             

            そして2日後、結局スポ少で動物園に行けなかった小6息子がたまたま一人家に残っていたので、天気が唯一悪かった日ですが、お昼頃まで仕事をして、それから牛沼へ再度出かけて来ました。近くの釣具屋さんで情報と釣り具を若干仕入れて、3時間くらい粘ってみました。が、ダメでした。

             

            写真で息子が竿を出している場所に、動物園帰りの日も、この2日後の時も、ベテラン風の釣り人が陣取っていて、結構何枚も上げていました。ベストのポイントなのでしょう。その人たちが帰った後にちょっと竿を出してみましたが、まあ、ベテランもアタリがなくなって引き上げたというその後に、素人にヘラが釣れるべくもありません。

             

            日中、赤い橋をまたいで反対側に座っていた私たちに、そのベテランの会話が聞こえて来ました。「マッハ」とかいう言葉が何度か聞かれ、これはエサ(練りエサ)の商品名を指しているに違いないと直感し、撤収後に先の釣り具屋に再度訪れて、エサの棚に「マッハ」を見つけたときは、思わずニンマリで、当然、すぐに買って、次回に備えたのでした。

             

            何となくヘラブナ関係のサイトを見ていると、ヘラ師のこだわりの性分や、技を教えたいといった親切な面など書かれてもいて、ひょっとしたら、対岸の釣れない親子にさりげなくヒントを送ってくれていたのかも、とさえ思ったりしました。

             

            こうして連休は無事終わりました。

             

             

            ピアノ搬入1

             

            さて、連休明けの火曜日5月9日(大安)に、ピアノがわが家に搬入されました。連休行事などよりもビッグな、もうほんとに一大イベントです。前日の強風と打って変わって、素晴らしい五月晴れです。

             

            念願のピアノ。私は弾けませんが、子どもたちには3人ともレッスンに通っています。古いクラビノーバを近所からいただいて10年近く使っていましたが(製造は何十年も前のものです)、音の出ない鍵盤が出て来たり、ペダルが効かなくなったり、まずもう限界でしたし、やはり本物のピアノの音にはかないませんから。。

             

            新品は買えませんし、近所で眠っている使わないピアノを探したりもしましたが、結局メンテナンスのできていないようなピアノを入手してしまうと、その修復等のため後でかなり大変なことになるだろうとの判断で、ピアノ屋さんからのきちんとしたものの購入としました。ちょうど、たまたま、ピアノの先生経由の情報で、古いけど良い状態のアップライトが入荷したということで、鍵盤を全部新調し、綺麗にされたヤマハの「U1H」を買うことになった次第です。

             

            刻印の品番から1974年1月の製造と思われます。ピアノ製造の全盛期といわれる時代で、木などの素材も本当に良いものが気合を入れて使われていたというような逸話もあり、いまでも人気のピアノのようです。バイオリンとかと同じく、古い年代を重ねた木の楽器の音色には味わいがあるのでしょうね。

             

            2回の娘の部屋への納入で、専門業者によるユニックを使っての作業となりました。

             

            写真でも薄く見えておりますが、ケーブル(テレビの)が邪魔をしていて、その上まで高く吊り上げてから下ろすという作業になりました。

             

             

            ピアノ搬入2

             

            部屋へ入れる瞬間はかなりの高度なテクニックで、手に持ったユニックのリモコンを微妙に操作して引き寄せて、斜めに傾けながら部屋に入れるという技です。素人にはとても無理な作業です。

             

             

            U1H

             

            こうして、216kgのピアノは、無事部屋に収まりました。2日後(11日)、調律もしていただいて、美しい音が鳴っています。

             

            ここは雪や雨の多い風土です。前の所有地は花巻市だったそうですが、ここはもっと夏冬通して湿度が高いと思います。カビやサビなどに対する対策をちょっと真剣に考えていきたいと思っています。

             

             

             

            ポポーの種

             

            春爛漫、すべてのやるべき作業がテーブルの上に乗っています。その中から毎日筆頭の作業を選んでコツコツ行っていますが、一つにポポーの種まきがありました。去年の秋に種苗交換会で買った1年生ものの苗木を植えたところ、この春、若い新芽が出てくることはありませんでした。もっと大きい苗木を見ると恐ろしく高く、何気なくヤフオクを見て、種を出品していることを発見。早速落札し、届いた種をすぐにポットに播きました。

             

            写真は名前のついた品種になっていますが、もう一つ、在来種6粒もセットに入っていて、在来種の方を重視しています。おそらくはウィルソン系という方は、性質が固定していないのではと思い、どんな実をならせるかわからないですね。

             

            まずは発芽が大変長くかかるようで、温度も要するとのこと。水稲ハウス内にトンネル支柱をして、2重ビニール張りとして育苗を開始しました。この晴天で芽が動いてくれますように。

             

             

            たらの新芽

             

            さて、最後はまさにたらの芽です。秋に切り倒した後の株から芽が出て来ました。朝仕事で芽かきをして歩いています。いっぱい芽を残すと、細い木になり、小さなたらの芽になってしまいます。かといって減らしすぎると極太の木になり、しかし収穫される芽は普通サイズ(ちょっと大きいくらい)で、意義が薄い。株に何本残すというよりも、その芽が小さいようだとむしり取るという感じで芽かきしています。太い木には2本までとし、3芽付いていたら、2つにします。細い木は1芽だけにして、同じようなサイズのものだと下の方を生かし、上の方を取ります。上の方に芽を残すと、だんだん木の始まり地点が上へ上へと上がってしまうからです。

             

            この芽が一本の木になり、早春に15個くらいのたらの芽を生み出してくれます。

             

            取った芽は、もちろん、天ぷらにして食べます。旬の味覚になります。

             

            今日は代かきを進めています。高低差が懸案であった田の均平修復(土移動)にも取り組みますので、少し緊張感があります。

             

            posted by: 渡辺哲哉(園主) | 日々の暮らし | 08:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            一気に春の農繁期に
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              木田さん

               

              大型連休が終わり、一気に春の作業が押し寄せています。連休中は好天傾向で気温も高かったのですが、その後は寒い雨の日が1週間ずっと続き、稲の苗もちょっと生育が停滞気味で、若干の焦りを感じます。

               

              例年そうですが、4月は総じて寒く、5月の連休時にスカッと晴れて田も乾いて田起こしなどができて、その後は寒気が立て続けに入ってぐずついた寒い霧雨の日が続き、田植え後の6月になってしばらく晴れが続く、という感じです。

               

              ちょうどカタクリも満開のこの時期、2年に一度のペースでお願いしているりんどうのフラワーバインダーの点検整備に、販売元のシンワ社の技師である木田さんが、今年も訪れてくださいました。りんどうは当園の重要な経営品目であり、出荷期の機械の不良は大変なダメージになることから、こうしてメンテナンスを行っていくことは、とても大事なことです。木田さんはプロ中のプロで、この機械のことなら、全て知り尽くしている方ですので、全幅の信頼を置いております。こうして見ていただいても、シーズン中に予期せぬ何かが起こることはあり得ますが、急遽携帯宛に質問し、解決に至ったということも何回かありました。

               

              カタクリと並んで、春の使者であり、春の風物詩の一コマでもあります。

               

              このりんどうや菊に使うフラワーバインダーについては、操作マニュアルをアップロードしてあるそうで、閲覧しておきたいと思います。関心のある方(花出荷農家さんということになりますが)は是非ご覧になってください。「結束」という機械作業は精密で微妙なバランスの上に成り立つデリケートな機械構造になっているのですね。

               

              フラワーバインダー機械の手入れのマニュアル

               

               

               

              今年の山桜

               

              こちらも、春の大好きな光景として、毎年記録に収めている、近所の山桜と雑木林の姿です。この桜の満開をもって、りんどうの「芽かき作業」を開始する目安にしています。何度か書いておりますが、この桜がこのように丸い綺麗な形で見えるのは、私のいつもいる田畑からのアングルからのみで、桜のすぐそばを通る道路(町道)を通って眺めても、何の変哲もない形なのです。。

               

               

               

              堆肥の運搬

               

              同じく、天気の良い「こどもの日」。ハセ掛けした稲わらを供給している畜産農家の方が、交換に堆肥を運んできてくれました。これが1台分ですが、全部田んぼに入ります。

               

              その日のうちに作業は完了しました。その他に当園では同じく地元産の米ぬかを採取して(コイン精米所から)使用しているのですが、今年は米ぬか採取者にライバルが現れているようで、十分に採取が進みません。いままでコイン精米所の米ぬかは私が独占して利用していたのですが、有機栽培の傾向はこの山里にも現れているのか、はたまた都市部からわざわざ採りに来ているのか。。

               

              米ぬかボカシは1週間で終わるので、まだ余裕はありますが、田植え後には発酵させたものを散布して米ぬか膜(層)を作りたく、もう少しまだ足りません。収集をさせてもらえますように。。

               

              連休中には、1日休みを取り、娘と動物園に行って来ました。それはまた次回ご報告いたします。

               

              ひとめぼれの田の荒代かきを行い、もう少しして2度目をかいて、その2日後に田植えとなればと思います。昨日はとにかく寒い雨風が吹いて、しゃがんで行うりんどう芽かき作業も、まるで真冬の格好でやりました。まずは好天で稲の苗が少しでも進んでくれるよう、今日から春らしい気候になってくれることを期待しています。

               

              posted by: 渡辺哲哉(園主) | 季節の話題 | 12:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              春の一コマです
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                福寿草

                 

                肌寒い日が続いた4月でしたが、ようやく福寿草も咲き、現在はカタクリが見頃を迎えている奥羽の里沢内です。福寿草は寒い時は花が蕾状に縮こまるため、寒い日が多かった今年は満開の状態を目にすることはできませんでした。

                 

                今日から5連休ということで、野良仕事の日々に変わりありませんが、天気も良くて何となく高揚感を覚えますね。

                 

                 

                 

                玉切り

                 

                雪が完全に解けるまで当園の夏場のメイン品目であるりんどうの作業はできないため、まずは薪の作業を終わらせることに。今年も地区の共有林組合の伐採がうまくいかなかったとのことで、森林組合から購入しました。値段は高いですが、同じような太さの木で、しかも作業する庭先まで搬入し降ろしてくれるので、その点は大助かりです。

                 

                2間ある薪の玉切りは約1日の作業工程になります。幸いチェーンソーも快調で、無事作業は終了しました。

                 

                 

                 

                薪割り

                 

                この先の薪割り作業は、時間はよりかかります。まずは、去年割れづらくて残していた木をチェーンソーでさらに半分の厚さにカットすることで、そちらの割り方を終え(色の褪せているもの)、今年の薪に移りました。

                 

                作業は終わり、積み方まで終了しました。一つの懸案作業をクリアです。

                 

                 

                金矢池

                 

                さて、4月30日には出かける用事があり、終了後の午後の時間に、今年初めての花巻広域公園金矢池での鮒釣りを楽しんできました。

                 

                通常この手の釣りは練りエサを使うことが多いのですが、先般、今年の収穫後に廃園にするりんどう畑のマルチ剥ぎを行い(それは雪解け直後で雑草もない状態のいまが剥がしやすいから)、その際に出現し捕らえたミミズを使用しました。

                 

                 

                釣れた鮒

                 

                餌が良かったのでしょう。2時間くらいは釣ったでしょうか。3人で(竿は2本)25匹くらい釣れました。

                 

                 

                 

                ヘラブナ

                 

                そして、そろそろ帰ろうと、近くのアスレチックで遊んでいた娘を呼びに言っている間に、息子が形の違うのが釣れたと言っていて、見てみると、どうやらヘラブナが釣れたようです(写真下)。われわれはそもそもヘラウキを使い、ヘラ竿で釣っていたのですが、まさか本当にヘラが釣れるとは思っていませんでした。しかもミミズでです。

                 

                大昔、まだ出版社にいた頃に、同僚と神奈川県の池で釣ったことを思い出しましたが、池の名前もすっかり忘れ、いま検索してみましたが特定できませんでした。電車で行き、そんなに山の方でもなかったように記憶していますが、どこだったか。。

                 

                お隣の町横手市(横手公園内)に有名なヘラブナ釣りのできる池があると聞いておりまして、時間が取れたらぜひ出かけてみたいと思います。連休ですしね。

                 

                田畑の方では、りんどうの草取り作業をしながら、支柱やネットの修繕をしつつ、今日あたり田んぼやジャガイモ畑への堆肥運び、野菜畑の耕耘なども行いたいところです。雪が消え、すべての作業が行えるため、どの順番でやるかはその日の天気や気分次第。いずれ何からでも、すべてをやらなくてはいけません。りんどうの芽がもう少し伸びると、「芽かき作業」が延々と作業されていくわけですので、この数日はそれ以外のできることをやっておきたいところ。しかもファミリー行楽も視野に入れつつ、です。横手のヘラ釣りか、秋田市の大森山動物園か、その両方か、です。

                 

                 

                posted by: 渡辺哲哉(園主) | 季節の話題 | 07:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                稲作スタートしました
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                  ハウス除雪2017

                   

                  4月も後半に入り、農作業シーズンもたけなわと言いたいところですが、まだ消雪は完全でなく、肌寒い日が多い奥羽の山間地沢内です。全国的に夏日とか言われるほど陽気が進んだ日でも、なんだか午後に入って寒い風が吹いてきたり、夕方はしっかり着込んでの作業、数年に一度ある「寒い4月」になっています。雪解けも遅れておりますが、何より気温が欲しいのは、稲の種まきをしており、ハウス内で出芽を待つ微妙な時期であるからです。

                   

                  4月になって最初の仕事は、当地では水稲育苗ハウスの除雪です。雪の中にポツンと地面を現してハウスを作っても、地温そのものは低く、雪を渡る風は自然の冷風機であるわけで。。とはいいながら、しっかりと時間をかけて良い苗を作るためには早い時期の種まきが必要です。

                   

                   

                  土入れ2017

                   

                  「花巻酵素」製の培土を今年も買いに行き、まず晩生で、田植えも早く行いたいひとめぼれの方から播種しました。土入れはナラシ板の角度が重要です。

                   

                   

                  種まき2017

                   

                  播種(覆土も)は、「みくに式」で、1枚ずつ。一気に押し切らないといけないのですが、途中引っかかるよう乱れると、ムラが出ます。手播きで1枚1枚修正しながらの作業になります。

                   

                  前にも書きましたが、実際にいただくお米の注文はひとめぼれよりもいわてっこの方が多く、今年はいわてっこ7:ひとめぼれ3の割合で準備しています。小規模ハセ掛け自然乾燥で、規模も50アールを切る面積ですが、課題も多く、今年はハーベスタ(脱穀機)のリニューアルが目標になっています。脱穀の率を上げ、かつ余計な稲わらが袋に入って籾摺り機に詰まりを起こさせないこと、が希望ですね。。

                   

                  田植え後しばらくは雑草対策に一番重要な時期ですが、水位を絶対に下げないためには、水を止めず冷水になってでも深水を保つことを最優先しようと思っています。また米ぬか投入の時期も代かきの直前が良いという説もあり、耕起前の元肥と6月下旬の2度に分けて入れていた米ぬかは、今年は代かき時1回のみの投入の方式でやってみようかと思っています。

                   

                  さて3月までは平日の勤務から帰宅後のたらの芽出荷で極めて多忙な日々でしたが、いまは家にいるし、たらの芽出荷も終わるところで、少し余裕が出ています。雪もまだあるうちにやるべき作業を行っています。

                   

                  冬の期間農機具を作業小屋に仕舞っていますが、これからの時期作業場を使用するために、農機具を入れておく場所が別途必要になります。去年まで使用していた19ミリ補強なしの簡易ハウスはあまりにも見た目が悪くなっていて、昨秋に解体しました。それでずっと前に導入し、稲の育苗の他にほうれん草やひまわりを栽培し、いまはビニールを掛けず、山ぶどうやあけび、さるなしを這わせている50坪4間間口パイプハウスの半分を、再びビニールを掛けて農機具収納場にしようと思い、諸々の修繕作業を行っています。

                   

                  出入り口を最初の設置時とは反対側に変更する必要があったため、縦横の格子状に組んでいたパイプを抜き取り、ドアレールを付け替えてドアを設置しましたが、一見簡単そうな作業に何日か要してしまいました。錆びて固着したユニバーサル金具のネジはこじ開けるに容易ではなく、山ぶどうを這わせていたため、雪が乗ってパイプを押し下げてしまった箇所の回復や、5本植えた山ぶどうのうちの2本の絡んだヤマブドウの除去(ビニールを掛けるため)も困難な道のりでした。邪魔となった2本の山ぶどうは、掘り上げることは無理で、結局地際で切断し、失ってしまいました。ゼロから新しく建てる方が、直すという行為よりも楽かもしれませんね。

                   

                  完成すれば、いままでよりも2倍以上の面積になり、1箇所に全て仕舞い切ることができ、期待しています。

                   

                  ブルーベリーや他の庭木の雪囲いも昨日外しました。ブルーベリーは枝が折れている箇所も結構あり、それは残念でしたが、いずれ剪定も必要で、とりあえずさっと行ってみました。改めて資料を読み返し、何度かしっかりと剪定を行いたいと思います。

                   

                  昨日は一足早く、八木と八幡平を植えたにんにく畑が消雪しましたので、秋の強風で剥がれたまま冬越ししたマルチを直してやりつつ、カキガラ石灰と豚糞堆肥を少々追肥してやりました。あとは、にんにくの通路部分に豆科の緑肥を蒔いてみたいと思っています。緑肥播種後1か月でにんにくの収穫となりますが、次に小麦を蒔くまでの間の盛夏時に草生状態にしておくことを目標にしてみようと思います。秋にはにんにくとなるいまの小麦畑も同様に通路部分に播種してみます。夏の間、雑草を何度もトラクターですき込み作業をすることは健全ではないように思っています。緑肥も最後はすき込みになりますが、途中草刈りを挟み、巨大化にはしないようにしたいと思います。

                  posted by: 渡辺哲哉(園主) | 野良仕事 | 07:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  「春」に移行中です
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                    岩大卒業式

                     

                    年度末が終わろうとしています。23日には、恒例の岩手大学卒業式が4階実験室から見下ろせる岩手県民会館で行われるのを眺め、ああ冬も終わるんだなと感じました。胴上げあり、ウェーブのような歓声ありで、普段はがらんとした玄関前が、この日この時だけは若い群衆で溢れそうになっておりました(毎年記事に掲載しています)。

                     

                    フラスコや実験器具、試薬類や各種装置の雑然と並ぶ実験室ともお別れ。盛岡での土壌分析も実作業がほぼ終わろうとしています。頭を春からの農業モードに切り替えつつ、ただたらの芽も引き続き盛りが続いていて、切り替えのための充電期間の休みなどは全くありません。さすがに4月からは、平日帰宅後の夜10時過ぎまでの残業はなくたらの芽が日中の作業に回せることは助かります。とはいえ、冬に給料をもらえる仕事があったということは、収入面で大いにありがたく、帰宅後の残業も「嬉しい悲鳴」として受け取らなければならないことでしょう。

                     

                     

                    実験室

                     

                    年度末で運送関係も繁忙の時期に、アンプやカセットデッキの落札も重なって、通販も多めに買い物してしまいました。オーディオ関係など、普段の必需品とはいえないだけに、何かのタイミングがないと踏ん切りにくいものです(実際どれを選び入札するかも適当というわけにいきません)。前回触れましたが、アンプのおかげでしょうか、感動的な音です。1986年の日付でFMから録音したカラヤンのブルックナー8番が美しい音色で再生されました(ザルツブルク音楽祭)。アンプによって引き出された音でしょうが、それを生み出したデッキ(そして録音時のデッキにも)にも脱帽です。ちなみに、スピーカーは、うんと古いコロンビアの、それこそ50年前くらいのステレオ時代の大型のものです。CD時代の「ミニコンポ」よりも前の「システムコンポ」としてアンプやチューナー、カセットデッキのシルバーやブラックの単品を組み合わせる時代よりもさらに前の、何かしら家具の一部ともいえるような時代のスピーカーですが(カラーテレビがそんな感じであった時代のですね)、実に美しい音を出してくれます。最近の小さいスピーカーをB系統で繋いで聞き比べてみましたが、足元にも及びません。スピーカーだけは大きいものが勝ちですね。

                     

                    カセットデッキも、比較的近年のものはCDのように水平のトレイに入れるものもオークションで出回っておりますが、どうもいまいち感動がありません。縦にカセットを装着し、横幅のあるタイプに美しさを感じます。できれば出力を針の触れで示すVUメーターが魅力的です。ただ録音や再生のボタンだけは、上から下にギュッと押すタイプはあんまりにも古く、軽いタッチで触れるボタンが無難です。昔のデッキでは、録音を終えストップボタンを押したときに大きな雑音が録音に入ったものでした。

                     

                    子どもたちが聴けるということも意識しつつ、LPレコードを年に数枚ずつ検索し求める趣味を続けたいものです。他方、デジタルでダウンロードしたようなものもiPodを通じてAUXのソースよりカセットに録音できます。そうすれば車でも聴けます。

                     

                    ところで現在、岩手食文化研究会で刊行準備している『次世代に残したい岩手の食材30選』続編の編集作業が架橋に入っています。私は西和賀の西わらびと八幡体系にんにくの記事を担当しました。現在、ほとんどの原稿が揃い、印刷用データを扱うデザイナーさんへの入稿前の表記等整理作業(編集用語でいう「原稿整理」)を一人の目で、ということで全原稿に目を通しています。編集者時代を思い出します。この表記は別の項目でも出てきたがそのときはどう統一したっけ、という感じで進めた作業の記憶も戻ってきて、ある意味楽しく進めています。参考文献の扱いなども、医学書編集のときは、きっちりと書式が決まっていて、雑誌はイタリック、関数をボールドにとか、あったなあと20年前を懐かしむ作業となりました。残念ながら非売品となるみたいですが、報告書っぽい扱いではなく、いちおう読み物としての書籍の体裁で装丁します。完成時にはまたお知らせします。

                     

                     

                    posted by: 渡辺哲哉(園主) | 季節の話題 | 07:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    そろそろ冬も終わりです
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                      最後の雪遊びか

                       

                      3月も半ばを過ぎた頃より、空気に少しあったかさも出てきました。とはいえまだ雪は1.2mといった感じで、日中の気温はあまり上がらず、この雪上を渡って冷風となることで、ここ沢内はこの3月、4月は盛岡等内陸部との温度差が一番出る時期といえます。もう屋根に登って遊ぶ時期でもなくなりました。

                       

                      盛岡への冬仕事通勤の傍ら、たらの芽が水槽内でどんどん芽吹き、10時過ぎくらいまで夜なべでの収穫出荷準備作業が続いています。盛岡の料理店様より業務用でのご注文を多くいただいており、出勤時に配達できることは、沢内のように遠隔地での山村農業の中では、都合よいことでありました。たらの木も定植後一番旺盛な時期になっていて、これまでの中では素材の質・量ともに一番豊富になっていて、出荷のし甲斐もあります。今後も、何とかこのたらの芽が冬場のメインの品目として収穫量も受注先も右肩上がりになってくれれば、と思います。

                       

                      冬期の農業は「加工」が中心、というパターンがむしろ一般的かもしれませんが(寒冷地の場合です)、加工品のための素材を確保する作業は、大抵の場合、夏場の忙しいときに重なります。その分夏場のメイン品目であるりんどうであるとか、米やにんにく等を「減産して」冬の品目の栽培作業に時間を充てる、というのでは、トータルで見ればプラス経営にはなりませんね。たらの芽のありがたい点は、春に施肥として有機肥料を散布することと、夏場に1、2度の草刈り作業をすること、だけですむことです。芽かきもありますが、2〜3時間回って採って食べるということで、たいした作業ともいえません。晩秋に夏場の農作業の片づけまで終わってから、おもむろにたらの木を伐採することで仕事が始まるという点は、作業の住み分けとして大変助かることです。

                       

                      さて、お米の出荷も順調にご注文をいただいていて、ありがたく思っております。ただ、冬期の出荷見込みで秋に籾摺りした在庫が底をついてきて、先日、風もなく雪も降らない日に、追加で籾摺りをやりました。

                       

                       

                      雪中籾摺り

                       

                      まず籾摺り機を動かすためには、廃塵用煙突を作業場の窓から外に出さなくてはいけません。そのためには、屋根から落ちて窓の外にたまっている雪を煙突の高さまで掘り、煙突のパイプを出すため一部雪囲い板を抜いて、まずは廃塵を確保し、次いで、奥の作業場の氷温冷蔵庫から籾の入った30kgの袋を出して、雪ぞりに載せて雪山を越えて、住宅の中の作業場にある籾摺り機のところまで持っていかなくてはなりません。。籾殻が飛んでいく様が写真で見えるでしょうか。

                       

                       

                      籾運び

                       

                      とりあえずいわてっこを4袋搬送し、籾摺りして当面のご注文に備えることができました。一定の氷温で冬期間貯蔵した玄米の出荷になります。寒さで我慢することでデンプンが糖に変わるという「甘み効果」が出てくれればと思います。ちょうど籾摺りした直後に30kgでの注文をいただいて、グッドタイミングでした。その日が雪が降っていたり、西風が強かったりすれば、やれなかった作業でした。

                       

                      ちなみに、ご注文はひとめぼれよりもいわてっこの方が多くて、今期の在庫もいわてっこの方が先になくなってしまいそうです。その後はひとめぼれをお願いするしかないのですが、先日行ったこの春に蒔く種籾注文では、いわてっこ:ひとめぼれ=7:3の比率にし、作付けすることにいたしました(ここ数年は1:1でした)。確かにひとめぼれは粘りや甘味が強く、美味しいのですが、毎日食べるにはいわてっこの方が飽きがこないのではないかな、という気もしております。

                       

                      2年目となる生姜の種芋も注文しなくてはいけません。当地では植付け適期である「平均気温が15℃」の日というのは、統計的に6月1日か2日になります。それまでの期間10℃以上で貯蔵しなくてはならず、できることなら遅い時期に注文して配達してもらいたいところですが、5月半ばになって注文しようとしても、品切れになっていると思います。4月といえばまだ雪も降ります。植付けまでの自家貯蔵を考えると、いつ注文するか悩ましいです。

                       

                      雪が解けたら、にんにくにカキガラを与えてやりたいと思っています。当地は酸性度が高い地域ですが、消石灰や苦土石灰をいくら散布しても、結局残ってはくれません。ゆっくり効く有機石灰を入れ続けることが一番良いと思っています。まずは風で剥がれかけた状態で雪の下になったマルチを直してやらなければです。にんにくや小麦の畝間部分に、今年はうまく緑肥作物を取り入れていけたらと思っています。7月8月の休耕時期の雑草対策も含め、地力向上に豆科の草を活かした草生栽培を取り入れてみたいと思っています。

                       

                      水稲育苗兼収穫物乾燥ハウスのビニールも新調する予定で秋のうちに処分しており、そうした注文もしたり、春はいろいろ準備があります。いざというときになってシマッタということのないように、いろいろ気を張り巡らせておかないといけません。

                       

                      農業関係も含め、最近は通販を利用する機会も増えています。中古になりますが、プリメインアンプとカセットデッキを入手すべく、検索・入札を進めていますが、むしろバタバタした日常の束の間の楽しいひと時でもありますね。既にアンプは入手済みで、これで寝る部屋と作業場の完動品2セットが揃いました。いままで作業場のアンプは片側チャンネルの音量が小さくて、ほとんど右側の音だけで聞いておりました。寝る部屋に良いアンプが設置され、そこで使っていたのを作業場に移設しましたが、今回入手したアンプ、そう高級品でもないのですが、素晴らしい音質です! 音はアンプで決まる、ということがよくわかりました。

                       

                      カセットの音も私は好きで、いまカセットデッキが故障していたために、こちらも落札し、到着を待っています。古いLPから録音して、寝る部屋でも作業場でも聞けるように準備しています。新規に購入する場合も、LP時代に発売されたものはCDではなくLPで入手し、カセットに録音して聞きたいと思います。プレーヤーがオートでないために、寝るときにレコードをセットして眠ってしまうと、延々と最後で針が磨耗し続け大変なことになってしまいます。レコード針も貴重ですしね。

                       

                      ちなみに、ラジオ等で「カセットの音が見直されている」という話題がよく出ます。その割にいま新品でカセットデッキを作っているメーカーはないと思います(一部CDレコーダーと一体になった高価なものや、カーオーディオではあるみたいですが)。普及型のカセットデッキ製造がぜひ復活してほしいものです。ヤフオクで購入できるのは最新のものでも1990年製造といった年代物です。これから10年間愛聴できるかは甚だ疑問です。。

                       

                      農機や軽トラのエンジンオイルとかも忘れないようにメモしていますが、これは通販ではなく、いまは幸いホームセンターに寄りやすい環境なので、今月中にすべきことでした。

                       

                      たらの芽作業に追われ手が付けられていない米ぬか収集も頭の隅にしっかり張り付いていて、行動を起こすタイミングを待っています。雪解けにはまだ1か月ありますが、早めに。。。

                       

                      薪の手配もまだ残っていました。。チェーンソーのオイルも用意しなくてはですね。作業を一覧にし始めると、切りがありません。

                       

                      自分のためのメモ書きのような記事になってしまいましたが、冬職場の送別会も終わり、地区では総会の時期ですし、年度末という雰囲気真っ只中ですね。

                       

                      posted by: 渡辺哲哉(園主) | 季節の話題 | 08:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |