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奥羽の里、岩手県西和賀町内で耕す暮らしを営んでいます。日々の山村のスケッチや、農産物の販売も行っております。

奥羽の山里からの農村通信
▼新規就農のレポートです

奥羽の里へIターン移住し、住居を構え、井戸を掘って農業を開始した1996年〜2000年頃の日常を綴ったページです。

            
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    岩大卒業式

     

    年度末が終わろうとしています。23日には、恒例の岩手大学卒業式が4階実験室から見下ろせる岩手県民会館で行われるのを眺め、ああ冬も終わるんだなと感じました。胴上げあり、ウェーブのような歓声ありで、普段はがらんとした玄関前が、この日この時だけは若い群衆で溢れそうになっておりました(毎年記事に掲載しています)。

     

    フラスコや実験器具、試薬類や各種装置の雑然と並ぶ実験室ともお別れ。盛岡での土壌分析も実作業がほぼ終わろうとしています。頭を春からの農業モードに切り替えつつ、ただたらの芽も引き続き盛りが続いていて、切り替えのための充電期間の休みなどは全くありません。さすがに4月からは、平日帰宅後の夜10時過ぎまでの残業はなくたらの芽が日中の作業に回せることは助かります。とはいえ、冬に給料をもらえる仕事があったということは、収入面で大いにありがたく、帰宅後の残業も「嬉しい悲鳴」として受け取らなければならないことでしょう。

     

     

    実験室

     

    年度末で運送関係も繁忙の時期に、アンプやカセットデッキの落札も重なって、通販も多めに買い物してしまいました。オーディオ関係など、普段の必需品とはいえないだけに、何かのタイミングがないと踏ん切りにくいものです(実際どれを選び入札するかも適当というわけにいきません)。前回触れましたが、アンプのおかげでしょうか、感動的な音です。1986年の日付でFMから録音したカラヤンのブルックナー8番が美しい音色で再生されました(ザルツブルク音楽祭)。アンプによって引き出された音でしょうが、それを生み出したデッキ(そして録音時のデッキにも)にも脱帽です。ちなみに、スピーカーは、うんと古いコロンビアの、それこそ50年前くらいのステレオ時代の大型のものです。CD時代の「ミニコンポ」よりも前の「システムコンポ」としてアンプやチューナー、カセットデッキのシルバーやブラックの単品を組み合わせる時代よりもさらに前の、何かしら家具の一部ともいえるような時代のスピーカーですが(カラーテレビがそんな感じであった時代のですね)、実に美しい音を出してくれます。最近の小さいスピーカーをB系統で繋いで聞き比べてみましたが、足元にも及びません。スピーカーだけは大きいものが勝ちですね。

     

    カセットデッキも、比較的近年のものはCDのように水平のトレイに入れるものもオークションで出回っておりますが、どうもいまいち感動がありません。縦にカセットを装着し、横幅のあるタイプに美しさを感じます。できれば出力を針の触れで示すVUメーターが魅力的です。ただ録音や再生のボタンだけは、上から下にギュッと押すタイプはあんまりにも古く、軽いタッチで触れるボタンが無難です。昔のデッキでは、録音を終えストップボタンを押したときに大きな雑音が録音に入ったものでした。

     

    子どもたちが聴けるということも意識しつつ、LPレコードを年に数枚ずつ検索し求める趣味を続けたいものです。他方、デジタルでダウンロードしたようなものもiPodを通じてAUXのソースよりカセットに録音できます。そうすれば車でも聴けます。

     

    ところで現在、岩手食文化研究会で刊行準備している『次世代に残したい岩手の食材30選』続編の編集作業が架橋に入っています。私は西和賀の西わらびと八幡体系にんにくの記事を担当しました。現在、ほとんどの原稿が揃い、印刷用データを扱うデザイナーさんへの入稿前の表記等整理作業(編集用語でいう「原稿整理」)を一人の目で、ということで全原稿に目を通しています。編集者時代を思い出します。この表記は別の項目でも出てきたがそのときはどう統一したっけ、という感じで進めた作業の記憶も戻ってきて、ある意味楽しく進めています。参考文献の扱いなども、医学書編集のときは、きっちりと書式が決まっていて、雑誌はイタリック、関数をボールドにとか、あったなあと20年前を懐かしむ作業となりました。残念ながら非売品となるみたいですが、報告書っぽい扱いではなく、いちおう読み物としての書籍の体裁で装丁します。完成時にはまたお知らせします。

     

     

    posted by: 渡辺哲哉(園主) | 季節の話題 | 07:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    そろそろ冬も終わりです
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      最後の雪遊びか

       

      3月も半ばを過ぎた頃より、空気に少しあったかさも出てきました。とはいえまだ雪は1.2mといった感じで、日中の気温はあまり上がらず、この雪上を渡って冷風となることで、ここ沢内はこの3月、4月は盛岡等内陸部との温度差が一番出る時期といえます。もう屋根に登って遊ぶ時期でもなくなりました。

       

      盛岡への冬仕事通勤の傍ら、たらの芽が水槽内でどんどん芽吹き、10時過ぎくらいまで夜なべでの収穫出荷準備作業が続いています。盛岡の料理店様より業務用でのご注文を多くいただいており、出勤時に配達できることは、沢内のように遠隔地での山村農業の中では、都合よいことでありました。たらの木も定植後一番旺盛な時期になっていて、これまでの中では素材の質・量ともに一番豊富になっていて、出荷のし甲斐もあります。今後も、何とかこのたらの芽が冬場のメインの品目として収穫量も受注先も右肩上がりになってくれれば、と思います。

       

      冬期の農業は「加工」が中心、というパターンがむしろ一般的かもしれませんが(寒冷地の場合です)、加工品のための素材を確保する作業は、大抵の場合、夏場の忙しいときに重なります。その分夏場のメイン品目であるりんどうであるとか、米やにんにく等を「減産して」冬の品目の栽培作業に時間を充てる、というのでは、トータルで見ればプラス経営にはなりませんね。たらの芽のありがたい点は、春に施肥として有機肥料を散布することと、夏場に1、2度の草刈り作業をすること、だけですむことです。芽かきもありますが、2〜3時間回って採って食べるということで、たいした作業ともいえません。晩秋に夏場の農作業の片づけまで終わってから、おもむろにたらの木を伐採することで仕事が始まるという点は、作業の住み分けとして大変助かることです。

       

      さて、お米の出荷も順調にご注文をいただいていて、ありがたく思っております。ただ、冬期の出荷見込みで秋に籾摺りした在庫が底をついてきて、先日、風もなく雪も降らない日に、追加で籾摺りをやりました。

       

       

      雪中籾摺り

       

      まず籾摺り機を動かすためには、廃塵用煙突を作業場の窓から外に出さなくてはいけません。そのためには、屋根から落ちて窓の外にたまっている雪を煙突の高さまで掘り、煙突のパイプを出すため一部雪囲い板を抜いて、まずは廃塵を確保し、次いで、奥の作業場の氷温冷蔵庫から籾の入った30kgの袋を出して、雪ぞりに載せて雪山を越えて、住宅の中の作業場にある籾摺り機のところまで持っていかなくてはなりません。。籾殻が飛んでいく様が写真で見えるでしょうか。

       

       

      籾運び

       

      とりあえずいわてっこを4袋搬送し、籾摺りして当面のご注文に備えることができました。一定の氷温で冬期間貯蔵した玄米の出荷になります。寒さで我慢することでデンプンが糖に変わるという「甘み効果」が出てくれればと思います。ちょうど籾摺りした直後に30kgでの注文をいただいて、グッドタイミングでした。その日が雪が降っていたり、西風が強かったりすれば、やれなかった作業でした。

       

      ちなみに、ご注文はひとめぼれよりもいわてっこの方が多くて、今期の在庫もいわてっこの方が先になくなってしまいそうです。その後はひとめぼれをお願いするしかないのですが、先日行ったこの春に蒔く種籾注文では、いわてっこ:ひとめぼれ=7:3の比率にし、作付けすることにいたしました(ここ数年は1:1でした)。確かにひとめぼれは粘りや甘味が強く、美味しいのですが、毎日食べるにはいわてっこの方が飽きがこないのではないかな、という気もしております。

       

      2年目となる生姜の種芋も注文しなくてはいけません。当地では植付け適期である「平均気温が15℃」の日というのは、統計的に6月1日か2日になります。それまでの期間10℃以上で貯蔵しなくてはならず、できることなら遅い時期に注文して配達してもらいたいところですが、5月半ばになって注文しようとしても、品切れになっていると思います。4月といえばまだ雪も降ります。植付けまでの自家貯蔵を考えると、いつ注文するか悩ましいです。

       

      雪が解けたら、にんにくにカキガラを与えてやりたいと思っています。当地は酸性度が高い地域ですが、消石灰や苦土石灰をいくら散布しても、結局残ってはくれません。ゆっくり効く有機石灰を入れ続けることが一番良いと思っています。まずは風で剥がれかけた状態で雪の下になったマルチを直してやらなければです。にんにくや小麦の畝間部分に、今年はうまく緑肥作物を取り入れていけたらと思っています。7月8月の休耕時期の雑草対策も含め、地力向上に豆科の草を活かした草生栽培を取り入れてみたいと思っています。

       

      水稲育苗兼収穫物乾燥ハウスのビニールも新調する予定で秋のうちに処分しており、そうした注文もしたり、春はいろいろ準備があります。いざというときになってシマッタということのないように、いろいろ気を張り巡らせておかないといけません。

       

      農業関係も含め、最近は通販を利用する機会も増えています。中古になりますが、プリメインアンプとカセットデッキを入手すべく、検索・入札を進めていますが、むしろバタバタした日常の束の間の楽しいひと時でもありますね。既にアンプは入手済みで、これで寝る部屋と作業場の完動品2セットが揃いました。いままで作業場のアンプは片側チャンネルの音量が小さくて、ほとんど右側の音だけで聞いておりました。寝る部屋に良いアンプが設置され、そこで使っていたのを作業場に移設しましたが、今回入手したアンプ、そう高級品でもないのですが、素晴らしい音質です! 音はアンプで決まる、ということがよくわかりました。

       

      カセットの音も私は好きで、いまカセットデッキが故障していたために、こちらも落札し、到着を待っています。古いLPから録音して、寝る部屋でも作業場でも聞けるように準備しています。新規に購入する場合も、LP時代に発売されたものはCDではなくLPで入手し、カセットに録音して聞きたいと思います。プレーヤーがオートでないために、寝るときにレコードをセットして眠ってしまうと、延々と最後で針が磨耗し続け大変なことになってしまいます。レコード針も貴重ですしね。

       

      ちなみに、ラジオ等で「カセットの音が見直されている」という話題がよく出ます。その割にいま新品でカセットデッキを作っているメーカーはないと思います(一部CDレコーダーと一体になった高価なものや、カーオーディオではあるみたいですが)。普及型のカセットデッキ製造がぜひ復活してほしいものです。ヤフオクで購入できるのは最新のものでも1990年製造といった年代物です。これから10年間愛聴できるかは甚だ疑問です。。

       

      農機や軽トラのエンジンオイルとかも忘れないようにメモしていますが、これは通販ではなく、いまは幸いホームセンターに寄りやすい環境なので、今月中にすべきことでした。

       

      たらの芽作業に追われ手が付けられていない米ぬか収集も頭の隅にしっかり張り付いていて、行動を起こすタイミングを待っています。雪解けにはまだ1か月ありますが、早めに。。。

       

      薪の手配もまだ残っていました。。チェーンソーのオイルも用意しなくてはですね。作業を一覧にし始めると、切りがありません。

       

      自分のためのメモ書きのような記事になってしまいましたが、冬職場の送別会も終わり、地区では総会の時期ですし、年度末という雰囲気真っ只中ですね。

       

      posted by: 渡辺哲哉(園主) | 季節の話題 | 08:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      西和賀、冬の風物詩
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        シンゴジラ

         

        やや時期が過ぎてしまいましたが、今年も西和賀町の大きなイベント「雪あかり」が開催され、過疎の町にしては本当にびっくりするくらいの混雑で、近隣の市町村からの観光バスや自家用車での来訪がすごく多くなっているようでした。去年も書きましたが、ここ数年、雪像のレベルが右肩上がりに進歩してきて、お客さんもまた右肩上がりになっています。

         

        お客さんが増えてきたから、地域の人たちもやる気度が増してきているだろうし、作品レベルが高いことでお客さんも一層増えてきているということでしょうか。

         

        駐車場近くの郵便局前にあるこのシンゴジラ像は今回イチオシの作品でした。歯の一本一本がきちんと細工され、凶暴な感じも表現されております。

         

         

        シンゴジラ2

         

        正面像です。郵便局の製作ということがわかります。ちなみに、下に小さく写っているのは暮れにわが家に来た飼い犬(6か月の子犬)です。7番目に生まれたということで「セブ」と呼ばれていますが、私は「セバスチアン」(バッハの)のセブと思っています。

         

         

        カタクリの里

         

        カタクリ群生地のある安ヶ沢集落の作品も良かったです。

         

         

        およねのでどこ

         

        「沢内三千石およねの出どこも」味わい深い。およねの像がわかるでしょうか。かがり火も良いですね。

         

         

        川舟田植え踊り

         

        「川舟田植え踊りの里」です。

         

         

        酉年

         

        酉年ということで、鳥をモチーフにしたものが多かったようでした。フェニックスを描いた感じのものも見られました。

         

        どれも除雪車やバックホーなどの重機を使って土台を作っていますので、とてもスケールが大きいです。雪はいくらでも周りから集めてこれます。

         

        写真には撮りませんでしたが、泉沢集落では、道路脇の両方の壁に横穴を開けてずらっとシンプルな雪あかりを設置して(数千個になる?)、車のライトを消して進む(約1分くらいの距離)、という雪あかりが今年もあり、私はとてもこれが美しいと思っています。関係ない話ですが、ドラクエとかの最後のボスのいる玉座へ進むという時に、暗闇の道の両側に炎の道が灯ってこれを導かれるという感じの光景があって、いつも思い出します。

         

        2月も終わり、3月に入ろうというところですが、当地はまだまだ2か月ほど積雪期が続きます。春というのは5月からですね。少雪傾向ながらもいまはそれなりに平年近くの積雪量になっておりますが、気になるのは4月の1日でも早い日に消えてくれるかどうか、ですね。現在は、いくら積もっていてもあまり関係ないし、盛岡への冬勤務の傍ら、屋内でのたらの芽の収穫・出荷と次の駒木の切断と水漬・伏せ込みの作業に日々追われております。

         

         

        たらの芽2017

         

        生鮮品は待ったなしの作業なので、結構しんどいですね。収穫で空いた水槽スペースに次の駒木を次々と切れ目なく置いていくこともやらないと、収穫の量にムラができてしまうため、毎週一定量の出荷をキープするための技が必要です。コツコツ毎日の作業が大切かと。。

         

        にんにくの皮むきも一気に全部終わらせてしまい、黒にんにく化を進めなくてはと焦りもあります。

         

        まずはたらの芽真っ盛りの日々で、どうか無駄にならないように注文を待ちたいところです。たらの芽作業のために今日は盛岡通勤は休みを取り、諸々の作業を一つずつ片づけています。

         

         

        カンジキ

         

        さて、ちょうど久しぶりにカンジキの注文を受けまして、近所のたらの芽出荷をしている食堂や、宿泊施設その他に問い合わせ、足を運んでみましたが、高橋栄治さんのカンジキはついに町内から在庫が消えてしまいまして、これで生産も販売も本当に終了となってしまいました。本人宅にも寄ってみましたが、とにかく材料のコクワ(サルナシの蔓)の採取に行けないということでした。サルナシはうちでも少し植えていますが、太くて頑丈なものはなかなか採取が難しく、よって、大きいサイズのものはとても製作が難しいとのことでしたが、ここにきて在庫も大中ともに終わりました。。当面、記録として掲載はしておりますが、これからは入手ができなくなってしまい、どうかご容赦をいただきたと思います。

         

         

         

        posted by: 渡辺哲哉(園主) | 季節の話題 | 18:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        盛岡市都南の"ベジタリアン・カフェ"探訪
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          ルーニー

           

          たらの芽の作業に追われ(切ったり、水に漬けたり、水槽に並べたり)、コンパネ4枚2坪の小規模ながら、まずは水槽全体を駒木で埋め尽くすまでが最初の目標で、通勤の帰宅後と週末とですが、日々頑張っております。駒木を置き終わった後は、収穫して空いたスペースに次の駒を置いていくという流れになります。もう少し経って出荷が始まると、伏せ込みと出荷の両方で忙しくなりますが、いまはまだ伏せ込みのみのこの時期。家族サービスというか教育的価値もあると思うのですが、1月29日日曜日、盛岡市都南にある「ベジタリアン・カフェ・ルーニー」へおいしい飲み物とデザートをいただきに行ってまいりました。

           

          店主の照井さんご夫妻は沢内の、しかも当園の近所のご出身ということで(奥様は沢内出身ではありませんが)、お付き合いもあったのですが、ご自宅を改装し、「ローフード」のジャンルでのドリンク、スムージー、サラダ、ナッツ類を提供する「カフェ」と言っていいと思いますが1年前に開店されました。そこで出されるメニューは、まさにここだけのオリジナルで、さまざまな食材を、時に乾燥した粉末までも取り入れながら、ミキサー等で組み合わせて「創作」されております。同じものは他ではありえない、まさにオンリーワンのメニューをいただけるカフェです。

           

          「ローフード」は「スローフード」と間違えてしまいがちですが、加温を控えた低温の調理法をモットーとする生の「raw」のようで、また農薬や化学肥料を不使用の食材をベースにし、もちろん添加物等も使っておられないことでしょう(聞くまでもないでしょうか)。健康や栄養面の安心を第一に独自の食に対するスタイルを追究されており、敬意を持って陰ながら応援させていただきたく思っております。奥様は「ローフード協会」認定による資格も持たれており、平日は「ミュクレ」という名称で、同じスペースでスクール(レッスン)を開催され、土日は「ルーニー(Looney)」という一般客にオープンにされたお店としてのカフェを展開されているのです。完全なお休みの日は土日以外の祭日のみだとか。

           

           

          子ども(ルーニー)

           

          場所は盛岡市津志田南で、マックスバリュの近くなんですが、大きい道路から一つ中に入った住宅地にありまして、私はナビの導きによっても、間違えて2回もぐるっとやり直して走行し、ようやく辿り着くことができました。かなり近づけば、道に面した看板も出ていますので、わかると思います。

           

           

          スムージー

           

          イチゴ、バナナ、アサイーなどさまざまな食材がブレンドされた飲み物3種を子どもたち2人といただき、一番ポピュラーといわれるデザート盛りつけを1皿を注文しました。左から「ベビーピンク」「スムージー」「スーパーフードスムージー・パープルルクマ」です。これは聖なる果実「ルクマ」が入っているそうです。

           

           

          フルーツ

           

          「アサイーボール」です。メニューについてもさっと眺めてピンと来るようなものは並んでおらず、まだ、私には完全にご夫妻のポリシーや食材の選び方について理解が及びませんが、末永く、時々ですが訪れてみたいカフェですね。お近くの方、あるいは遠方でも盛岡へ出られた際には、ぜひ立ち寄ってみていただきたいスペースです。土日限定です。有機・自然栽培系の農家の方も訪れているスポットのようですし、こうしたカフェから岩手の食や農の活発な議論がわき起こって発信されていく場所になると良いですね。文化人じゃないですが。。

           

           

          さて、この日は、先立って、コンサートに出かけてきました。盛岡駅前のマリオスにある市民ホールで開催されたブルックナーの交響曲第4番で、小5と小1の2人を連れて行って来ました。盛岡市でもブルックナーを演奏されるような時代になったんですね。全国の傾向でしょうが、チャイコフスキーやドヴォルザーク、ラフマニノフ、シベリウスといった作曲家の曲は、どの地方都市でも市民権を得て演奏されております。が、ブルックナーとマーラーだけはほぼ東京や大阪でしか行われない傾向がありました。演奏が難しいのかもしれませんが、しかし、彼らの死後100年以上が経って、ようやく、「古典」になりつつあるのでしょうか。

           

          ブルックナーといえば、交響曲第3番の初演の時、楽章が進むにつれ観客がだんだんと退席していなくなっていき、最後に残ったのは若きマーラーとその友人たちだけで、彼らから熱烈な喝采が発せられた。と有名な逸話が残っています。ラベルの「ボレロ」も初演時に老婦人の発した「クレイジーすぎる!」との評に、それこそ最高の賛辞だと作曲者は答えたそうですが(正確な記憶じゃなくすみません)、時代を先取りする大物はこういう話がいくらでもありますね。いずれ確かにブルックナーは総じて難解な曲とも言えるかもしれないです。

           

          このブルックナーの交響曲を小学生に聞かせるにあたり、前もって次の3点をレクチャーしてみました(特に5年生の息子に対してですが)。

           

          (1)ブルックナーは「ブルックナー始まり」で始まる。ベートーヴェンとかのようにいきなり主題が出てくるのではなく、弦楽器全体が小さな音量で震える音を出して、その背景の上におもむろにホルンで主題が現れてくる。「ブルックナー始まり」は「原始時代の霧」とも呼ばれていて、太古の時代のたち込めたもやの中から巨大な恐竜がゆっくりと姿を現してくるのだ。夜寝る前にステレオで聞くときは「原始霧」は小さい音で聞こえないので、生の機会にしっかり聴くように。このようにまずは教え込みました。

           

          (2)ブルックナーは2連符と3連符が交互にくり返される。タータ・タタタ、と、タタタ・タータがこれでもかと執拗に出てくるのがブルックナーだ。このリズムに慣れ親しもう。

           

          (3)「クレッシェンド」は音がだんだん強く大きくなっていく指定だが、これが非常に長く長く続く。このためクレッシェンドの到達点はものすごいパワーになってわれわれに迫り来るので、この音の強大なパンチに魂が飛ばされないように気をつけろ。が3点目。

           

           

          一番好きな演奏はクーベリック/バイエルン放響のレコード時代の録音のものです。

           

          ということで、プログラム前半のシューベルト(「未完成」)では少し居眠りしてしまった2人でしたが、後半のブルックナー4番では1時間の曲を最後まで聴いておりました。盛岡市民文化ホールは新しいホールで、残響の具合もよく、演奏もまたとてもよかったです(いわて県民オーケストラ)。弦楽器の配列は古典スタイルで、第1と第2のバイオリンが両サイドを占める形です。音のブレンド感が良いですよね。また開始時のトレモロもですが、弦奏者は常に左手もビブラートをかけ、右手は激しく上下しなくてはなりませんが、その懸命な姿にも感銘を覚えます。ハース版だったので4楽章のシンバルは入りませんでしたが、本当に久々のブルックナーを体感する一日となりました。

           

          ブルックナーとしては、次はぜひ8番を聞きたいですし、子どもたちにもその圧巻の音圧をがっしりと受け止めてほしいと思います。第8は東京に出たての頃、上野の文化会館で朝比奈隆/大阪フィルの東京定期の公演を聴いたのが最初で最後です(聴いておいて良かった演奏会でした)。

           

          岩手で第8の機会を待つのも良いですが、農閑期に限りますが東京へ聴きに行くこともありですね。ディズニー関係はまず訪問地として終了しましたので、次回、来年の冬になりましょうか、この前行けなかったお台場の観覧車とかも訪れながら、コンサートとか、ミュージカルなども経験させてやりたいなどと思っている次第です。まずはこの1年の農シーズンに全力を注いだ後のご褒美に、ということになりますが。。

           

           

          しょうがスライス

           

          このほど、初のチャレンジとなったしょうがを全部スライスし、乾燥機にかけました。乾燥前の状態がこちらです。まだまだどうなるか今後のことはわかりませんが、にんにくと併せ、しょうがも作っていきたいと思っています。残念ながらしょうがは寒冷地では不向きで、そんなに量は穫れませんので、小規模でやりたいと思います。旬の時期(10月後半)だけ新鮮なしょうがを出荷し、その後すぐに、フレッシュな状態のうちにスライス乾燥をしたいと思います。今回はいろいろ出遅れて遅くなってしまいました。岩手では常温でも冬越しすることができない品目のようで、出荷はスライスをメインとしたいと思います。

           

          写真は大しょうがですが、小しょうがの金時も良い風味を持っています。昨年は「土佐」「お多福」「近江」の3種の大しょうがと金時でしたが、この春には、大しょうが1品種と金時しょうがの2種に絞って作付けしたいと考えています。

           

           

           

          posted by: 渡辺哲哉(園主) | 日々の暮らし | 13:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          黒にんにくに力を入れています
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            服部メニュー

             

            岩手も寒い日が続いており、ここ沢内の積雪量は、平年よりはまだ50cmくらい少ないようですが、まず毎日いずれかの時間帯には降っております。冬本番といった感じになっています(50cmくらい一度の大雪ですぐ達してしまう量ですね)。

             

            東京への盛りだくさんドライブ旅行の疲れも取れる間もなく、平日昼間の土壌分析勤務と、帰宅後の1時間の夜なべ作業がルーチンになっています。土日もフルに使い、注文いただいた米等の出荷作業、農業簿記の決算作業と簿記の次年度更新、新たに1月になってからの買い物レシート類のまとめての記帳などに追われつつ、冬のメインの作業であるたらの芽の穂木からの駒木切断、およびふかし水槽への伏せ込み作業を開始しておりました。

             

            にんにくについてのお問い合わせもいただいたりするのですが(「現代農業」誌2月号に掲載されたことにもよるのですが)、基本は黒にんにくのリピートの方に対しての素材分として在庫確保が必要なため、通常の青果での出荷はいったん終了とさせていただいています。

             

            黒にんにくは一般によく見かけるようになっていますが、値段も高く、どうしてこんなに? と思うことしばしばです。おそらくは業者さん(農家というよりは、建設関係の企業から参入する例が多い)が大規模な黒にんにく生産に進出し、人件費もそれなりに投入されているでしょうし、高額な製造装置を導入していることとか、長時間の発酵へのこだわりがあるようで、そのために電気代がかさんでいる、といったことによるのではと私は見ております。

             

            当園の黒にんにくは、体調のすぐれない方からご注文いただくこともあります。食べていると体調が良くなった感じがするといったご感想をいただいて、大変嬉しく思うとともに、時々いただくような贅沢な高級おやつではなく、「日々の健康のための常食用」として取り入れていただきたく思っています。アメリカのがん研究機関により、「がん予防に役立つ食品群ピラミッド」のランキングにおいて、にんにくはその頂点に位置する、との報告がなされています。さらに加えてこの青果としては含まれていない有用成分が黒にんにくに中で存在しているわけで、このことに当園ではこだわりを見出して、できるだけ安価にお届けできる手法で作りつづけたいと思っています。農薬化学肥料不使用であることも、安心安全はもちろん、にんにく細胞に何らかのプラス効果を授けてくれることと信じております。年明け早々に、当園の製造器具である業務用ジャーが故障してしまい、新品に買い換えたという出費はありましたものの、13〜14日の保温発酵でおいしい(と思える)黒にんにくができています。多少の電気代と手間賃は青果価格に加えないわけにはいかないですが、どうかこの常食用としてのリーズナブルな黒にんにくをPRしながら、力を注いでいきたいと思います。

             

             

            スライス作り

             

            また、もう一点、にんにく貯蔵の限界時期という問題もあります。当園はにんにくを-1度氷温貯蔵しておりますが、休眠の浅いホワイト六片では正月明けのいまの時期、休眠の深い八木や八幡平でも3月いっぱいが、およそにんにくの貯蔵限界になります。これを過ぎれば氷温貯蔵にしていても否応なく発根発芽が進み、その分にんにくの実質部がスカスカになってきてしまいます。このため、これらの賞味期限内のうちに、乾燥スライスにんにくと、この黒にんにくにチェンジしてしまいたいのです。実に去年のいま頃に作ったスライスを現在でも全く遜色なく食べておりますし(一応賞味期限表示は6か月にしてはいますが1年大丈夫みたいです)、また黒にんにくになることで長期保存が可能な食品に変身します。品質を落としてしまう前に加工を完了し、良い状態で次のにんにくの収穫期まで、日々食べつづけていただけたらと思い、作業を続けております。

             

            もっとも、ご自宅で黒にんにくにしますという方には、ご希望に応じ青果をお送りできますので、少量ですが、またそのうちカケラに分けたものとかにもなりますが、よろしければご活用くださればと存じます。

             

            今回、「現代農業」寄稿用にと、いつも黒にんにくを買ってくださっている女優でモデルさんの服部真湖さんに、普段使いで食べていただいている食べ方例を写真で送っていただきました。撮影のために料理を作っていただいて、本当に感謝いたします。服部さんは以前に家庭料理の本も出版していらっしゃる方で(私もアマゾンで買いました)、当園の黒にんにくをすばらしいメニューに変身していただきました。雑誌ではスペースの関係で1枚しか掲載できませんでしたが、ご本人様の了解の上、こちらのブログで全品紹介させていただきました。以下は文章も服部さんのご説明になります。

             

             

            ハムサンド

             

            ブランチにいかが?  イングリッシュマフフインのポテトサラダハムサンド。

             

             

             

            柿

             

            ワインやデザートに、季節の熟したフルーツ(今回は柿)にクリームチーズとはちみつディプ添え。

             

             

            水餃子

             

            玄米(当園の)入り香草とえのきの水餃子(エスニック風)
            もちろん具たくさんスープで色んな野菜と寒い季節にピッタリ。水餃子ならお好みでゴマダレ、ポン酢、食べるラー油、などなどつけながら工夫してます。揚げてあんかけにしてもおもてなしの際は喜ばれてます。

             

             

            ポテトサラダ

             

            ディジョンマスタードとゴマたっぷりのポテトサラダ   
            マヨネーズ少なめでサラダにのせてお好みのドレッシングと一緒に。そのままでもお好きなパンと一緒にどうぞ。

             

             

            トースト

             

            クリームチーズとはちみつディプのトーストのせ
            熱いトーストにのせて。まるでラムレーズンみたいと好評です。おやつにお酒のおともに。ナッツも刻んで混ぜても更に美味しいです。

             

             

             

            このように、黒にんにくを飽きずに日々食べていただいて、嬉しい限りです。どうか参考に取り入れていただけたら幸いです。

             

            黒にんにくのための皮むき・根切り作業も上記のごとく早いうちに全部終わらせなければなりませんが、現在たらの芽のふかし作業も時期が来ているため、こちらも手を休めることなく、どんどんと駒木を水槽に埋め尽くしていかなくてはなりません。

             

            また、現在、「次世代に残したい岩手の食材30選」(続編)という書籍の編集作業にもかかわっていて、当地の「西わらび」、そして「八幡平にんにく」の2本を作成し、また30項目全体の集まってきた原稿のチェック作業なども行っています。この「八幡平にんにく」の項目にも服部さんのレシピを写真1枚(2点)紹介させていただきます。4月頃に刊行の予定で進めていますが、定価を付けて販売できる環境になく、当面は「岩手食文化研究会」の会員の報告書の扱いで会員と関係機関(図書館や学校とか)への寄贈という形になっております。この続編の前編に当たる数年前に出た1冊は農文協からの刊行になり、アマゾンでも掲載されているのですが、残念ながら今回の続編はそうはいきませんでした。後に要望があったり、また版元を得る機会があれば、公に世に問うていけたらと願っています。原稿を求められて書くことは時々ありますが、編集作業としては久しぶりで、懐かしい気持ちを持ちながらの作業になっておりました。

            posted by: 渡辺哲哉(園主) | 農業について | 09:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            新年の冬休み東京旅行をしてきました
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              スネークセンター1

               

              去年の秋頃から計画していた冬休み東京ドライブへと行ってまいりました。メインの目的はディズニーシーですが、今回、車でということで、初日に群馬県太田市にある「ジャパン・スネーク・センター」を訪ねることにしました。ここはおそらく日本で唯一であろう、ヘビに特化した動物園(ヘビ園)です。

               

              夏にヤマカガシを目撃し、もし噛まれたら、と検索していたら、このヘビ園のサイトに行き着きました。血清は通常大きな病院にも置いてなくて、いざというときはここから取り寄せることになるそうです。小5の息子は爬虫類系が好きでもあり、見学の予定に入れていたのでした。

               

               

              スネークセンター2

               

              白い蛇がいるというのも特徴で、餌を食べるところ(小さな冷凍のネズミ)も見学しました。

               

               

              スネークセンター3

               

              ガラガラヘビもいます。

               

               

              スネークセンター4

               

              ここはレジャー施設ではなくて、研究機関でもあります。ヘビについての講義やデモンストレーションもあって、楽しくヘビについて学ぶことができる施設です。

               

               

              スネークセンター5

               

              ニシキヘビに触らせてくれました。日本の本州の毒ヘビはマムシとヤマカガシの2種だけだそうで、ヘビの見分け方について、色や模様というのはあてにならず、大きさ太さがポイントだそうです。ちなみに、ヤマカガシは首の背にも毒の袋が皮下に隠されており、叩いて殺すとかしようとして毒が飛び散って目に入るのが危険だそうです。ペットの犬が首に噛み付いて、死亡するというケースもあるそうです。

               

              ちなみに、わが家にも暮れに子犬が来ることになり、早速この大雪の中散歩を楽しんだりしておりますが、夏場のマムシやヤマカガシには要注意ですね。

               

              ヤマカガシに噛まれると、もし毒が血管にまで入ってきた場合、全身の皮膚から血が吹き出す(滲み出る)という恐ろしい症状になるという話でした。

               

              以上、1月8日の旅行記でした。

               

               

               

              ズーラシア1

               

              翌日は横浜の動物園「ズーラシア」に出かけてきました。ここはオカピが目玉だそうです。広い敷地内は緑も多く、実に様々の植物が植えられていて、ゆっくりと自然の感じを味わえる動物園になっておりました。

               

               

               

              ズーラシア2

               

              有料でしたが、ラクダにも乗れました(500円)。

               

              あんまりクタクタになるまで遊び続けても翌日への影響が出てしまうため、3時過ぎには帰路につき、ゆっくりと休んでディズニーシーに備えました。

               

               

               

              ディズニーシー1

               

              1月10日。3年前のこの同じ日にディズニーランドへ出かけました。早朝のまだ除雪車が来る前の雪道を突破して北上駅へ向かい、新幹線で直行したのでしたが、今回は都内からの移動です。慣れない首都高速はちょっと不安でしたが、何とかジャンクションを間違えることなく、また「日本一」と言われた渋滞にも遭うことなく、公式サイトのガイドに従って浦安で降りてぐるっと回って左折でシーの駐車場へと、実にスムーズに至ることができました。

               

              写真もいろいろ撮りましたが、結局は心に焼き付いた印象が大事なんでしょう。ランドに行った時にも書いたのですが、子どもの頃に見たこの夢のような光景は大人になってもずっと奥底に残っていて、辛い時などがあっても、この思い出を糧に頑張っていけるのではないか。そういう思いがコンセプトと言っていいかどうかわかりませんが、込められているのではないでしょうか。。

               

              蒸気船のそばでやっていたショーにちょうど出くわして、楽しんだ1ショットです。

               

               

              ディズニーシー2

               

              やはり、一番のボス的存在が、このタワー・オブ・テラーでしょうか。先の楽しいショーの繰り広げられるすぐ近くの建物で、恐怖の叫び声が上がっています。ここを乗り越えないと、次へ進めない。ファストパスの時間が近づき、タワーの全貌が見えて来ると、子どもたちの表情も緊張感が満ちています。もう後には引けない。魂が引き抜かれないよう、祈るのみです。

               

              結果は、結構楽しかったです。それほど気持ち悪くもならず、まずは大きな課題を無事終えた気分です。

               

               

              ディズニーシー3

               

              わが家では小さい頃からよく見ていた「ファンタジア」の「魔法使いの弟子」をモチーフにした夜の一大パノラマのショーです。これはすごい大迫力でした。ミッキーが眠りながら魔法を使って遊ぶシーンですが、さまざまに展開し、3曹の船とモンスターも出現し、花火と火炎放射が織り混ざった見事なショーでした。

               

              ディズニーシーはランドの方よりも若干狭いのでしょうか、各区域の位置関係もわかりやすく、また人もランドより少なかったでしょう。想定した以上の15のアトラクションとショーを楽しむことができ、しかも夜10時までのため、開園の9時からみっちりと長く滞在することができて、大変満足しています。朝岩手を発てば、どうしても10時以降の入園になりますしね。

               

              農閑期であり、関東の子ども達が3学期の始まっている、岩手の子はまだ冬休みというこの時期で正解だったでしょう。翌日11日の帰宅後は大雪が待っていましたが、それは逆に関東では晴れの日が多いことを表していますので、夏場よりも天候面でも良かったのではないでしょうか。

               

               

              レインボーブリッジ

               

              念願だった「レインボーブリッジ」を走行して戻りました。子どもたちはクタクタですが、ディズニーから舞浜駅、また東京駅での長い乗り換えなどなどをすることなく、車であっという間に戻ってこれるので、そこがマイカーの便利な点でしょうか。岩手までの翌日の道のりは長いものではありましたが。。

               

              3年に一度の東京旅行ですが、今回は中学に上がった長女は参加できませんでした。3が日が終わったらすぐに合唱コンクールの練習で登校が続きます。家族でディズニーランドというのも、小学校のうちだけでしょう。中学校の修学旅行でも来ますし、今回で最後でしょうか。。

               

              最終日は都内の本郷の付近で、ちょうど昼食に車を停められる場所が全然なくて、東京大学に入って、東大病院の駐車場に停め、安田講堂地下の大食堂で少し遅いお昼を食べました。出版社にいた時に、東大病院には仕事でよく来ておりましたし、構内の様子はわかっておりますので。最初お台場の観覧車に乗ろうと高速に乗ったものの、道を間違えてしまって、お台場は断念しました。次回のテーマにとっておきましょうか。

               

              地下食堂でランチを食べて地上に上がり、安田講堂を見せてやりました。70年安保の機動隊とのせめぎあいの話もしてやりました(先日テレビでやっていて息子はすぐに理解できましたが)。記憶にとどめてくれればと思います。いつかここに学生として来てくれよと会話して、それから東京を後にして長い帰路につき、夜10時に自宅へと到着しました。水沢の辺りから雪道となり、戻って来て最後の町道は雪がフロントガラスに舞い上がって来て、ライトも暗く、超スローの運転でなんとか。。

               

              2日ほど盛岡へ通勤し、週末の今日は、切断して外で寒気に当てていたたらの芽の駒木を水に漬ける作業を行って、いよいよたらの芽栽培がスタートしました。明日は水槽に並べます。

               

              黒にんにくは、新年早々にジャーが故障して加温ができなくなってしまい、東京旅行前にアマゾンで同じジャーを注文し、新しいジャーに古い釜ごと差し替えて再スタートしました。日付が曖昧になっているので、よく見ながら完成に持っていきたいところです。が、この大雪で一気に人の背丈の雪山が奥の作業舎の間に出来上がっていて、ジャーを置いている作業舎への往来が非常に困難になっています。もう少し雪が落ち着いて締まってくれれば歩きやすくなるのですが。。

               

              なお、黒にんにくについては、当園の黒にんにくを買ってくださっている女優の服部真湖さんから、黒にんにくのレシピ写真をいただいており、これは「現代農業」誌のいま発売されている2月号に頼まれてにんにくについて寄稿をしたのですが、その際に服部さんにお願いして料理の写真を送っていただいたというものです。この写真を次回はご紹介いたしますが、もし「現代農業」2月号をお手に取ることができる方は、よかったらめくって見ていただけたら幸いです。

               

              新年初めての投稿になりました。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

               

              これからしばらくは、冬の平日の勤務の傍らに、たらの芽と黒にんにくの生産・出荷を行います。あとお米はもちろん十分にございます。雪かきもありますし、休日も平日の帰宅後も、結構忙しくなります。

               

               

              posted by: 渡辺哲哉(園主) | 季節の話題 | 13:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              冬になりました
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                たらの木搬送1

                 

                12月になり、ここ数年の冬の勤務である土壌分析の仕事に出勤しております(盛岡市内丸)。11月は天気の悪い日が多く(12月もですが。。)、水を吸って重くなった「りんどう残渣」の片づけにも難儀しました。そして最後にたらの木の伐採と作業場内への運搬を終えて、まずはシーズンの作業を閉じることができました。

                 

                最初は草刈り機でも刈り払えるくらいだった木ですが、去年からはチェーンソーでないと無理になり、重さをこらえながら、正味2日の作業となりました。

                 

                 

                たらの木搬送2

                 

                雪も降って、最後はこんな感じです。地際に散らかったりんどう刈り払い後の片づけと異なり、雪が降ってからでも可能な作業となるため、最後の仕事となったものです。細く残っているものは後ほど草刈り機で刈り倒しました(搬送はせず)。

                 

                たらの芽栽培は1月半ばからのスタートとなりますが、これまで厳冬期の加温不足で最初の1作目がどうしても遅れてしまっていました。昨年の後半から電力を上下水槽に1つずつ2系統に増設したため、今期の1作目は早く芽吹いてくることと思います。低温状態で時間ばかりかけていると、カビの原因にもなるし、芽吹きの揃いもまちまちとなります。穂木は潤沢にあり、しかも小本数の株仕立てで太いもののみを採取しております。出荷開始時期を早めることで全体の出荷量を増やしたいし、同時に販路も拡大したいと思っております。

                 

                個人の方にはお米等のご注文の際に併せて少量のたらの芽をご活用いただけたら大変嬉しく思いますし、販売店あるいは料理店の方からもご利用をいただけたら幸いに思っております。遠方への発送でも、たらの芽は梱包容量・重量ともに小さいために安価に発送することができます。関東方面でも、収穫日に発送して、翌日の午前中に届けることが可能です(ヤマト便)。

                 

                当園の冬はにんにくの出荷とたらの芽の生産出荷の2つの柱(+米の出荷もありますが)で励んでまいりますので、どうぞ、農薬不使用・豚糞堆肥のみの施肥で育てたたらの木を採取し、塩素すら入らない井戸水でふかし栽培したたらの芽をご活用いただけたら幸いに思っております。

                 

                 

                ハセほぐし

                 

                また、懸案のハセの解体と作業場2階への搬入作業も大急ぎで進めておりました。空中戦ということで、少々の積雪は支障なしということで後回しになっており、結局脱穀後1か月経っての片づけとなってしまいました。約1日がかりの作業です。片づいてやれやれです。

                 

                 

                ハセ柱搬送

                 

                そして12月に入り週末だけの仕事になってしまいましたが、最初の週末は天気も良く、前日金曜日の雨でちょうど雪も消えてくれていたので、古くなったハセ柱を抜き、森林組合で届けてもらっていた新しい栗の木の柱(4m)を立てるという、これも難儀な作業を1日かけて行いました。積雪で諦めかけていた作業を年内に無事行うことができ、本当によかったです。

                 

                結構重いので子どもたちにも手伝ってもらい、5本抜いて5本立てる作業を何とか完了できました。これでまた数年は大丈夫でしょう。

                 

                 

                高村山荘

                 

                11月23日ですが、昭和20年から数年間高村光太郎が疎開し過ごした山荘へ出かけてきました。この日は「智恵子の紙絵展」の最終日で、仕事は残っているものの、とにかく行こうといろんな用足しとともに花巻へ向かいました。展示は資料館の方でしたが、こちらの山荘も見学してきました。

                 

                光太郎はここで耕す暮らしをしながら、詩の創作を行っており、作品には野良の暮らしの高い精神性を追究し表現しようとした気迫がにじみ出ています。賢治もそうですが、農の持つ深い意味を言葉で表そうとする先人に、敬意を覚えます。

                 

                初めて訪れた高村山荘でしたが、岩手のこのような先人がいてくれたことには嬉しくなります。

                 

                当面、注文分にんにくの皮むき作業と、黒にんにく仕込み作業、そしてにんにくおよび生姜の乾燥スライスの作成が主な作業になります。たらの芽水槽の資材のチェックと設置作業も進めておき、1月からの仕込みに備えたいと思います。

                 

                 

                posted by: 渡辺哲哉(園主) | 野良仕事 | 08:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                農業担い手サミット(岐阜)に参加しました
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                  高山懇親会

                   

                  積雪期直前で、りんどうを中心に秋の片づけに追われるさなかの11月9〜12日の4日間、農業担い手サミットへの参加ということで3泊4日の大きな旅行に出かけてまいりました。いわゆる認定農業者を主体に行われる全国集会で、数千人が会する大規模のイベントでした。

                   

                  全大会の主会場は岐阜市内の大きな体育館で、ステージイベントをメインとする2時間の催しが行われ、撮影はできませんが、農村の四季を歌った詩の朗読(紺野美沙子さん)に合わせた、歌と踊りと映像によるステージは大変素晴らしく、見ごたえのあるものでした。

                   

                  この全大会イベントは皇太子ご夫妻もご参加ということで、警備も厳しく、今回の参加受付についても2か月も前から確定し、以後の参加者交替は一切認めないというものでした。特に希望しての参加ではないのですが、他に参加者が少なく、やむを得ずといえばやむを得ずの参加だったのですが、しかし後の分科会も含めイベントとしては用意も周到で、大変手応えのある数日を過ごすことができました(主催者の準備にかかるご苦労は大変だったと思います)。

                   

                  岩手からの参加ということもあり、前と後ろに1日ずつ日程が増え、負担も大きかったですが、サミットとしては、10日の全大会の後、その日のうちの分科会会場へと移動し、夜の分科会会場での懇親会(写真)、そして翌11日の午前の分科会と昼食会、そして現地での散策(観光)で終了、というものでした。

                   

                  写真ステージにはちょうど岐阜の関連ゆるキャラが登場しているところで、私が参加した初日夜の高山市での分科会のセレモニー部分です。足りなくなった名刺を取りに部屋へ戻る途中に撮った1枚です。市長の挨拶とかの後だったでしょうか。岐阜の特産品紹介といった場面ですね。

                   

                   

                  飛騨牛コーナー

                   

                  さて、時間的には先立ってになりますが、初日の岐阜市内のメイン会場では、午後からの全大会の前に、岐阜の農畜産物をふるまう試食コーナーが午前中行われ、賑わっていました。写真は飛騨牛のステーキのコーナーで、行列をなして焼き上がりを待っています(すべて無料です)。その他には岐阜といえば長良川の鮎ということで、鮎の味噌仕立ての汁も流行っておりました。

                   

                   

                  黒にんにくコーナー

                   

                  黒にんにくのコーナーもありました。乾燥スライスにんにくも見えます。六次化推進の波で、写真の例もですが建設業界がこうした部門に参入し、補助金も動いているのでしょう、大規模の設備投資で時代の波に乗ろうといった雰囲気が伝わってきます。専用の大型製造機で何十日もかけて熟成しているそうです。同じ品目でも、われわれ小規模農家は別発想で住み分けをしていかなくては、ということを学ばされますね。

                   

                   

                  ほうれん草収穫機

                   

                  さて2日目午前の分科会ですが、認定農業者のサミットということで、見学先の農家さんはいずれも規模が大きくて、すぐに参考になるというものでもないのですが、知見を広めるに無駄はありませんしね。ほうれん草農家を訪れましたが、バインダーのような収穫機で、見事にほうれん草を切り集めており、圧巻でした。少し地面に入り込んで、ベストの箇所を切り取るのですね。値段にもびっくりでしたが、手で収穫して行く手間と比べると、何百倍? ですね。ほうれん草は大規模化が行き詰まってきているそうで、この装置の導入がなくてはほうれん草専業も厳しい状況にあるとのことでした。

                   

                  当園でもほうれん草はやったことがありますが、夏場は収穫後のしおれもあって、午前中の限られた時間内に収穫を終えなければなりません。いまの時期よりもむしろ夏場には強大な威力を発揮する助っ人に思いました。

                   

                  ちなみに、冬場は高山市も結構な積雪とのことで、ハウスのビニールは外され、作業としては菌床椎茸に切り替わるそうです。

                   

                   

                  普及員

                   

                  移動はほとんどバスでしたが、地元の普及員さんがいろいろと解説してくれました。すべての方がというわけではないでしょうが、この普及員さんはとても熱意を感じられる方でして、われわれ農家としての関心事のツボにはまった解説・紹介を淀みなく語っていただきました。こういう力ある専門家のバックアップがあって産地も維持され、農家も安心して生産できるわけで、当園ではりんどうがその部門になるのですが、逆に言えば個人販売している部門というのは全くといっていいほど自分で悩みながら試行錯誤していくしかないということでもあり、道なき道でもあるわけでしょう。。

                   

                   

                  高山朝市

                   

                  3農家+農協出荷場の見学で分科会のスケジュールを終え、昼食会場に向かう途中です。終了時間直前の高山市の朝市を見て、少し買い物もしてきました。赤カブの漬物が特産とのことでした。

                   

                   

                  古い町並み

                   

                  昼食後、帰路へのバスが出発するまでの約1時間、高山市内にある古い街並みと呼ばれる通りを散策しました。外国人がとても多かったというのが第一印象です。高山は観光都市ですし、お隣長野県の信州大学で4年間松本市に暮らした者としては、この北アルプスを挟んだ隣の高山市というのは、松本と雰囲気が似た街としてずっと気にかかる存在というか、行って見たい場所でした。それもあって今回の担い手サミットに参加したのでした。

                   

                   

                  飛騨牛にぎり

                   

                  飛騨牛のにぎりという店に行列ができていました。値段もそこそこしましたので、私は飛騨牛コロッケ(200円)にしました。

                   

                   

                  ひつまぶし

                   

                  さて、その高山市での見学を終え、名古屋市まで戻って、そこで最終日を過ごし、居酒屋で手羽先や串カツを食べました。翌日は午前中、自由時間ということで美術館などを散策し、昼に岩手の研修団としてひつまぶしを食べて、新幹線で東京へ、そして盛岡へ戻り、夜8時半に沢内へと帰ってきました。

                   

                  出発した11月9日は西和賀は大雪となり、50センチを超える雪がまだ刈り取りを済ませていないりんどうに覆いかぶさって、雪で押され、無残な姿となっていました。ちょうど旅行中は雪で作業ができなかったので、旅にはちょうど良かったのかもしれません。戻った翌日13日には雪も解けてりんどうの片づけを再開でき、べたっと押されて草刈機で刈れない茎を手で一本一本地際で折り取りながら、片づけ作業を進めました。

                   

                  今年は廃園するりんどう圃場がなかった(マルチ剥ぎが大変な作業です)ことも旅行参加の理由でありましたが、2年生3年生の生きのいい圃場が多く、りんどう残茎の片づけには非常に時間を要し、昨日26日の午後3時に完了しました。

                   

                  そして、その後、ようやく放置していた稲のハセの横棒(ホケ)の収納に着手でき、ちょっと進めたところで暗くなって終了。本日雨ですが、ハセの片づけをこれから頑張ります。

                   

                  残る作業はこのハセの片づけと、たらの木の伐採と作業場への搬入、そして片づいたりんどうの畝間に堆肥を配ることです。12月1日から盛岡での土壌分析の勤務がスタートするので、もう何日もありません。。堆肥作業は来年とし、たらの木を優先し、運び終えた軽トラックは早めに洗浄し、ガソリン満タンにして、運搬車(キャリア)を荷台に載せて、作業場に収納して春まで格納する段取りにすべきでしょうか。。。

                   

                   

                   

                   

                  posted by: 渡辺哲哉(園主) | 農業について | 08:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  稲の外作業が終わりました
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                    稲扱き後

                     

                    稲刈りの頃は不純だった天候も、ハセ掛け中は比較的好天に恵まれ、秋の高気圧や大陸からの乾いた強風の助けもあって、稲の乾きは近年の中でも最上の出来になっているようでした。

                     

                    写っているように稲扱き後のハセを片付けなければいけませんが、まだしばらく手付かずで残りそうです。不意の積雪があっても可能な空中の作業は後回しにできます。りんどうの刈り取り・片づけなど、地際戦から終わらせなくてはいけませんね。

                     

                    毎年10月20日頃がいちばんの紅葉の時期になります。たらの木も紅葉が進み、まもなく一気に落葉し、穂木の刈り取りの作業が近づきます。

                     

                     

                     

                    ハセ組み

                     

                    諸々の作業の合間に、慌ただしく稲刈りの準備をします。稲刈りに先立ってのハセを組む作業はいつも大変で、子どもたちも年中行事として一緒にやってくれています。ハセ組みにまる1日、片づけに半日という感じでしょうか。

                     

                     

                    賢平バインダー

                     

                    今年の稲刈りでは小5の息子がバインダー作業に挑戦してみました。まずは小麦用の1条で練習し、次いで2条でもやってみました。真ん中辺りだけですが。。

                     

                     

                    ハセ掛け

                     

                    当園では立っている柱は全て使用し、多めにハセを組んで、1段に1束ずつ余裕を持ってかけていくやり方にしています。下の2段などは稲を2束(2段)ずつ掛ける方式が主流ですが、柱も古いし重くなると風で倒れやすいだろうし、そして何より乾きやすいだろうという理由で1段に1束にしています。

                     

                     

                    稲刈り2016

                     

                    9月に蒔いた小麦も発芽しています。こちらひとめぼれは10月10日に刈り終えました。

                     

                     

                    にんにく植え

                     

                    稲刈りに続いては、にんにく植えです。ホワイト六片は何としても早植えが必要で、稲刈りと並行して10月第1週までの終了を目指し行っていましたが、こちら写真の八木と八幡体系は、春まで芽が出ない品種ということもあり、後回しとなって、ホワイト植え付け後、10月25日までかかって植え終えました。子どもたちが写っていますが、そういう時しか写真も撮りませんで、いつも手伝ってくれているわけではありません。

                     

                     

                    ブルーベリー紅葉

                     

                    ブルーベリーも紅葉が進んでいます。去年今年と「アーリーブルー」を定植しました。7月中の時期に集中的に多く採れるよう、しっかり管理していきたいものです。

                     

                    稲扱きとにんにく植えが終わり、切り花りんどうも今朝の出荷を最後に終了となりました。11月に入ると上旬には地区の旅行と、認定農業者の研修旅行(サミット)で岐阜に出かけ4日も家を空けなければなりません。幸い今年は廃園にするりんどう圃場がないので、マルチを剥がしたり支柱を抜いたりの作業は免れます。次年度も採花する畑の片づけがもっぱらの作業です。それが終わるまでは雪が積もらないでほしいです。

                     

                    今日の夕方暗くなってきた頃に、籾摺りを行う予定です。一番最初に脱穀した17%水分米から出荷を始めます。これはやや高い水分ではありますが、これからの寒くなってくる時期においては全く貯蔵上の問題はなく、そのみずみずしい新米らしさに好評を得ていて、続けています。通常の農家は一度の出荷で一年分全てのお米を農協に出すことから、一律15%以下にするという規定で乾燥機で乾燥させていますが、これは来年の梅雨時期から盛夏にかけての品質保持のためと言えます。すぐ食べる分には高水分の方が美味しいし、夏用に出荷する分は当園ではハウスの中で雨に当てずにハセ掛け乾燥させており、今年は条件も良くてその分は15%を切っております。

                     

                    外のハセ掛けの第1次(17%)、第2次(16%)、ハウスでの第3次(15%)の3段階の脱穀を行なっていて、全体の3/5くらいを16%が占め、秋のいまの時期のみ17%を、そして6〜8月の時期に15%を出荷するという計画にしています。

                     

                    本年のお米も宜しくお願いいたします。

                     

                     

                     

                    posted by: 渡辺哲哉(園主) | 野良仕事 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    雪国のシューズボックス
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                      シューズボックス1

                       

                      当園のホームページでも一部作品を掲載している、子どもたちの片袖机を作っていただいた町内の木工作家竹澤直樹さんに、下駄箱を作ってもらいました。家を建てたときに大工さんに市販のものを取り付けてもらっていましたが、重量感がなく、ずっといい物が欲しいと思っておりました。最近引き戸の具合もよろしくなくて、思い切って制作をお願いし、お盆休みに搬入していただきました。

                       

                      世界に3台しかない17年前の設計の下駄箱で、ブナの無垢材になります。下駄箱の天板というのは、一時的な物置き場として、ハンコを着いたりする場として、何かと存在感のある場所と思っていました。そこをしっかりした板で作ってもらいました。特徴ある棚の戸や、左側面の作りも気に入っています。前もって寸法を測ってもらい、ブナ材で作ってもらえて、嬉しく思っています。

                       

                       

                      シューズボックス2

                       

                      一段ずつ、戸が上に折れ曲がって開閉できるタイプの設計で、90度曲がるためのビスが内蔵されているのですが、これも木で作られています。万一このビスが壊れた際の修理のために、接着剤を使用しない組み立てになっております。もちろん、片袖机のときと同じく釘は不使用です。ちなみに、片袖机についての記載はブログのこの2か所で紹介しています(▶上の子2人2台▶下の子の机)。

                       

                       

                      シューズボックス3

                       

                      一番下はこのように長靴などを地べたに置いて、戸だけが付いているという形です。日々長靴をその都度下駄箱に締まったりしませんし、冬などこの戸は開けっ放しにしておきます。置くのは直接のコンクリだし、靴底の雪や水分が下駄箱を汚すこともありません。この辺りが雪国らしさを感じさせる気がします。

                       

                      狭い玄関スペースですが、充実感を覚えております。

                       

                       

                       

                      彼岸りんどう

                       

                      さて、本業の方ですが、彼岸りんどうから極晩りんどうへと移行しています。今年はお盆も彼岸も大幅な前進出荷で、肝心の最需要期に物流が少ない、という大変なシーズンです。夏秋とも出荷量のピークが需要期でないときに来てしまうので、価格が暴落し、ほとんど手取りがない状態になるわけで、りんどう農家としては落胆しかありません。これだけ汗して働いているのに。。

                       

                      ただ彼岸需要期については、当園では、彼岸に続く次の品種が前倒しにより彼岸需要期に当たってくれたため、需要期にも出すものはたっぷりあったのですが、その前の暴落期に大量に出した低価格を取り戻すには至りません。

                       

                      いずれ20日の出荷で彼岸需要期も終わり、現在また値段は下降しています。

                       

                      写真は「いわて夢みのり」といって、通常9月25日頃にピークが来る品種で、彼岸需要期後の出荷ですから、去年など本当に安くてやる気を削ぐ品種でもありました。が、今年は需要期にかぶってくれて、ああ植えておいてよかったな、という感じでもあります。通常、西和賀は大家族農家が多くあり、昨今は集落営農などで、1軒あたりの規模が大型化する傾向です。こういうスタイルの人たちは、人海戦術ですからお盆と彼岸の値段のいいときだけを狙った品種を大量に作付けする傾向となります。加えて彼岸期以降は稲刈りとぶつからないよう、10月以降出荷のものに絞るようです。反面、当園のように1人農業をやっているような零細農家では、モノ日だけに大量には出せないので、細く長く、いつも途切れなくというスタイルの植え方をしています。稲刈りやにんにく定植とかぶりますが、規模が小さいので小回りが利きます。今日も安くなり始めたりんどう採りを犠牲にして、小麦を蒔いています。

                       

                      値段が良いときもあれば悪いときもある。そのこと自体は不変なので、年間を通じてコツコツ地道に出荷していれば、どんな年でもりんどうは安定した収入が確保できる品目でもあります(今年は極端でちょっと異例ですが)。お盆と彼岸だけに特化して儲けようとすると、今年のようなことになってしまい、安いときだけしか出せなかった、ということが起こります。大きな人件費を抱える大型農家ではそれは経営をぐらつかせる要因になり、リスクです。いずれ今年のりんどう平均単価はすごく低くなるであろうことは間違いありませんね。

                       

                       

                       

                      小麦蒔き溝

                       

                      りんどうの出荷は続きますが、小麦播種・にんにく植え付け・稲刈りという最大の繁忙期に入っております。その準備がまず大変です。小麦畑はトラクターの尾輪で蒔き溝を作り、そこに手で蒔いていきます。トラクターで耕起するにも耕耘幅をダブらせながら溝を作っていくため、通常の耕起の2.5倍くらいの時間を要します。が、鍬などで溝を掘っていたら、もっと膨大な時間がかかりますし、トラクターは乗車しているだけなので、楽でもあります。中ほどに畝の広い部分が見えていますが、これは最後に耕耘した場所で、最後は狭く尾輪をつけることはできないので(これがロータリーの幅)、長靴等で踏んで跡をつけ、その溝に蒔いています。

                       

                      その他、にんにくについては、7月の収穫後に米ぬかを投入して耕起、8月の下旬には堆肥と苦土石灰と豚糞を入れて2回目の耕起、そしてこのほど先週の木曜日ですが、最終耕起し、畝立て機で畝立てしました。現在時間を見てマルチを張っています。

                       

                      稲の方は、稲刈りに先立ち、ハセを昨日から組み始めています。いずれ本作業に着手する前の準備作業に追われていて、逆にストレスになります。あれこれが同時進行で、てんやわんやですね。本作業が開始すれば、少し落ち着いた気持ちになりますが、先立つ段取り作業が肝心です。。それら秋作業はまたお伝えし、今回はまず雪国シューズボックスのご紹介をメインの話題とさせていただきました。

                       

                       

                      posted by: 渡辺哲哉(園主) | 日々の暮らし | 07:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |